『ダウンタウン』の浜田雅功さん(はまだ・まさとし 61歳)が、芸能界引退の時期などについて語ったインタビュー映像が放送され、ネット上で反響を呼んでいます。
浜田雅功さんは5月11・12日に、レギュラー番組『ごぶごぶ』(MBSテレビ)と『ごぶごぶラジオ』(MBSラジオ)をきっかけに始動した野外フェス『ごぶごぶフェスティバル』を大阪・万博記念公園で開催し、フェスには浜田さんと縁が深い奥田民生さんや小室哲哉さんのほか、きゃりーぱみゅぱみゅさん、倖田來未さん、コブクロ、湘南乃風、SixTONES、東方神起、PUFFY、三浦大知さん等が出演し、2日間で約3.5万人の観客を動員しました。
このイベントの舞台裏に密着した2時間特番が25日にMBSテレビで放送され、浜田雅功さんへの独占インタビューでは今後の活動について言及しました。
これからどういう歩み方をしていくのか問われると、「テレビはもうある程度、やることやり尽くした感があって」と語り、現在は『ごぶごぶラジオ』のようなところから企画が誕生し、新たな活動をするほうが気持ち的に楽といい、「番組作って数字が悪いとか、スポンサーがどうこう言うてるとか、なんか色んなもん40年ぐらい背負ってやってきてるから、いいきっかけかな。このラジオとフェスっていうのはね。こういう感じで何か面白いことができたらええし、できへんかったら別に淡々とラジオやりますよ(笑)」
と答えていました。
<↓の画像は、インタビューで今後について語った浜田雅功さんの写真>
芸能界引退のタイミングは考えているのか問われると、「元気なうちに辞めたいねん」と答え、「元気なうちに旅行行ったり、ゴルフ行ったり、もうフワーっとしたりをやらないと。ギリギリまで仕事して、頭の線が切れて倒れて死んだら、『もう俺、何しててん!』ってなるから(笑)」
と、具体的な時期については明言を避けながらも、体が動くうちに仕事を辞めて悠々自適な生活を送りたいとしています。
さらに、「ホンマは、25年の万博のアンバサダーをやらせてもらってて。今の状況でちょっとどうなるかは分からん部分もあるけど、25年からちょっと目処かなぁ~っていうのはあったのよね。ホンマは」
と、来年の大阪・関西万博をメドに仕事をセーブすることも視野に入れていたようです。
しかし、相方の松本人志さんが性加害疑惑報道を巡る裁判によって、今年1月から芸能活動を休止しており、「今ちょっとね、ウチの横におる人がああいう状況の中、『なんとか今んとこ踏ん張っとかなアカンな』っていうのがあって。とりあえず、いつどうこうじゃない。引き際ってのもまだ具体的にしてないけど、元気なうちに! まだ声が出るうちに!(笑) 自分が自由に好きなことをやりたいかなとは思ってる」
と語りました。
ちなみに、この特番の演出を手掛けインタビューを行ったのは、浜田雅功さんと小川菜摘さん(61)の次男・濵田未乘さん(はまだ・みのり 30歳)で、高校時代から映像関係の勉強を行い、慶應大学卒業後は映像制作の仕事をしており、『乃木坂46』のメンバー個人のPVで監督・脚本を務めたり、お笑いコンビ『ランジャタイ』のYouTube動画の撮影などもこれまでに手掛けています。
<↓の画像は、浜田雅功さんの次男・濵田未乘さんの写真>
インタビューの最後には、浜田雅功さんが濵田未乘さんに「お母さんがよう言うもんな」と語りかけると、未乘さんが「もう辞めろってね。もう何年も前から言ってる」と応じていました。
<↓の画像は、番組最後の親子の会話シーン>
そして、浜田雅功さんが自身の引き際を赤裸々に語ったことに対してネット上では、
- 浜ちゃんが松ちゃんをお笑いの道に誘ったので、今の状況に責任感とかあるのかな? 早くまた2人で笑い合っているところが見たい
- 早く松ちゃんを浜ちゃんの隣りに返してあげてよ!! 松ちゃんも浜ちゃんも可哀想…
引退する時は寂しいけど、素敵な花道を用意してあげたい - 感動してしまった。どうあっても松ちゃんには復帰してもらわないとな…。
復帰して数年間ガーっと笑わせてから、少しずつ休みにモードに入るのならいい - インタビューアーは次男の濵田未乖(みのり)さん。彼は一般のお仕事をしているので、TV局からのオファーで仕事したのは多分初めて。最後にちらっと姿が映っていましたね。
- 自分はダウンタウンを観て育ったからお笑い=ダウンタウンだけど、正直他の芸人には少し物足りなさがある。ダウンタウンがいなくなったら寂しい
- 万博がひとつの節目のつもりだったんだな。ダウンタウンは二人とも近いうちに辞めるつもりだった。
皮肉にも文春記事のせいで辞めるに辞められなくなった。アンチは辞めろ辞めろと言うが、辞められなくしてるのはアンチと文春なんだよな。
などの声が上がっています。
浜田雅功さんはかねてから自身の引き際について語っており、50代に突入した10年前にも『ごぶごぶ』で芸能界引退を考えていると明かし、この時点で何か成し遂げたい目標は別にないと語り、「俺ほんまリタイアしたいもん。(大橋)巨泉みたいになりたい」「ずーっと仕事したい奴なんか、おれへんでしょ」と語っていました。
松本人志さんも少し前から様々な場で芸能界引退について言及しており、性加害疑惑報道前まで「65歳でやめようとは思っている。最低でもね」などと語っていたのですが、週刊文春の報道直後にはX(旧ツイッター)で「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ~」と綴っていました。
また、浜田雅功さんは3月放送の『ダウンタウンDX』で、「年齢的なものもあるから、もうねぇ…っていう部分もあったんですよ、本来」「でも今は、待つしかない」と、松本人志さんの復帰を待っているとしています。
今後どうなるかはまだ分かりませんが、松本人志さんが活動休止後も『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』や『ダウンタウンDX』(共に日本テレビ系)、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)といった冠番組は現在も放送されており、ダウンタウンは唯一無二の存在として、少しでも長く活動を続けてほしいとの声が多いです。
松本人志さんの性加害疑惑問題によって、テレビ復帰はなかなか難しいのではとも言われていますが、またいつかコンビで活動する姿を見せてほしいですし、『ごぶごぶフェス』など今後も新たな挑戦を行っていってもらいたいです。