フリーアナウンサー・滝川クリステルさんの従弟(いとこ)で、俳優の滝川英治さん(38)が15日13時半ごろ、山梨県笛吹市御坂町藤野木の県道でロードバイク型の自転車を運転中に、縁石にぶつかり転倒し、全身を強く打って重傷を負ったとみられるとことが明らかになりました。
滝川英治さんはこの日、自転車競技・ロードレースを題材とした人気漫画『弱虫ペダル』(略称:弱ペダ)の実写ドラマ『弱虫ペダルSeason2』(BSスカパー!)の撮影を行っていたそうです。
山梨県警笛吹署の発表によると、事故現場は片側1車線の右カーブで、緩やかな下り坂となっており、滝川英治さんは原付バイクを追い越すというシーンを撮影していたところ、カーブを曲がりきれなかったのか、左側の縁石に衝突して転倒。
全身を強く打って重傷の疑いとのことなのですが、幸い命に別状は無いといいます。
『読売新聞』によると、滝川英治さんは2ヶ月間、プロの指導を受けるなどして撮影に臨んでいたといい、スカパー側は今回の事故について「情報収集中。収録を続けるかどうかも含めて分からない」と話しているとのことです。
<↓の画像が、実写ドラマ『弱虫ペダル』で福富寿一役を演じている滝川英治さんの写真>
滝川英治さんは身長186cm、体重79kgという恵まれた体格の持ち主で、2002年~2007年にかけては「大正製薬 リポビタンD」のファイト一発CMで俳優のケイン・コスギさんと共演。
また、『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』、『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』(ともにTBS系)にそれぞれ2度参戦し、2013年12月開催の『最強スポーツ男子頂上決戦 第3回大会』では、総合3位にランクインするなど、高い運動神経を持っている方でした。
俳優としては主に舞台で活躍しており、『ミュージカル テニスの王子様』、「舞台 弱虫ペダル」など数多くの作品に出演しています。
ちなみに、滝川クリステルさんとの関係についてですが、滝川英治さんの父親と滝川クリステルさんの母親がきょうだいという間柄です。
<↓の画像が、いとこ同士の写真>
(画像左は滝川クリステルさんの弟でモデルの滝川ロランさん)
そんな滝川英治さんの事故に対してネット上では、
- 下りはほんと技術がないとヤバいよ。演出の関係上ゆずの歌詞よろしくゆっくりゆっくり下る訳にいかないなら、ちゃんとやれる人にスタント頼むべき
- 自民の谷垣さんはそれで障害負うくらいの怪我したしな。自転車は乗れば車の仲間入り。つか、実写化もう止めたら?
- 谷垣幹事長思い出した。打ち所悪くて半身麻痺とかにならない事を祈る
- ロードバイクはタイヤ細いからちょっとバランス崩すと立て直すの難しいし、スピード出るから転ぶとダメージがデカイ。すぐ回復するといいですね
- レースシーンでも撮影していたのならスピードも出てるし、へたなバイクの事故以上に大変な事になってもおかしくは無い。役者さんの怪我が早く治ることを祈るよ。
などのコメントが寄せられています。
2年前の2015年7月には、お笑いトリオ『安田大サーカス』の団長安田さんがトライアスロンの大会に参加し、自転車を運転中に転倒、頭を強打して一時意識を失い、救急搬送されるという事故が発生しています。
また、自転車愛好家の前自民党幹事長・谷垣禎一さんも昨年7月、サイクリング中に転倒して頸髄損傷入院、現在もリハビリ生活を送っています。
さらに、今年1月には、日本トライアスロン連合のエリート強化選手で、ナショナルチーム合宿に参加していた日本食研実業団トライアスロン部所属の小林大哲さん(24)が、競技用自転車の練習中に緩やかな右カーブの場所で道路左側のガードロープに衝突、崖から転落して死亡するという事故も発生しています。
ロードバイクは時速30キロ以上を出すことが可能なことから事故も発生しやすく、ドラマ制作サイドは今後またこうした事故が発生しないように、事故が発生する可能性のあるシーンでは、プロのスタントマンを起用するなどの対策を講じた方がいいでしょうね。