清水尋也を起用のホンダ・アコードの新CMがお蔵入りトラブル。大麻事件前に問題発生? 映画『炎上』は予定通り公開へ

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清水尋也

俳優・清水尋也さん(26)が9月に大麻事件で逮捕され、拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決を受けたことで複数の仕事に影響が出る中、出演予定だった『HONDA(ホンダ)』のCMがお蔵入りになっていたことを『NEWSポストセブン』(小学館)が伝えています。

清水尋也さんは、7月期に放送された『嵐』の松本潤さん主演ドラマ『19番目のカルテ』(TBS系)に4番手で出演していましたが、最終回直前に大麻事件で逮捕され、TBSは清水さんの出演シーンを全カットして予定通り最終回を放送しました。

また、正式発表はされていませんでしたが、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』にも起用されており、すでに撮影が始まっていましたが降板となり、代役には俳優・濱正悟さんが起用されました。

NEWSポストセブンによると、清水尋也さんが出演のCMもお蔵入りになったそうで、「ホンダは高級車『アコード』のCMに清水被告を起用する予定でした。2025年の秋以降の放送予定で撮影も終わっていたのですが、清水被告の逮捕前にホンダの判断で制作中止に。社内ではCM制作の決定権を持つ人間が『この映像ではアコードの魅力が視聴者に伝わらないのでは』と難色を示したことが最大の原因だと言われています。もしあのまま制作が進み、放送されていたら危なかった…と、関係者の間でも話題になっていました」と裏側を明かしています。

NEWSポストセブンの取材にホンダは、「『アコード』のCM撮影を実施したのは事実です」「CM制作の中止はHondaの開発上の都合であり、また、制作中止の判断も事象(清水の逮捕)の発覚前であり、清水尋也氏の事象とは無関係の要因によるものです」と回答したそうです。

清水尋也さんが車のCMにも出演予定だったとの情報は、9月時点で『スポーツニッポン(スポニチ)』も伝えており、CM以外にもすでに撮影済みの映画があるとしていました。

撮影済みの映画とは、森七菜さん主演の『炎上』(長久允監督)という作品で、12月26日に製作委員会が声明を発表し、清水さんの刑事処分が確定したことを受けて、予定通り来年春に公開するとしています。

森七菜さん主演映画『炎上』特報映像

もし大麻事件が原因で、今後出演予定だった作品を全て降板となった場合、損害賠償金額は数千万円になる可能性があるとみられていましたが、最終的に降板が決まったのは『ばけばけ』のみで、ホンダのCMお蔵入りも事件とは無関係とのことから、損害賠償はそれほど大きくないのかもしれません。

気になる清水尋也さんの今後についてですが、大麻事件の裁判では、保釈後に病院や自助グループに通い、兄で俳優・清水尚弥さん等のサポートを受けて更生の道を歩み始めていることを明かしたうえで、「役者は1人の力では絶対に成立せず、僕自身が判断することではない」「生活を立て直すためにも、一般の仕事を探して働いていくつもり」と語っていました。

また、判決を受けて所属事務所『オフィス作』は謝罪コメントを発表し、「今後につきましては、本人が更生の道を歩み、社会の一員として責任ある生活を送っていけるよう、弊社として引き続き真摯に向き合っていく所存です。」としています。

清水尋也さんも事務所を通じて謝罪し、「二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、自身の行動と生活を改め、社会の一員としての責任を自覚した日々を誠実に過ごしてまいります。」としています。

事件後も契約は解除されておらず、現在も事務所の公式サイトには清水尋也さんのプロフィールページは残っており、今後芸能界に復帰する可能性が考えられます。

女優・沢尻エリカさんは、2020年2月に違法薬物事件で懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受け、執行猶予が明けた2023年夏から表舞台に復帰しました。

一方で『電気グルーヴ』のピエール瀧さんは、2019年6月に違法薬物事件で懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の判決を受け、翌年には活動を再開しました。

清水尋也さんは独特の存在感や演技が高く評価され、少し前からドラマや映画への出演が増えていた中で大麻使用が発覚し、10月時点では『女性自身』の取材に清水さんを知る制作関係者が「しばらくは裏方の仕事などをしていくと聞いています」と語っていたのですが、これから更生して、再び周囲に大きな迷惑をかけるようなことがないようにしてほしいところです。

参照元
  • https://www.news-postseven.com/archives/20251228_2084891.html
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