今年4月からスタートした“ブラック企業”を題材にした、沢村一樹さん(46)が主演のドラマ『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系)ですが、初回平均視聴率は8.3%、第2話が8.4%、第3話が8.0%、第4話が6.7%、第5話が7.2%、第6話が7.9%、第7話が6.1、第8話は7.7%と、放送前には”ブラック企業”を題材としたドラマということで話題になりましたが、1桁の視聴率が続くという厳しい状態となっています。
期待を裏切るような散々な結果となっていますが、当初、フジテレビは同ドラマの映画化や続編化を考えるほど期待し、またこのドラマで脚本を担当した尾崎将也さんに関しても、主演の沢村一樹さんの演技に期待し「第2の阿部寛にする!」と相当意気込んでいたようです。
尾崎氏と阿部寛さんといえば、『アットホーム・ダッド』や『結婚できない男』、『白い春』(すべてフジテレビ系)でタッグを組んだ仲で、それ以降フジテレビとの関係も良好で、最近では映画『テルマエ・ロマエ』のヒットなど貢献しています。
フジとしては、『テルマエロマエ』のような映画で大きな成果をあげたいようで、、沢村さんをそういったポジションに育てあげたかったために、今回起用につながったそうですが、このような振るわない結果に、フジ内部では、「正直、沢村さんには荷が重かったな」という話になっているそうです。
当然、沢村さんの耳にもその声が入っているようで、来年1月クールの『DOCTORS3 最強の名医』(テレビ朝日系)の放送で『そこで見返してやる!』と意気込んでいるのだとか。
これにネットでは、
- 阿部寛はHEROにも出ないし仕事を選んでるのかな
- 沢村はまだどこか堅い感じだし、何か面白くない
- 阿部ちゃん主演で作り直して欲しいわ
- このドラマを映画化とかフジテレビはアホだろ
- 結婚出来ない男の続編が観たいな
などのコメントがありました。
尾崎さんがこれまで脚本を担当した『アットホーム・ダッド』や『結婚できない男』へ出演していた国仲涼子さんや永井大さんを起用するなど、これまで放送されたドラマの名残を感じさせ、内容も面白いのですが、沢村さんではなく阿部さんの方が良かったなとドラマを観ていると感じてしまいます。
尾崎さんは沢村さんのことを、第2の阿部さんにしようとしているとのことですが、個人的にはまた尾崎さんと阿部さんがタッグを組んだドラマが観たいですね