昨年6月に不倫スキャンダルをスクープされ、現在も芸能活動を自粛中のアンジャッシュ・渡部建さん(わたべ・けん 48歳)の復帰計画を、日本テレビが始動させたとの情報を『東京スポーツ』(東スポ)が伝えており、ネット上では物議を醸しています。
渡部建さんは昨年6月に週刊誌『週刊文春』によって、複数の女性と男女関係になっていたことを報じられ、個人事務所としていたタワーマンションの一室で週2回密会していたほか、六本木ヒルズの地下駐車場にある多目的トイレにも呼び出して即行為に及び、女性を“性のはけ口”にしていたことを明らかにされました。
また、佐々木希さんとの結婚式の翌月にも多目的トイレで行為をしていたといい、不倫相手の女性には「奥さんとは仲が良い。絶賛子作り中だもん。でもそれとこれは別。」などと語り、つまみ食いを繰り返していたそうで、裏の顔が明らかにされたことによって渡部建さんは記事が出る前日までに活動自粛を決定、表舞台から姿を消しました。
それから5ヶ月後の昨年11月には、昨年末放送の『ガキの使い!年越しSP絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)の収録に参加し、仕事復帰したことが一部メディアによってスクープされ大炎上騒動に発展、この件に関して釈明するために12月には謝罪会見を開きましたが、これが見事に失敗して『笑ってはいけない』の出演シーンはカットされ、お蔵入りとなりました。
会見の失敗によって振り出しに戻ってしまったとも言われ、今後しばらくテレビ復帰は出来ないだろうとの見方もありました。
そうした中で東スポは、再び日本テレビ内では渡部建さんの復帰計画が持ち上がり、“渡部復帰プロジェクト”がすでに始動しているとの情報をキャッチしたといいます。
日本テレビとしては、渡部建さんを振り回してしまったことに対して責任を感じ、復帰の機会を作るために“渡部復帰プロジェクト”を始動させたそうで、「本来なら大晦日の『笑ってはいけない』で復帰し、そのまま1月3日に放送された明石家さんまがMCを務めた『行列のできる法律相談所 20年目突入!さんまと豪華芸能人が人生の答え合わせSP』のひな壇に座っている予定でした」
と日本テレビ関係者が明かしています。
しかし、タイミングや順番を誤ったがために全てが水の泡となってしまいましたが、「5月の『行列のできる法律相談所』が1つの目安になるが、厳しいようなら8月の『24時間テレビ』で復帰を模索する選択肢も残されている」
としています。
<↓の画像は、2017年の『24時間テレビ』出演時の渡部建さんの写真>
もし『24時間テレビ』で復帰するとなれば、「チャリティーマラソンのランナーということもあり得る」とのことですが、東スポの報道に対してネット上では、
- 24時間テレビは体の不自由な方とかの支援する番組なのに、多目的トイレと結び付く渡部をなぜ使おうとするのか、日テレの意図が全く分からない。
- 多目的トイレで買春してた奴を『24時間テレビ』で復帰なんて事を日テレが本気で考えているなら、やはりあの番組はチャリティなんかじゃなく、単なる視聴率稼ぎの金儲け番組と日テレ自身も思っているんだと世間にもばれてしまいますよ。
- 何でここまでして、渡部復帰のために周りが動くのか理解出来ない。事の経緯からしても復帰は厳しいだろうし、復帰したとしてもその先は元のようには戻れないと思う。
テレビ局からしたら、渡部復帰で一時でも視聴率が稼げれば良いと思っているだけなのかもしれないけど。 - やっぱり24時間テレビと二段構えだったんだな。去年大騒ぎになった時この構想があるのは予想できてた。
もし本当にこの話題性を利用する気なら24時間テレビが日テレの営利目的で行われてる偽善番組って事を更に露呈する案件だと思う。 - 日テレは渡部に弱みでも握られてるのか?今更、話題性や視聴率取りに行っても、その何十倍もの批判が来ると思うが。
なんとか渡部を復帰させたいという思惑が見えすぎて、逆にマイナスじゃないの?そんな大々的にやると、直前でまたリークが入り、またおかしな展開になるのでは? - あえてやらかした件を棚上げしても、渡部にこうまで無理に復帰させるだけの商品価値があるとは思えない。
芸人としても面白いとは言えないのに何故?つまらない不祥事芸人が時間の経過だけを免罪符になし崩しに芸能活動再開してるが、大御所や制作にグズグズのコネがある連中はいやらしいくらいに凄いね、まったく。 - このリークは前回同様、内部からの潰しリーク?渡部への不信感や嫌悪感はやったことの内容以上に増幅されてしまっているので復帰がテレビからというのはありえない。
YouTubeはうまくいっていないんだろうけど、もともとコンビのお笑いなんだから、アンジャッシュとして劇場からだろ。
本人は嫌かもしれないが個人的にはそこから始めるのが(周りへの印象も含めて)一番いいんじゃないかと思う。
などの声が上がっています。
渡部建さんはスキャンダル前まで『行列のできる法律相談所』にレギュラー出演し、番組の中心スタッフが『笑ってはいけない』の制作にも関与していたことで収録に参加する形になったとされ、渡部さんの出演シーンでは『行列のできる法律相談所』でMCを務める東野幸治さん、フットボールアワー・後藤輝基さんと共演し、バス移動のコーナーに刺客として登場予定だったと『女性セブン』が報じています。
しかし、公の場で謝罪などは一切せずに仕事復帰し、世間から猛バッシングを浴びたことで会見を開き、それもグダグダな内容だったことで復帰が白紙となったほか、『王様のブランチ』(TBS系)の司会降板も後に正式発表され、『笑ってはいけない』の登場シーンもバッサリカットされていました。
スキャンダル後の対応を誤ったことは、渡部建さん本人だけでなく所属事務所『人力舎』の玉川大社長も『週刊女性』の取材に認めており、ここまで騒動を大きくしてしまった日本テレビサイドも責任を感じているとみられ、テレビ復帰の場が日本テレビの番組となる可能性は十分あるかと思います。
ただ、レギュラー出演していた『行列のできる法律相談所』での復帰ならまだしも、『24時間テレビ』での復帰というのはかなり危険で、渡部建さんは障害を抱えている人らが使用する多目的トイレで行為に及んでおり、それによって多くの批判を浴びることになったため、どのような形での出演を想定しているのかは不明ながら、現状では絶対に避けた方がいい番組です。
渡部建さんに対して嫌悪感を抱いている人は現在も多くいる様子で、一連の言動によって深く反省していないのではとの声も少なくないことから、テレビ復帰を焦らずにまずはYouTubeなどで活動を再開し、相方・児嶋一哉さん等に協力してもらいながら、少しずつでもイメージを回復させることに力を注いだ方がいいのかもしれないですね。