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クレイジージャーニーと消えた天才が終了、理由をTBS発表。ヤラセ、映像早回しの捏造問題発覚で復活無く打ち切り

消えた天才&クレイジージャーニー打ち切り決定。ヤラセ・映像加工問題で終了を正式発表。視聴者から惜しむ声も…

TBSが21日、ヤラセや不適切な映像加工の発覚で放送を一時中止としていたテレビ番組『消えた天才』、『クレイジージャーニー』の打ち切り決定を正式発表しました。

TBSはそれぞれの公式サイト上で番組打ち切りを報告しており、不適切な映像加工が発覚した『消えた天才』については、9月5日時点で公表した不適切な映像加工が他の放送回でも行われていなかったかチェックし、不適切な演出は他に確認できなかったものの、「視聴者の皆様の信頼を損なったことを重く受け止め、番組の継続は困難と判断し、放送を終了することを決めました。」と報告した上で、番組視聴者や取材に協力してもらったアスリート等に謝罪しています。

<↓の画像が、『消えた天才』打ち切り報告コメント全文の写真>

一方でヤラセ演出が発覚した『クレイジージャーニー』については、同じく9月に公表したヤラセ以外の問題演出は確認出来なかったものの、「不適切な手法で視聴者の皆様の信頼を損なったことを重く受け止め、番組の継続は困難と判断し、放送を終了することを決めました。」と打ち切りを発表し、視聴者や関係者等に謝罪しています。

<↓の画像が、『クレイジージャーニー』打ち切り報告コメント全文の写真>

そして、両番組の打ち切り発表を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

『消えた天才』の方は、アスリートの映像を早回し加工する行為を昨年1月~今年8月にかけて計4回行っていたことが発覚し、番組放送開始からわずか1年で終了となっています。

一方の『クレイジージャーニー』は、2017年2月~今年8月にかけて放送された人気シリーズ「爬虫類ハンター」企画で、過去10回の放送で捕獲した珍生物全26種類中11種類は、スタッフが現地協力者に依頼して事前に用意していたものだったことが判明し、約4年半で打ち切りが正式決定し、ネット上では特に『クレイジージャーニー』の終了を惜しむ声が多く上がっています。

ダウンタウン・松本人志さん、バナナマン・設楽統さん、女優・タレントの小池栄子さんが司会を務める『クレイジージャーニー』は、世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)にスポットを当て、世界各国にある危険なスラム街などに潜入取材した模様を放送したり、世界各地にある奇妙な奇界遺産や少数民族なども紹介するなど、他では見られない貴重な映像を数多く放送していました。

それによって『クレイジージャーニー』は、『ギャラクシー賞2016年5月度月間賞』、『第54回ギャラクシー賞選奨』、『第44回放送文化基金賞番組部門・テレビエンターテインメント番組』の最優秀賞など、様々なテレビ賞を受賞しており、これまでにリリースされたDVDはTBSの映像作品の中でもトップクラスの売上を記録しています。

それほど高い人気を得ている番組ということから、「爬虫類ハンター」シリーズのみヤラセが発覚し、打ち切りにしてしまうのは残念、惜しいとの声が多く上がっており、個人的にもどうにか放送を続けてほしかったとの思いがありますが、近年テレビ各局はヤラセに対して厳しい対応を取るようになってきており、スポンサーの問題もあることからこのような結果になってしまったのは仕方がないのかもしれませんね。

今後またこのような残念な形で番組を打ち切り、視聴者をガッカリさせないためにこれから根本的な原因を解決していき、また面白い番組を生み出してほしいものです。

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