今年1月期放送のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)で主演するなど、様々なドラマに出演している女優の“深キョン”こと深田恭子さん(ふかだ・きょうこ 36歳)が、7月期放送の夏ドラマでもヒロイン役に内定していることを週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が報じています。
フジテレビ関係者によると、深田恭子さんがヒロインに内定したドラマは、フジテレビ系の木曜劇場枠(木曜22時)で7月から放送されるといい、ミステリー小説が原作のラブサスペンスとのことです。
相手役には、4月スタートの松坂桃李さん主演『パーフェクトワールド』(フジテレビ系 火曜21時)に出演し、5月スタートの『デジタル・タトゥー』(NHK 土曜21時)で高橋克実さんとW主演するなど、引っ張りだこ状態の人気俳優・瀬戸康史さん(せと・こうじ 30歳)に決定しているそうです。
<↓の画像は、瀬戸康史さんの写真>
フジテレビ関係者はこのドラマについて、「(昨年1月期放送の主演ドラマ)『隣の家族は青く見える』では、深田さんは妊活妻を演じたものの、平均視聴率は6%台と振るわなかった。でも、“はじこい”人気の効果で、次はイケるのではないかと見込んでいます」
と語っています。
深田恭子さんは、嵐・松本潤さん主演の北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』(6月7日19時半に北海道で先行放送、全国放送は7月15日19時半)でヒロインも務めており、ここ最近特にドラマの仕事が増えているように感じられます。
<↓の画像は、NHK特別ドラマ『永遠のニシパ』出演の松本潤さん、深田恭子さんの写真>
その背景についてベテラン芸能リポーター・城下尊之さん(63)は、「デビューしてからの数年間は、アイドルとして男性人気が高かったのですが、彼女も年齢を重ね、女性が共感できる役どころを演じられるようになって、余計に人気が出てきたのです」
と分析しています。
また、評論家・コメンテーターの麻生千晶さん(81)は、深田恭子さんの最近の演技について、「ずっとかわい子ちゃん路線で来て、30代になったところで、所属するホリプロとしても本人に傷がつかず、かつピッタリと合った役を見つけてくるようにしているのではないでしょうか。深田さんは何の役を演じても同じに見えてしまうなどと、あまり良くない評価を受けることがあります。しかし、年齢が顔に出ることもなく、いつまでも変わらない自然体が彼女の良さであり、魅力なのです
」と語っています。
このように絶賛され、7月スタートの夏ドラマでもヒロインに内定しているという深田恭子さんに対してネット上では、
- ぶりっこ調がなんか苦手なんだよな。ずっと喋りが一本調子だし。
- この人、キレイだとは思うが…人工的で表情に感情が無い気がする。
- 確かにかわいいけど、いい歳していつまで20代の頃と同じ感じでやってんだろうとは思う。
- ちょっと持て囃され過ぎな気もしなくはないけど…。うんと上手いなって思った事がない…
- どの役やっても困り顔で同じ演技。もうおばさんなんだから落ち着いてほしい。
- ぶりっ子と言うより大根役者な気がするけど、どうなんだろ?そこは今なくなってきたのかな?
- そんなに人気かな?凄い大根役者でぶりっこ調。どの俳優さんよりも圧倒的にガタイが良くて、見ていて太いな!!と思うことの方が多いけどね。
- はじこいも、最初の視聴率はよくなかったはず。脚本や他の俳優さんの魅力もあってこそ。
深キョンだからヒットしたんじゃないと思う。冬いけたから、夏もいけるなんて、単純な考え。
などと厳し目の声が多く上がっています。
深田恭子さんは1996年(当時中学2年生)に、所属事務所『ホリプロ』のオーディション『第21回ホリプロタレントスカウトキャラバン』を受け、約2万人の応募者の中からグランプリを獲得し、1997年には女優デビューを果たしており、その後は一度も途切れること無く様々なドラマや映画に出演しています。
デビュー当時から比べれば当然演技は上手くなっており、深田恭子さんらしさを全面に出した演技を評価する声も多いのですが、10~20代で確立した自身のスタイルを現在も貫き、同じようなキャラクターを演じ続けていることに違和感を覚えるという声も多くあります。
それはホリプロが推しているのか、制作サイドが求めているのかは不明ですが、これまでのイメージを一変させるような役に挑戦する姿をもう少しドラマでも見たいです。
アラフォーになってもこれまでと変わらず、おっちょこちょいでドジっ子といった設定でブリッコ調の演技を披露するのは、いくら“奇跡のアラフォー”などと言われる深田恭子さんでも痛々しいものがあるため、次回作ではこれまでとは違った姿を見せてほしいですね。