女優・満島ひかりさん(みつしま・ひかり 33歳)が、21日放送の情報番組『あさイチ』(NHK 平日午前8時15分)にゲスト出演し、今年3月に芸能事務所『ユマニテ』から独立した理由や、11月に週刊誌『女性セブン』に絶縁状態と報じられた女優・安藤サクラさん(本名=柄本さくら 32歳)との関係について言及しました。
満島ひかりさんは2009年に、樋口可南子さん、東出昌大さん、安藤サクラさん、門脇麦さんらも所属する『ユマニテ』に移籍し、女優としてブレークを果たしており、様々なドラマや映画、CMなどに出演し活躍していたのですが、今年3月1日に事務所の退社と独立が発表され、現在も事務所には所属せずフリーで活動しています。
そんな満島ひかりさんが『あさイチ』に登場し、司会の博多華丸・大吉の博多大吉さんが「気になるのはこのタイミングでフリーに…」と話を振ると、満島さんは「思い切ってますよね」と言って苦笑いし、現在は仕事のスケジュール管理、番組への出演交渉など、マネージャーがやるような仕事もほぼ自分1人でやっていることを明かしました。
<↓の画像が、12月21日放送『あさイチ』にゲスト出演した満島ひかりさんの写真>
その上で、11歳のころから芸能事務所に所属し活動している満島ひかりさんは、「11歳から会社勤めで、気がつくと20何年会社に居て…。ずっと10年間ぐらいこういう場所(芸能界)で仕事をしていたので、会社辞める事で何か変わるかは分からないが、自分ともうちょっと向き合う時間が欲しかった」
と、事務所を辞めて独立した理由を説明しています。
また、「あと周りの人に、自分も忙しくなると我慢が重なって、周りに火を飛ばすようになっちゃうじゃないですか。ちょっと語気が荒くなったり。それが自分で気になってしまった。人に何か言うよりも、自分でやって感謝する方がいいなって思った。そしたらマスコミさんにいっぱい書かれました」
と明かしています。
これに対して博多大吉さんから「書かれた記事をみるタイプなんですね」と反応すると、「信じないで下さい~」と言い、「普通に生きてるし、ちゃんとお返事も返してるし、(安藤)サクラちゃんとも仲いいし!(高橋)一生くんの噂もしてないし!」「多分ホームページも何も作ってないから、アイツどうなってんだ~みたいなことになっちゃってるんだろうなと思って…」
と語っていました。
<↓の画像は、『あさイチ』で週刊誌報道を否定した満島ひかりさんの写真>
絶縁状態と報じられた安藤サクラさんとの関係については、番組冒頭の朝ドラ受けでも言及しており、現在放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まんぷく』の中で、安藤さん演じるヒロイン・福子が涙を流すシーンを見て満島ひかりさんはもらい泣きし、「なんか、サクラが泣いてるとなんかねぇ…こう…」と言って抱きしめる仕草を見せました。
そんな満島ひかりさんに対して博多大吉さんが「福ちゃんこと、安藤サクラさんとはお友達ということで」と話を振ると、「凄く特別な関係です。普通の友達とも違くて、本当に自分たちの人生の節目節目でお互いに連絡しあったりとか、昔から戦友なんです、もともとは。ソウルメイトみたいな感じです」
と説明していました。
番組では1枚の写真も紹介され、それは高知のよさこい祭りに、安藤サクラさんの姉で映画監督・安藤桃子さんに会いに行った時の1枚で、安藤サクラさんの両親である俳優・奥田瑛二さん、タレント・エッセイストの安藤和津さんと満島ひかりさんの3ショットとなっており、「(安藤家とは)仲良くさせてもらってます。皆さんにお仕事で同じような感じなので、奥田さんとかにアドバイスしてもらったり、和津さんとかに本当に良くしてもらったりしています」
と明かしていました。
満島ひかりさん本人がこのように安藤サクラさんとの不仲、絶縁疑惑を否定し、ネット上の反応を見てみると、
- 個性的な女優さん同士、わかり合うものがあるのかなと思う。
- 絶縁が事実ならこの出演断るよな。ガセネタだった。
- 嬉しそうに話していたから、これは本当に信頼し合っているんだな、そういう関係もいいなと思った。
- 心ない記事も読んでるんだなあ。でも、サクラさんと仲良いって満島さんの口から聞けて良かった!
- 独立したとたん、悪く書かれることが多くなって、マネージャー無しで1人でいろんなことやられてて、いろいろ大変なんだろうなと思うけど、マスコミの対応が一番大変そうだね。頑張ってほしい。
- 宮藤官九郎の舞台を満島ひかりわがまま降板みたいな記事も出てましたね。年末の江戸川乱歩のドラマに満島ひかりと宮藤官九郎が夫婦役で共演するとあさイチで言っていました。
宮藤官九郎との関係は良好ということですよね。満島ひかりの独立以来ネガティブな記事ばかり出てましたが誰が書かせているんでしょうね。
などのコメントが寄せられています。
満島ひかりさんに関するネガティブな報道が出始めたのは、『ユマニテ』を退社する約4ヶ月前の昨年11月ごろから、特に『女性自身』と『女性セブン』は満島さんが自由奔放でワガママといった話を頻繁に伝えています。
12月にも両誌は満島ひかりさんの近況を伝えると共に、イメージを悪化させるような記事を書いており、18日発売の『女性自身』は「満島ひかり 樹木希林流で仕事再開にテレビ局が困惑ブーイング!」というタイトルで、満島さんの評判が業界内で悪化していることを報じています。
その記事では満島ひかりさんの知人が、「表立った女優の仕事が減った印象があるかもしれませんが、それは『やりたくない仕事は受けない!』というスタンスを貫いているからです。来年には舞台が2本決まっていて、映画も1本撮り終えていると聞きました。仕事のオファーは今もありますし、お金にも困っていません。だから彼女は、“自分の琴線に触れるような仕事”じゃないと電話もメールも返さないんです。」
と語っています。
これによって仕事関係者からはブーイングが上がっているとし、テレビ局関係者によると、仕事のオファーを出しても返事が無いことから引き受けてくれるのか分からない状態で、その間に別の女優にオファーはしづらいことから、仕事が滞ってしまって関係者はかなり困っているといい、今年11月上演の舞台『ロミオとジュリエット』についてもドタキャンしたという話もあり、もしこうしたことが続くとオファーもしづらくなるとしています。
一方の『女性セブン』は、昔から常連という庶民的な焼肉店を訪れた満島ひかりさんが、店員等とテーブルを囲んでお酒を飲みながら食事していたといい、居合わせた客がその時の様子について、「焼酎のようなお酒を湯のみに入れてグイグイと飲んでいましたね。他にお客さんもいたのに、すっぴんでタメ口で大きな声で会話していて、すごいなぁ…と」と証言しています。
さらに、リラックスした状態の満島ひかりさんが、「そういえばさ、高橋一生くんと森川葵ちゃんって付き合ってるんだけど、報道されるずっと前から私、聞いてたんだ!2人はバレないように頑張ってたみたい。15歳の年の差がお互いに恥ずかしかったのかなぁ(笑)」
と、昨年1月期放送のドラマ『カルテット』(TBS系)で共演した高橋一生さんのプライベートに関しても話していたとしています。
安藤サクラさんと絶縁状態にあるなどの話だけでなく、このように満島ひかりさんのイメージを悪化させるようなネガティブな話が数多く報じられているのですが、その証拠となるようなものは出てきていないというのが現状で、満島さん自身もこうした報道に我慢ができず、今回『あさイチ』でわざわざ自身の報道を否定したのだろうと思います。
ネット上の反応を見てみると、やはり週刊誌の報道を信じて批判的なコメントを寄せている方が多くいるのですが、満島ひかりさんは自身も認めているように男勝りの性格で、あまり物怖じせずに自分の意見をハッキリと言うタイプではあるものの、一連のトラブルなどについてはどこまで本当なのかは定かではありません。
そんな満島ひかりさんはフリーに転身し、表舞台から姿を消したとも言われていますが、12月30日放送のドラマ『満島ひかり×江戸川乱歩』(NHK BSプレミアム 23時30分)に出演するほか、『女性自身』の報道によれば、来年には2本の舞台に出演し、すでに映画も1本撮り終わっているとのことで、来年以降にまた女優として活躍する姿を見せてほしいものですね。