ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ(TBS系)で親子役を演じていた俳優・えなりかずきさん(38)との関係が悪化し、“共演NG”状態にある女優・泉ピン子さん(75)が、TBSの石井ふく子プロデューサー(96)とも関係が悪化していること等を週刊誌『女性セブン』が報じ、ネット上で物議を醸しています。
石井ふく子プロデューサーが手掛ける脚本家・橋田壽賀子さんの追悼ドラマ『ひとりぼっち -人と人をつなぐ愛の物語-』(TBS系)は、嵐・相葉雅紀さんが主演することが1月末に発表され、現時点でその他のキャストは明らかになっていませんが、女性セブン等の取材によると、渡鬼ファミリーの角野卓造さん、中田喜子さん、藤田朋子さん、えなりかずきさんが出演、ナレーションは石坂浩二さんが担当するそうです。
しかし、橋田壽賀子さんと公私共に親交が深かった泉ピン子さんの名前は無いそうで、女性セブンの取材にTBS関係者は、「泉ピン子さんはドラマに出演しません」「橋田先生を追悼する記念ドラマにピン子さんを出演させないなんて……石井さんは相当な覚悟をお持ちなんでしょう」
と語っています。
橋田壽賀子さんの追悼ドラマに泉ピン子さんが出演しない理由として、橋田さんが亡くなった後の関係悪化を挙げ、橋田さんの知人は、「もともとあの2人は、橋田壽賀子という希代の脚本家が繋いだプロデューサーと女優という関係でしかなかった。中心にいるのはあくまで橋田さんであり、石井さんとピン子さんはビジネスライクな付き合いでした。むしろ強固なトライアングルというより、橋田さんを取り合う“三角関係”といった方がシックリくる。橋渡し役の橋田さんが亡くなったことで、ピン子さんと石井さんの関係が悪化するのはある意味、必然のことでした」
と明かしています。
2人の関係が悪化した理由として、昨年6月に『週刊新潮』等に報じられた橋田壽賀子さんの遺骨を巡る一連の騒動が挙げられ、泉ピン子さんは火葬場で橋田さんの遺骨を分骨してもらったことや、それを海洋散骨したことなどをスポーツ紙を通じて発表したものの、週刊新潮の取材に橋田家の関係者や『一般社団法人 橋田文化財団』が分骨を否定しました。
それに対して泉ピン子さんが反論し、泥沼の騒動に発展していたのですが、石井ふく子プロデューサーは騒動が勃発する前に出版した著書『家族のようなあなたへ― 橋田壽賀子さんと歩んだ60年』で、橋田壽賀子さんが亡くなる直前に本人から財団の運営を託されていたことを告白しており、それを知っているピン子さんは財団側の否定コメントに憤りをあらわにし、「あれは石井さんの差し金よ」などと不満を爆発させていたそうです。
女性セブンの取材に泉ピン子さんの知人は、「ピン子さんは橋田さんと世界中をクルーズして回り、そのときの写真を何千枚も持っている。ママとの仲を世に残したい彼女は写真を公開したいけど、橋田文化財団が許可しないそうです。彼女は怒り心頭で、『どうせ石井さんが意地悪で許可しないのよ』と愚痴をこぼしていました。また、橋田さんの死の直後、財団は熱海にある橋田邸の所有権を財団に移しました。これにもピン子さんはご立腹で、『ママは3年そのままにしておくことを望んだのに、石井さんが勝手に遺産を整理した。ママが寝ないで脚本を書いて稼いだ遺産を勝手に移すなんてひどすぎる!』と、ここでも石井さんに対して憤っていました」
と明かしています。
一方の石井ふく子プロデューサーも泉ピン子さんの言動に不信感を抱き、えなりかずきさんがピン子さんとの共演を拒否し、最終的には降板を申し出るほどだったことを重く捉えているといい、チームワークを乱すピン子さんの言動に呆れ果てたことで、追悼ドラマ『ひとりぼっち』で“ピン子外し”をしたとのことです。
石井ふく子プロデューサーの知人は、「スペシャルドラマにえなりくんが出演してピン子さんが出ないのは、石井さんがえなりくんを“選んだ”ということ。昨年ピン子さんは焦りを感じてか、えなりくんに歩み寄る姿勢を見せていたけど、後の祭りでした。」
と語っています。
また、泉ピン子さんは橋田壽賀子さんという大きな後ろ盾を失い、渡鬼ファミリーとの関係悪化もあって仕事が激減し、女優生命の危機に瀕しているそうで、「ピン子さんの石井さんに対する憎しみは募るばかり。近しい人に『あの女だけは絶対に許さないんだから!』と宣戦布告のように語り、冷静さを失っているようです」
とTBS関係者が明かしています。
『日刊ゲンダイ』も泉ピン子さんの言動が業界内で問題視されていることや、このままドラマ業界から消えるのではないかとの声が関係者から上がっていることを伝えているのですが、これらの報道を受けてネット上では、
- せっかくのキャリアを言動や行動でふいにしてるのが残念
- 「実るほど頭を垂れる稲穂か」て言葉が浮かんだ。偉くなればなるほど謙虚さは大切。ピン子はそれが解っていない。
- この人がバラエティなどで喋っているといやーな気分にさせられるから、出てきたらすぐにチャンネル変える。ハラスメントの塊
- この人の言動、人となりをみてれば他人に嫌われるのは容易に想像がつく
- 演技は上手いんだけどね・・・老害てか時代について行けない、変化の分からない人なのかな?
元々ズバズバ話するタイプだが実績有るベテランなら多少のことは許される、話を盛ってもサービスだと時代錯誤してるのでは?昭和のノリのまんま。 - そもそも大して売れてない女流漫談師だったのが、ウィークエンダーで全国に名前が知れるようになり、役者にもなった。
それはそれで大成功だと思うが、「実るほど首を垂れる稲穂かな」という言葉を噛みしめてほしいね。いまさら無理だとは思うけど。 - 橋田、石井ファミリー総出で、ピン子の神輿をひっくり返した感じ。蒔いた種で晩年、一人になるのは哀れだ
などの声が上がっています。
石井ふく子プロデューサーは、歌手・坂本冬美さんと泉ピン子さんが共演の舞台演出も手掛け、ピン子さんが石井プロデューサーの誕生日会に出席したり、バラエティ番組『ぴったんこカン・カン』で共演するなど、以前までは良好な関係にありました。
<↓の画像は、2018年撮影の泉ピン子さん、石井プロデューサー、坂本冬美さんの写真>
そんな2人の関係が橋田壽賀子さんが亡くなった後に悪化し、追悼ドラマでも“ピン子外し”をしたというのは事実なのかどうかは不明ながら、泉ピン子さんはかねてから渡鬼ファミリーとの関係悪化を週刊誌等に報じられており、番組スタッフとの関係も険悪になっていると週刊新潮のWeb版『デイリー新潮』が伝えていました。
今年春に放送予定のドラマ『ひとりぼっち』は、渡鬼シリーズのキャストや制作陣が揃っており、泉ピン子さんが出演しないというのは非常に違和感がありますが、また新たなトラブルが勃発する可能性もあるだけに仕方なさそうです。
奔放な言動によって周囲に多くの敵を作り、仕事も激減しているという泉ピン子さんは、昨年7月期放送の杉咲花さん主演ドラマ『プリズム』(NHK)へのゲスト出演を最後にドラマには出ておらず、数年前から滑舌が悪くなっているとも視聴者に指摘されていることから、もしかすると本当にこのままテレビからフェードアウトしてしまうかもしれないですね。