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『少女』W主演の本田翼と山本美月の棒演技に酷評相次ぎ、映画ランキングTOP10ランク外の結果…評価する声がある一方で酷評相次ぐ

湊かなえ原作の映画『少女』が大コケ! 本田翼と山本美月の演技力が酷いのが原因? ガラガラ状態で興行収入ランキングは圏外…

モデル・女優の本田翼さん(24)と山本美月さん(25)がW主演の映画『少女』(三島有紀子監督)が8日より公開され、初週末(8・9日)の映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社発表)で、TOP10圏外という残念なスタートとなっていたことが明らかとなりました。

今週の映画ランキングで1位となったのは、土日2日間で51.3万人を動員し、興行収入は7億円を記録した『君の名は。』で、7週連続の1位となっており、累計興行収入は145.6億円を突破して国内の歴代興行収入ランキング10位にランクインし、200億円突破も視野に入ってきています。

次いで2位にランクインしたのは、7日より全国416スクリーンで公開のマット・デイモンさん主演『ジェイソン・ボーン』で、動員数は24万6,617人、興行収入は3億4,523万6,800円。

3位は、8日から全国313スクリーンで公開されているEXILE TRIBEが出演の劇場版第2弾『HiGH&LOW THE RED RAI』で、公開2日間での動員数は22.4万人、興行収入は2億9,800万円、公開3日間では動員数が29万8,639人、興行収入は3億8,785万5,300円。

今年7月に公開され、興行収入が20億円を突破した劇場版第1弾『HiGH&LOW THE MOVIE』と比較すると興収比は62.2%で、累計興行収入は15億円以上が見込めるとされています。

次いで4位にランクインしたのは、公開4週目となる長編アニメ『聲の形』、5位は8日より全国278スクリーンで公開の中井貴一さん主演『グッドモーニングショー』、6位は公開3週目のトム・ハンクスさん主演『ハドソン川の奇跡』、7位は公開2週目の福山雅治さん主演『SCOOP!』、8位は公開4週目の渡辺謙さん主演『祭り』、9位は公開3週目の山田孝之さん主演『闇金ウシジマくん Part3』、10位は公開11週目の『シン・ゴジラ』となっていました。

そして、本田さんと山本さんがW主演の『少女』は、全国231クリーンという規模で公開されたものの、初週の映画ランキングで初登場11位という結果で、「大爆死」だと揶揄されています。

この作品は、今年「山本周五郎賞」を受賞した人気の小説家・湊かなえさん(43)が、2009年に発表した同名ベストセラー小説を原作としています。

<本田翼さんと山本美月さんW主演の映画『少女』>

本田さん演じる女子高生の桜井由紀と山本さん演じる草野敦子の2人は、転入生から親友の自殺についての話を聞き、それ以来「自分も人の死を目の当たりにしたい」と思うようになり、由紀は小児科病棟でボランティアを始め、余命わずかの少年と仲良くなって欲望を満たそうとし、一方の敦子は老人ホームでボランティアを始め、入居者の死を目撃しようとするというストーリー。

W主演の本田さんと山本さん以外には、SMAPの稲垣吾郎さん、アンジャッシュの児嶋一哉さん、真剣佑さん、佐藤玲さん、川上麻衣子さんらが出演しています。

<↓の画像左から、三島有紀子監督、佐藤玲さん、山本美月さん、本田翼さん、真剣佑さん、原作者の湊かなえさん>

湊さん原作の『少女』は、100万部を突破しているベストセラー小説ということもあり、公開前から注目を集めていたのですが、実際に劇場を訪れた人からは「貸切状態」、「ガラガラ」などといった報告が上がっており、内容に対しては絶賛の声が上がっている一方で、「終始暗くて嫌な雰囲気の映画だった」、「ストーリーがわかりにくいし、展開が淡々としてて退屈」などと厳しい評価もあり、賛否両論となっている様子。

また、本田さんの演技に対しては、「演技が不自然すぎる」「わざとらしくて、まったく感情移入できない」「見るに堪えない」などといった酷評の声が多く上がっています。

なお、映画のレビューサイト『Yahoo!映画』や『映画.com』での評価を見てみると、5点満点中約3.2~3.3点(16日時点)。

本田さんは2014年12月公開の『アオハライド』で主演を務め、累計興行収入は19億円というヒットを記録したものの、佐藤浩市さんとW主演を務めた昨年11月公開の『起終点駅 ターミナル』は、映画ランキング初登場12位という結果に終わっています。

また、昨年7月期に放送された福士蒼汰さん主演の月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)でヒロイン役を演じ、初回平均視聴率は9.8%、全9話の期間平均視聴率は10.8%と大コケし、本田さんの演技に対しては「棒演技」などと酷評の声が相次いでいました。

モデルとしては高い人気を誇っているものの、女優としての演技力はまだまだということから以前より厳しい声が相次いでいるのですが、大手芸能事務所『スターダストプロモーション』に所属していることもあって今年も多くの作品に出演。

5日よりスタートした石原さとみさん主演のドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系 水曜22時)をはじめ、12月23日公開予定の映画『土竜の唄 香港狂騒曲』、来年冬公開予定の実写版『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』ではヒロイン役を演じます。

一方の山本さんも、7月期に放送されたHey! Say! JUMPの中島裕翔さん主演『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』(フジテレビ系)でヒロイン役を演じたものの、初回平均視聴率は6.5%、全9話の期間平均視聴率は6.1%と大コケしており、本田さん同様にモデルとしては高い人気があるものの、女優として演技力についてはまだまだといったところで厳しい評価をされています。

主演を務めた2人の演技力に対して評価が低いことも『少女』が大爆死した要因の1つとなっているとみられ、これから興行収入を伸ばすのは非常に厳しいでしょうね…。

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