芸能事務所『ホリプロ』が26日に、看板女優の“深キョン”こと深田恭子さん(ふかだ・きょうこ 38歳)が、ストレス性障害の1つ「適応障害」を患い、芸能活動休止となることや、7月から主演予定だった連続ドラマ(タイトル未発表 フジテレビ系 木曜22時)の降板を発表し、多くのファンから心配の声が上がっています。
『ホリプロ』は深田恭子さんについて、「昨年春ごろから体調を崩しがちとなり、今月に入り医師より『適応障害』と診断されました。これにより当面の間 治療を優先し、お仕事をお休みさせていただきます。これに伴い、予定されていた7月のフジテレビ連続ドラマを降板することになりました。」
と発表しました。
深田恭子さんが降板した主演ドラマの代役に関しては、現時点で未定となっていますが、フジテレビは代役探しに奔走しているといい、『ホリプロ』以外の女優が代役を務める可能性もあるといいます。
今後については、「深田恭子をできる限りサポートしてゆきたいと存じます。」とし、入院はせずに自宅療養するそうで、現時点では仕事復帰の時期などについては未定となっています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によると、深田恭子さんは芸能活動休止が決定する前まで複数の仕事を抱えていたそうで、撮影中だった映画は、体調を考慮して撮影延期が決まったといいます。
なお、10月15日公開の主演映画『劇場版 ルパンの娘』の撮影は、すでに終了しているといいます。
深田恭子さんに近い関係者に取材したところ、5月中旬に深田さんが映画撮影を終えた直後に倒れ、搬送先の病院で点滴治療を受けたといい、「一時は動けないくらい深刻な状況だったようだ」と明かしたとしています。
担当の医師からは「思い切ってゆっくり休んでは」との提案があり、このタイミングで芸能活動を休止することを決断したようです。
親しい知人は症状が悪化した原因について「オーバーワークがあったのかもしれない」と語り、映画撮影に加えて降板したドラマのクランクインが近日中に控えていたそうで、それだけでなく舞台の稽古も始まっていたとのことです。
加えて新たな2本のCM撮影も重なり、ここ3週間は激務が続いていたといい、24日にCM関連のイベントに出席した時の姿を見て「痩せすぎ」などの声も上がっていました。
ただ、関係者によれば現在は食事を摂れるようになるなど回復に向かい、自宅療養をしているそうで、活動休止期間は現時点では未定ながら、「少なくとも降板したドラマの放送が終わる9月ごろまでは、念のため休むことになるのではないか」
と関係者は話しているとしています。
深田恭子さんが「適応障害」を発症した原因は明らかにされていませんが、『スポーツ報知』が関係者に話を聞いたところ、「昨年からのコロナ禍で、エンタメ業界が活動自粛などの影響を受け、急激な生活の変化にストレスを感じていた」
と明かしたといいます。
一方で別の関係者は「かなり仕事を入れており無理がたたったのでは」と、激務が続いたことにより、精神状態に異常をきたした可能性があるとしています。
また、深田恭子さんは私生活で、不動産会社『SYLA(シーラ)ホールディングス』の杉本宏之会長(すぎもと・ひろゆき 43歳)との交際が報じられており、一部では破局説が流れていたものの、関係者は「交際は順調と聞いている」と話しているとのことです。
これらの報道を受けてネット上では、
- ずっと一線で働いてきた。ゆっくり休んで好きなことするもよし、何もせずともよし、心も体も休める環境下で、誰にも邪魔されないといいな。
- イベントでも痩せちゃって疲れてるような感じが見受けられたので心配してた。何月までとは言わず無期限でゆっくり休んで欲しい
- あのプロポーションを維持するのも大変だったしょう。食事にも気を使っていたと思うし、アラフォーにもなれば徐々に衰えを感じてくるし。
きっと凄く無理して頑張ってたんだろうな。今は好きな物を食べて、たくさん寝て、何も背負わずゆっくり休んでほしい。 - 期限を決めず休ませてあげて欲しい。ずいぶん前から体調悪かったのに、7月ドラマの仕事も入れていた事務所にも疑問ですよ。
- 売れっ子芸能人は2年先3年先まで仕事が入ってるから簡単に休めないとは思うけど、9月なんて期限決めないで、完全に回復するまで無理しないで欲しいし、させないで欲しい
- 20年以上にも渡って働き続けてきて、適応障害と診断、たった数ヶ月で復帰出来ると思ってるのか、強行的に復帰させようと思ってるのか。
適応障害を甘く見すぎ。下手すれば、10年以上経っても完治しないケースもある。こんな短い期間の提示なんてありえない。 - お医者様から休む様に言われて、きっとホッとしただろうな。私はだったら泣いてしまうだろう。
深キョンもきっと泣いたんじゃないかな、誰かがやっと休んでと言ってくれて。
日本の芸能界まだまだ過酷だよね、これをキッカケに見直してくれると良いね。
などの声が上がっています。
「適応障害」は、その人が感じるストレスが原因で起こる精神障害で、精神状態が不安定になることで日常生活、社会生活に支障をきたすこともあり、症状を改善するためにはストレスの原因を除去する必要があります。
ストレスの原因を取り除き、適切な治療を受けることによって、半年程度で症状が無くなることが多いとされている一方、ストレスを上手く取り除けないと症状が慢性化したり、うつ病を発症してしまうこともあり、カウンセリングなどを受け、ストレスを感じる状況への適応力をつけることが必要といいます。
スポニチの記事では関係者が、活動休止期間は4ヶ月程度になるのではないかとしていますが、現時点でどの程度の状態なのかは不明ながら、「適応障害」は寛解するまでに半年程度かかるとも言われていますし、早期に復帰した場合には再発リスクも高まるだけに、今後のことも考えて最低でも半年以上は休ませあげてほしいですね。
深田恭子さんは『ホリプロ』で、綾瀬はるかさん、石原さとみさんと共に看板女優として長年にわたって活躍し、女優業だけでなくグラビア活動にも力を入れていましたが、ここ最近は特にオーバーワーク気味だったと感じるので、少しでも長く休養し、心と身体を完全にリフレッシュさせてから活動再開という形にしてもらいたいです。