浅野忠信が新型コロナ感染懸念で映画『刑事ゆがみ』企画が頓挫? 神木隆之介や上戸彩も困惑か。ドラマ好評で制作も…
5月25日に緊急事態宣言が全面解除されたことを受けて、ドラマや映画撮影なども順次再開されている中で、俳優・浅野忠信さん(本名=佐藤忠信 46歳)が主演映画の撮影参加を拒否し、企画がストップしているとの情報を25日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
女性セブンによれば、新型コロナウイルスへの過剰な警戒心やストレスなどから、「コロナノイローゼ」「コロナうつ」などと呼ばれる精神状態に陥る人も少なくない中で、芸能界で特にいま深刻な状態と言われているのが浅野忠信さんだとしています。
テレビ局関係者は浅野忠信さんの状態について、「浅野さんは新型コロナを恐れるあまり、『絶対に感染したくない。完全収束するまで家から一歩も出ない』と宣言して、自宅に引きこもってしまいました。別にパニックになっている様子はないそうです。いつものクールな浅野さんのままで、『こんなに危険な状況で家から出られるわけがないでしょ?』と、あくまで冷静に話すので、なんと説得していいか…。これには関係者一同、頭を抱えています」
と明かしています。
浅野忠信さんは緊急事態宣言が解除されて以降も、活動再開に対しては否定的な姿勢を崩さず、何とか仕事を再開してもらおうとマネージャーや仕事関係者が自宅を訪ね、説得を試みたそうです。
しかし、浅野忠信さんは「俺が感染したら、誰が責任を取れるの?」と言って拒否したといい、前出のテレビ局関係者は、「実際、家を訪れる人はすべて全身を消毒する念の入れよう。絶対に自分も感染しないし、周囲にもうつさないという徹底ぶりは素晴らしいのですが…」
と語っています。
浅野忠信さんが頑なに仕事復帰を拒む背景には、新型コロナウイルス感染による志村けんさんや岡江久美子さんといった芸能人の訃報や、感染した著名人に対する世間からのバッシングもあるそうで、浅野さんは「感染したら周囲に迷惑をかけるし、叩かれる」との思いもあって、仕事復帰に対してはかなり慎重になっているようです。
これによって、浅野忠信さんが主演予定だった映画『刑事ゆがみ』の撮影を断念することになったとしています。
『刑事ゆがみ』は、2017年10月期にフジテレビ系の木曜劇場枠(木曜22時)で放送され、浅野忠信さんが初めて民放で主演した連ドラでした。
この作品で浅野忠信さんは神木隆之介さんとコンビを組み、全10話の期間平均視聴率は6.5%と伸び悩んだものの、視聴者の間では高い評価を受けていました。
<↓の画像が、『刑事ゆがみ』に出演の浅野忠信さん、神木隆之介さんの写真>
視聴者満足度調査の結果を踏まえて決めるドラマ賞『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』では、作品賞、主演男優賞などを受賞しており、芸能関係者は「視聴者から続編を望む声が多く、浅野さんとしても映画化を待ち望んでいたはずです」と語っています。
そして、『刑事ゆがみ』の映画化が決定し、今年夏に撮影スケジュールが組まれていたそうなのですが、「主演の浅野さんがいまも徹底した自粛生活をしていて、重要な用事以外は家から本当に一歩も出ない。現状では撮影が開始できそうにもなく、企画自体がストップしてしまいました」
と映画関係者が証言しています。
こうした形で企画がストップしたことに共演者たちも困惑を隠せないそうで、「神木さんは浅野さんとまた共演することを楽しみにしていたので、撮影がスタートしそうにない状況にハラハラしているそうです」
と芸能関係者が語っています。
また、映画版にはスペシャルゲストとして上戸彩さんの出演が内定していたそうで、上戸さんが映画に出演するのは、2017年公開の主演作『昼顔』以来3年ぶりとなりますが、企画がストップしてしまったことで上戸さん側は呆然としているとのことです。
女性セブンはこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- 今はそういう時期でそういう人がいても良いんじゃない。
なおかつ、都内なんて甘々な対策で次々と罹患者いる状態なんだから。
地方住んでて都内行きたいなんて思わないもんね。 - 恐れ過ぎで良いと思うけど。経済再開は動かないとある業種がまずいから再開した訳で、別にワクチンができて収束したわけでも何でもないから。
罹患したら結局、自分のせいになっちゃうわけだし。 - かからないとは言えない。最低でもワクチン出てからじゃないと。
伏せている情報も有るのだからそりゃ恐れるのが当たり前。
かかって死ぬだけでは無い。後遺症も存在する。それを救済するものは今は無い。 - ひどい記事だな。浅野さんは何も悪いことをしていない。
人それぞれの危機意識や危機管理に対して、筆者の価値観や主張だけで、その人の言動を評価している。
いまだコロナが終息していないこの時期に、人をおとしめ、世間をあおるような記事は最悪最低だよ。 - 最初から、誰もがこういう意識でいたら、今の状況は違っていたかもしれないよ。死なずにすんだ人がたくさんいたと思います。
これを変りもの風に扱う人の数が多い分だけ、死人や感染者が増えていくんだと思います。 - 俺だって引きこもりたいけど、仕事とかの関係で仕方なく外に出ている。
浅野さんはお金もあって、引きこもるのが可能なんだから良いんじゃないかな。
などの声が上がっています。
女性セブンの記事はどこまで本当の話なのかは不明ですが、新型コロナウイルスの治療薬、ワクチンも完成しておらず、今もなお感染拡大が続く状況の中で、自分や周囲の人の命を守るためにも、自主的に活動をストップさせるという選択は決して異常ではありません。
国内の感染者データを見ると、24日までに国内で感染が確認された人数は1.8万人を超え、亡くなった人の数はクルーズ船の乗船者を含めると合計は982人に達しています。
東京都内だけでは感染者数が合計で約5,900人、24日は55人、25日は48人の感染が確認されており、1日の感染者数が50人を超えるのは、5月5日以来初でした。
しかし、経済活動を止めることで被る損害があまりにも大きいことで、様々な対策を講じながら慎重に活動を再開させていますが、東京を中心に感染者数の増加が続いています。
新型コロナウイルスは感染後、陰性になったとしても、後遺症といえる症状が出るケースもあることが判明しています。
NHKが医療機関にアンケート調査を行ったところ、陰性になった1370人の元患者のうち98人が、日常生活に支障をきたす症状を訴えていることが明らかになっています。
主な症状は、「呼吸器機能の低下」「筋力・運動能力の低下」「認知機能の低下」で、後遺症は年齢に関係なく、陰性になった後も倦怠感、頭痛、嗅覚・味覚障害、胸の痛み、発熱などを訴えている10~20代の若者もいます。
こうした病気であるため、浅野忠信さんが映画撮影への参加を拒否するのも分からないでもないですし、主演ということで撮影シーンも多く、感染リスクも比例して高まることから、浅野さんが拒否しているのが事実ならば、最悪の場合には制作を断念する可能性もありそうです。
ちなみに、浅野忠信さんはSNSの更新は続けており、趣味の絵を頻繁に投稿しているほか、5月には伊勢谷友介さんのYouTube動画にも出演し、以前と変わらず元気そうな姿を見せていました。
浅野忠信さんは日本だけでなく海外でも俳優活動をしており、新型コロナウイルスの感染拡大前まではオーストラリアで映画撮影を行っていたそうなのですが、今後またいつか俳優として活躍する姿を見たいです。
また、『刑事ゆがみ』の映画版が今後どうなるか分かりませんが、今年が無理ならば来年、再来年にスケジュールを再調整し、より良い作品を作り上げてほしいですね。
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- https://www.news-postseven.com/archives/20200625_1572750.html
- https://www.news24.jp/articles/2020/06/23/07666223.html
- https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200611/k10012467101000.html
- https://www.gqjapan.jp/culture/article/20200320-break-the-code-tadanobu-asano
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