歌手・浜崎あゆみさん(41)が、出産後初めて書き下ろした約2年ぶりのニューシングル『オヒアの木』を配信リリースするとともに、4日深夜に最終回を迎えたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系・ABEMA)について初言及し、ファン等の間で大きな反響を呼んでいます。
出産後初めてリリースする新曲『オヒアの木』は、1998年に歌手デビュー以来初となる日本語タイトルを使用し、これまでに浜崎あゆみさんの楽曲『Depend on you』『appears』『vogue』『Who…』『HEAVEN』『SURREAL』など、数多くの作品に携わっている音楽プロデューサー・菊池一仁さんが作曲を担当したバラード曲になっています。
『オヒアの木』は、昨年誕生した息子へのメッセージ・ソングとなっていて、浜崎あゆみさんにとって新境地とも言える内容とのことです。
5日0時から楽曲配信がスタートする直前には、自伝的小説『M 愛すべき人がいて』(著者・小松成美さん)を基にした同名ドラマの最終回が放送されており、その中で事前告知なしに『オヒアの木』の1フレーズとジャケット写真を使用したCMが流れましたが、新曲だという説明なども無かったことでファン等の間で話題になっていました。
その後、カウントダウンを経て浜崎あゆみさんの公式サイト、各SNSなどで新曲『オヒアの木』の配信リリースが発表され、浜崎さんはインスタグラムで「母にならせてもらえた、今のわたしだからこそ、今のわたしにしか創れない曲になっていると思います…」と綴っています。
また、『M 愛すべき人がいて』の最終回が終了した直後には、ツイッターやインスタグラムに初めてドラマに対するメッセージを投稿しました。
浜崎あゆみさんはこれまでドラマ『M 愛すべき人がいて』への言及は避け、沈黙を貫いていました。
5月には週刊誌『女性セブン』がその理由について、「実は、あゆの前で『M』を話題にするのは御法度になっています。そもそも原作からして事実を基にしたフィクション。ドラマ版はそこからさらにデフォルメされており、コメントしづらいのでしょう。育児をする中で、過去の恋愛をメディアで語ることを避けるような心境の変化が起こったのかもしれません」
と伝えていました。
こうした情報や憶測が飛び交う中で、浜崎あゆみさんは『M 愛すべき人がいて』が終了後にSNSを更新し、ドラマの脚本を手掛けた放送作家・脚本家の鈴木おさむさんがインタビューの中で、「僕自身が一番心配しています。めちゃくちゃ怒ってたらどうしよう……とか。(中略)最終回が終わった後にインスタとかで『このドラマ、最低だけど最高!』なんてことを書いてくれたら、全てがオールオッケー、脱糞するほど喜んでしまうと思いますが、それはないのかな~」
などと語っていたことを紹介。
<↓の画像が、浜崎あゆみさんがSNSへ投稿したメッセージ写真>
その上で浜崎あゆみさんは、「鈴木さん、それが、ありました。ほんと最低で最高で、大嫌いで大好きでした。脱糞しないで下さいませね。携わられた全ての皆様、お疲れ様でございました!!! 『M』よ、静に眠れ… 歴史に立ち会えたひとりにして頂き、ありがとうございました」と綴り、元恋人のエイベックス・松浦勝人会長、『サイバーエージェント』や『AbemaTV』の代表・藤田晋社長との3ショット写真を投稿しています。
このメッセージを受けて鈴木おさむさんはツイッター、インスタグラムを更新し、「えーーーーーーー!浜崎あゆみさんのインスタストーリーに、ドラマ、Mについての言葉が!僕が書いたエッセイを見てくれていて、それを引用しての感想を!ちょっと、格好良すぎです!やっぱり、アユ、いや、あゆは輝き続ける星なんだなー!最高すぎて、脱糞!」と綴っています。
そして、浜崎あゆみさんの新曲発表、ドラマ『M 愛すべき人がいて』への初コメントなどに対してネット上では、
- よくあのコントみたいなドラマ本人が了承したよ。でもこのドラマのおかげで昔のあゆの曲聴く人増えたからよかったね
- 大人の対応ですね。半分フィクション化されて、思い出を茶化され汚される部分もあっただろうし。そういうところは最低で大嫌いだったんでしょ。
余計な演出加えずに原作通りにすれば、最高で大好きという感想だけになったんじゃないかな - 何言えばいいのかわからない時に、良く出てくるパターンのコメントだよね。めんどくさかったんでしょ。
- 昔の栄光にすがっている浜崎あゆみより、栄光から退いて、子育てに奮闘している等身大の浜崎あゆみをテーマにしたドラマやドキュメンタリーにした方が 共感する人が増えると思う。
- 新曲聴いたけど一番売れた頃の声がもう出ないんだよな。今の歌声は変なクセがありすぎてちょっとな…
- なんか何やっても痛い。我が子と言っても代理母臭いし、全てが仕事に結びつけたがるいやらしさで、やっぱり安室とは違う
- ドラマははっきり言ってつまらない内容だったけど、浜崎あゆみの凄さを再認識できるきっかけになりました。
デビュー当時から、ファンではなかった私でも、2006年くらいまでのシングルは全て歌える。それぐらい、世の中がayuで溢れていました。
あの頃は響かなかった歌詞が、40代になった今、何故か心に染みます・・。
などの声が上がっています。
昨年8月に小説『M 愛すべき人がいて』が出版された際にも、なぜ今さら松浦勝人会長との交際などを赤裸々告白するのかと物議を醸し、ドラマ版『M 愛すべき人がいて』では、原作の小説に鈴木おさむさんが色々と手を加え、田中みな実アナウンサー演じるオリジナルキャラクター・姫野礼香の暴走シーンも多く盛り込むなど、悪ノリ演出やキャスティングを巡っても賛否両論となっていました。
そして、松浦勝人会長はドラマの宣伝を積極的に行っていた一方、浜崎あゆみさんは宣伝は一切行わずに沈黙を貫いていたのですが、最終回のタイミングで新曲発表することを当初から予定し、あえて最後までドラマに関するコメントを一切しなかったのかもしれないですね。
浜崎あゆみさんはプライベートでのゴタゴタ、歌唱力の低下などが原因で人気が凋落、そこに来て自伝的小説『M 愛すべき人がいて』の出版、ドラマ化によって、より多くの厳しい声が寄せられている一方、ドラマがきっかけで過去の楽曲を改めて聴き直したという人も多い様子で、良くも悪くも浜崎さんに再び大きな注目が集まっています。
今年1月には、昨年11月に極秘出産し未婚の母になっていたことを電撃発表し、これもまた物議を醸すことになりましたが、様々な騒動を経て、これからどういった活動を展開していくのかは楽しみでもあり、今後に期待したいですね。