不倫問題で芸能活動自粛中のアンジャッシュ・渡部建さんは昨年末に、『ガキの使い!年越しSP絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)でテレビ復帰する予定だったものの、世間からの反発を受けて出演シーンはお蔵入りになったと言われていますが、12日発売の週刊誌『フライデー』が登場シーンの台本を独占入手したとし、その内容を公開しています。
『フライデー』が入手した台本には、『絶対に笑ってはいけない2020 バスネタ【バック・トゥ・ザ・フューチャー】』と題して、ガキ使メンバーたちがバス移動中に披露するネタのセリフが細かく記されています。
このネタの登場人物は渡部建さんのほか、フットボールアワー・後藤輝基さん、東野幸治さんの3人で、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の登場人物に扮した後藤さんと東野さんが、それぞれ過去と未来からやって来たというテイで、渡部さんをイジり倒すという内容となっています。
<↓の画像は、『フライデー』が入手した台本の冒頭>
その台本では、渡部建さんが謝罪の言葉を繰り返し、過去からやって来た設定の後藤さんから、2020年に何があったの?と何度もしつこく聞かれると、「ネット見ろ!黙ってこの時代のネットを見てくれ!」と返したり、カキ氷の一気食いや“鼻クワガタ寿司”といったことに挑戦する形になっていました。
<↓の画像は、『フライデー』が入手した台本の一部>
『フライデー』によれば、3人の登場シーンは昨年11月18日に撮影が行われ、その時の渡部建さんの様子について日本テレビ関係者は、「渡部さんは緊張していましたが、始まってみれば現場は大爆笑。見事に『全員OUT』だったそうです」
と証言しています。
しかし、渡部建さんが『笑ってはいけない』でテレビ復帰するとの情報が事前に漏れてしまい、世間からバッシングの嵐になったことによって、昨年12月3日に謝罪会見を行い、登場シーンもお蔵入りになったとされています。
そんな幻となった登場シーンの台本を『フライデー』は入手したものの、「実際に使用されたモノかどうかはわからない」とのことですが、番組を制作する日本テレビに確認を求めたところ、「ご依頼の件ですが、ご要望にはお応えしかねます」との回答だったとしています。
また、渡部建さんにも直撃取材を行い、この台本に見覚えはあるか聞いたところ、「(台本に目を一瞬落とし)すみません」と答え、久々のリアクション芸の感想は?と聞いても、「すいません、ごめんなさい」と答えるのみだったといいます。
<↓の画像は、『フライデー』に直撃取材された渡部建さんの写真>
そのため、あの渡部建さんが実際に体を張る芸に挑戦したり、自虐ネタを披露したのかは不明ですが、『東京スポーツ』(東スポ)によれば、現時点で渡部さん登場シーンはお蔵入り状態で、今後も公開される予定は無いそうです。
ただ、「可能性があるとすれば、例年なら年末に発売されるDVDの特典として追加収録されること」だとし、芸能プロダクション関係者は、「テレビ番組だとスポンサーの意向が強く、出演に『ノー』と言われたらひっくり返せないが、DVDにその制約はない。そもそも渡部は『笑ってはいけない』に出るため、ミソギとして会見を開いたが、これがグダグダとなってさらなるピンチを招いた。日テレとすれば、お詫びの意味を込めて、渡部の出演シーンをDVDに収録するのではないかと見られている」
と語っています。
また、東スポの記事ではお笑い関係者が、「(台本が)本物だとすれば、渡部はリアクション芸に挑んだ。売れっ子になってからはこの種の芸を心の底から嫌がっており、本当に貴重な映像。不倫からの復帰というバイアスを抜きにしても、普通に面白そうと話題になっています」
としています。
そして、これらの報道を受けてネット上では、
- いくらDVDに制約がないからと映像をインサートすると、また問題が起こりそう。現状ではイメージ悪いし。
- 豊洲で週イチ数時間勤務してたのは、この布石だったのね。この記事自体も、復帰の可能性を探って揚げた「観測気球」でしょ?
- 誰がリークしたんだろう。しかも台本も出回るって本当なら相当な事だよね。
ガキ使のスタッフ間、演者間での信頼関係ズタズタになってんちゃうか。 - いま考えても、昨年末のガキ使で復帰しようとした事は愚策だったと思う。
渡部や局からしたら、話題になる程度に安易に考えていたのかもしれないけど、世間は許してくれなかった。
それにしても万が一、DVD特典で復帰という形なら、また色々と言われる事も覚悟しないといけないと思う。 - 東スポの記事で信憑性が低いことを前提にするが、お蔵入り映像を禊と言って、DVDで販売することの理性のなさと、せこさに呆れる。
- あの会見も含めて、DVDの販売促進活動の一部だったと考えれば、本編だけでなく、この渡部さん出演部分もDVDの立派な構成要素になりますね。
渡部さんも、いろいろ言われた甲斐があったのではないでしょうか。
でも、本当にDVDに入っていたら、またマスコミに追われちゃいますね。 - 事前に情報は漏れる、台本は流出する。どうしようもない現場だな。
一定数とんでもないスタッフが紛れ込むのは仕方ないかもしれないけど、これが本物の台本なら自分達で企画潰してる。DVDも無し。番組制作どうなってるの? - なんかこの人の場合何やるにしても腹黒さが出ちゃってる気がするんだよなー。
未だにYouTubeチャンネルも残ってるがコメントオフにして残してる辺り将来的にそっちの方で復帰も視野に入れてそうな気がしてならない。 - 『大貧民GoToラスベガス24時』は、これまでの『笑ってはいけない』の中で1番つまらなかった。
コロナ禍の中、色々模索しながらで苦労したのはよく分かるが、愚作と言ってもいい。円盤化する必要もないくらい。ましてや渡部とかいらんわ。
などの声が上がっています。
渡部建さんの出演シーンの内容は、昨年12月にも『女性セブン』が伝えており、同誌が入手した情報でも、渡部さんはバス移動シーンに登場し、レギュラー番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で共演していた後藤輝基さん、東野幸治さんと絡む内容だったとしていました。
ただ、『フライデー』が入手した台本とは内容が異なっており、東野幸治さんが体を張った一発芸を披露し、後藤輝基さんが巧みな話術で笑いをもぎ取る一方で、渡部建さんは真ん中で大人しくしているだけとし、特に不倫をイジられること無く、その絵面だけで全員から笑いを取っていたとしています。
そのため、『フライデー』が入手した台本はボツ案の可能性も十分あります。
いずれにせよ、実際には渡部建さんがどのような形で出演したのかは不明で、日本テレビや所属事務所に関しては、渡部さんが出演したのかどうかすら認めていないのですが、昨年11月の収録に参加したことは事実とみられています。
ダウンタウン・松本人志さんは、昨年11月22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「彼が帰った後に『(刺客として登場するのは)ネットで知ってたわ!』って言ってもうた」と明かしていました。
そして、そのお蔵入りシーンが今後発売されるDVD・Blu-rayの特典として、公開されるのかどうかも現時点では不明ですが、渡部建さんに対して同情の声が上がるようになってきており、DVD・Blu-rayが発売される前に、すでに芸能活動を再開している可能性もあるため、もしかすると完全お蔵入りは避けられるかもしれないですね。