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志村けんのバカ殿様が放送継続へ? ダウンタウン浜ちゃんやナイナイ岡村の名前、吉本興業参入で新たな番組に変化?

浜田雅功が二代目バカ殿様に浮上、岡村隆史や千鳥大悟も有力候補か。志村けん死去で後継者選び開始? ネットでは物議も…

志村けんさんが3月29日に新型コロナウイルス肺炎で急死したことにより、1986年から34年にわたって放送の『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)がこのまま終了する可能性が高まる中で、週刊誌『女性セブン』は“二代目バカ殿様”として、ダウンタウン・浜田雅功さんの名前が浮上していることを報じ注目を集めています。

『志村けんのバカ殿様』は、1977年にザ・ドリフターズが出演の『8時だョ!全員集合』(TBS系)で放送されたコントを元に、1986年4月にフジテレビが独立した特番として放送をスタートさせ、今年1月に第97回が放送されました。

しかし、志村けんさんが亡くなったことにより番組も消滅する可能性も出てきているのですが、『女性セブン』は“二代目バカ殿様”として浜田雅功さんを推す声が上がっていると伝えており、その理由は志村さんと浜田さんの関係にあるといいます。

浜田雅功さんはこれまでに『志村けんのバカ殿様』やダウンタウンの番組などで何度も共演しており、志村けんさんが亡くなった後には『浜ちゃんが!』(日本テレビ系)で2週にわたって志村さんの追悼企画を放送し、2003年に志村さんとサシ飲みした際の映像などを公開しました。

浜田雅功さんはそのVTRを見て、「2週にわたってお送りしました。これは一部ですよ。多分、読売テレビもまだ素材あるでしょうし、よその局にもあるでしょうから、まだやったらいいんじゃないですかね。ずっと志村けん見れると思いますよ。やっぱり“忘れてはいけない人間”なんで、そういうことをやればいいんじゃないですかね。僕が関わった番組は是非そうしてほしいなと思います。読売さん以外でも。志村けんをずっと見ましょうということで」などと語っていました。

また、志村けんさんも生前、浜田雅功さんのことを芸人として信頼していることを明かしており、2014年2月放送のラジオ番組『志村けんの夜の虫』(TBSラジオ)でも、浜田さんの礼儀正しさや芸人としての腕を高く評価し、「今業界で、俺のこと殴るのは浜ちゃんだけ」と語り、浜田さんにはいくら叩かれても怒りは全く感じないといい、2016年に『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際にも、「俺の頭を殴るのは浜ちゃんだけだもんな」「浜ちゃん以外で殴る人いないから。上手くやってくれない人はダメなんだよね」などと語っていました。

そうした信頼関係を築いていたからこそ、志村けんさんの代表的な番組である『志村けんのバカ殿様』の後継者として浜田雅功さんの名前が挙がっているそうで、女性セブンの記事ではテレビ局関係者が、「浜田さんは『バカ殿』に過去3回ゲスト出演しているうえに、うち1回はバカ殿の衣装を着て、“偽バカ殿”で爆笑をさらっている。制作サイドとしては、志村さんの熱意を引き継いで、少なくとも100回まで放送したいと思っている。その際の『2代目バカ殿』に適任なのは浜田さんしかいないといわれています」と明かしています。

<↓の画像は、昨年1月放送『志村けんのバカ殿様』で共演の志村けんさん、ダウンタウン・浜田雅功さん等の写真>

この他にも『女性自身』が4月に報じた記事では、プライベートで多い時には“週8回”ペースで飲みに行っていたという千鳥・大悟さん、さらにナインティナイン・岡村隆史さんの名前が2代目バカ殿様の後継者候補として挙がっていると伝えていました。

岡村隆史さんについては以前から志村けんさんに対して、「“バカ殿”は誰が継ぐのか。変なおじさんは誰が継ぐのかということを遺書に残しておいていただきたい」などと伝えていましたが、志村さんは2014年のインタビュー記事で、「(岡村には)『そうはいかねえよ』と返している。俺のマネをしてもしょうがない。超えなきゃ意味ないから。岡村には『おまえはコントをやらないからキャラができないんだ』って言ったけど、コントって結局、それが大変だから、若いやつはやらないんだよね」と語っていました。

その一方で、千鳥・大悟さんにはある日笑いながら、「俺が死んだら、おまえがバカ殿をやったらいい」と言っていたとテレビ局関係者が語っています。

ただ、『志村けんのバカ殿様』は番組の企画制作を志村けんさん所属の『イザワオフィス』が手掛け、プロデューサーにはイザワオフィスの井澤健社長が名を連ねているため、吉本興業の芸人が後を継ぐのは難しいとも言われています。

<↓の画像左がナインティナイン・岡村隆史さん、右が千鳥・大悟さん>

ニュースサイト『日刊サイゾー』の記事では民放関係者が、「イザワオフィスが長らく企画・制作にも関わっていたのですが、吉本興業が協業で番組の継続を持ちかけているという話もあります。志村さんの活動で大半の売上を立てていたイザワオフィスは存続も危ぶむ声が上がっているほどで、いまはバカ殿の権利を買えないかと画策しているとか。一方の吉本は、バカ殿を新喜劇のように継続的なコンテンツに出来ないかと考えているようで、互いの利害が一致すれば話も早いのではないでしょうか」と語っています。

こうした話も出ており、浜田雅功さんが二代目バカ殿様に起用される可能性は決してゼロではないようなのですが、これに対してネット上では、

などの声が上がっており、否定的な反応が多く見受けられます。

志村けんさんが出演していた冠番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)は、番組名を変更せずに嵐・相葉雅紀さんと山瀬まみさんMCで放送を継続、4月から出演予定だった『志村友達』(フジテレビ系)は内容を変更し、前番組で共演していた千鳥・大悟さん、アンタッチャブル・柴田英嗣さんMCで過去の様々なコントを放送しています。

『志村けんのバカ殿様』もその流れで放送継続となってもおかしくなさそうですが、バカ殿は志村けんさん抜きでは面白みにかけ、誰が二代目をやってもコレジャナイ感が漂いそうです。

二代目バカ殿様ではなく、あくまでも偽バカ殿の番外編として放送するのであればありな気もしますが、バカ殿は34年にわたって放送してきた長寿番組なので、単に過去の総集編的なものを放送するだけでも十分ではあり、『志村けんのバカ殿様』のイメージを悪化させるようなことだけは避けてほしいですね。

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