29日放送のバラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)に、アンジャッシュ・渡部建さん(51)がサプライズで登場し、不倫スキャンダル後初めて全国放送の地上波番組出演を果たし反響を呼んでいます。
番組では、それぞれトラブルが原因で『松竹芸能』を退所、独立した『TKO』の木本武宏さんと木下隆行さんが覆面を被り、『THEコンプライアンス』というコンビ名で登場し、木下さんの後輩へのパワハラ問題、木本さんの投資トラブル騒動といった自虐ネタを盛り込んだ漫才を披露しました。
その後、アンジャッシュ渡部建さんも覆面を被り、素顔を隠した状態で登場するとツッコミ役を務め、「お前ら思い出せよ。謝罪会見を。2人揃って頭下げて。辛かったろ? あと、アレ流暢にやりすぎだぞ。謝罪会見はシドロモドロになってナンボなんだよ! とにかくまず、オレらがここに立てていることを有り難く思わなきゃダメ」「感謝を忘れず!謙虚に!本当にひたむきに!今できることを一生懸命! 誰か1人でも他人の役に立つための人生にしなきゃダメだろ!」
と、2人だけでなく自身にも言い聞かせるように、強いツッコミを入れていました。
<↓の画像が、『全力!脱力タイムズ』出演のアンジャッシュ渡部建さんの写真>
3人は最後まで顔を隠したまま漫才を終え、MCを務める『くりぃむしちゅー』の有田哲平さんから、今後またお笑いをやるのか問われると渡部建さんは、「僕もパートナーがいまして、ちょっとそのパートナーがあんまり乗り気になっていない」
とぶっちゃけ、笑いを誘っていました。
渡部建さんが全国放送の地上波番組に出演するのは2020年6月以来3年半ぶりで、これに対してネット上では、
- 三人それぞれ不祥事をネタにしてて面白かったぜ
- 渡部は許されたのか まあフジテレビならそれもありか
- まぁジャニや松本と比べたらショボい小者だしな
- フジテレビは日本人への嫌がらせが楽しくて仕方ないらしい
- 復帰させる意味が分からん ほとぼりなんて冷めてないぞ
- どうやってもヘラヘラした絵面になるから裏方に回れよもう ネタは全国回って単独ライブディナーショーでもしたら?
- この人叩かれすぎやろ ほんま不憫や
- 渡部のなんか嫁が許せばそれまでの話だからなぁ 相手被害者ヅラしてるが佐々木希に訴えられたら慰謝料払う側だろ
- 今にして思えば、松本に比べりゃ渡部のなんてネタみたいなもんだわ
- 渡部は調子乗りすぎて嫌われまくってたのが原因だろう。スカしてたのが面白いネタ提供したんでみんな全力で叩いただけ。
じゃあ、復帰をみんな望んでるかっていうと誰も望んでないんじゃない? もうイメージ崩壊してるからただのヨゴレ芸人。
などの声が上がっています。
『全力!脱力タイムズ』では、2019年11月に『アンタッチャブル』の“ザキヤマ”こと山崎弘也さんと柴田英嗣さんが約10年ぶりにテレビで共演し、即興で漫才を披露したことで大きな反響を呼び、本格的にコンビ活動を再開するきっかけとなりました。
今年11月には、2020年7月に芸能界引退を発表した“ユッキーナ”こと木下優樹菜さんがサプライズ登場し、YouTuberでお笑いタレントのフワちゃんと共演、今月には『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に親子3人で出演し、番組内で芸能界への完全復帰を示唆していました。
そして、年内最後の放送に渡部建さんが登場しネット上でも賛否両論となっており、あの不倫スキャンダルから3年半が経ち、妻で女優の佐々木希さんとは現在良好な関係で、渡部さんの女性問題を一応許した形となっていることから、全国放送の番組出演も問題ないとする声が上がる一方、女性をモノのように扱い、多目的トイレでも性的な行為をしていたことも判明しており、これによるイメージの悪化から顔も見たくないとの声も少なくありません。
週刊誌『女性自身』のWeb版が29日配信の記事でも、男女300人を対象に「一生テレビで見たくないと思う人」についてアンケート調査をした結果、1位は一家心中を図った歌舞伎俳優・市川猿之助さんで、2位に渡部建さんがランクインしており、「女性をバカにしていることが許せない」「公共トイレで、なんてことをしてくれたんだ」などの声が寄せられたと伝えています。
こうした嫌われっぷりから地上波番組への完全復帰はなかなか難しそうですが、渡部建さんは少しずつ活動の幅を広げていっており、Netflixで配信の『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~ シーズン2』や『名アシスト有吉』、ABEMAの『チャンスの時間』、『愛のハイエナ』など様々な番組で芸人と共演、不倫騒動を自虐して爆笑を取るなどしています。
そうした流れから満を持して『全力!脱力タイムズ』に登場し、地上波番組への復帰を歓迎する声も少なくないだけに、来年からさらにテレビへの起用が増えそうな気がしますが、果たして今後どうなるでしょうかね。