6月3日から撮影がスタートした来年放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、早くも出演者の間でトラブルが勃発していると夕刊紙『日刊ゲンダイ』が報じており、沢尻エリカさん(さわじり・えりか 33歳)と門脇麦さん(かどわき・むぎ 27歳)が一触即発状態に陥っているとしています。
芸能プロダクション関係者は2人が演じる役について、「主演の明智光秀(長谷川博己)を巡って“美濃の蝮”こと斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)を演じる沢尻と、京都の戦災孤児となった駒(門脇)の2人が、恋の火花を散らすライバルという設定」
とし、「役柄が2人に乗り移ってしまったわけではないでしょうが、2人は他の出演者とは普通に話すのに、なぜか絶対に会話を交わさず、目も合わせようとしないんです」
と語っています。
<↓の画像左が沢尻エリカさん、右が門脇麦さん>
また、2人のとある行動がスタッフを緊張させているといい、「互いがピンで撮影するシーンを見に来るんですが、沢尻は門脇の演技を見てもただジーッと黙っているだけ。ところがたまに不敵な笑みを浮かべる時があるんです。もちろん門脇は気づいています。一方、門脇は沢尻の演技を見ていて、たまに大きなため息を漏らす。2人の行動は、共に相手の演技に対しダメ出しをしているかのようにも見えてしまう」
と事情通が明かしています。
そんな2人をめぐって様々な噂が撮影現場で飛び交っているそうで、「何でも年下の門脇が沢尻に挨拶に行かなかったと聞きました。もし事実なら門脇に落ち度があるという話ですが、その一方、いやいや門脇はちゃんと挨拶をしたが沢尻に無視されたという話もあります」
と前出の芸能プロ関係者は語り、2人の間ではすでに火花が散っているといいます。
こうした2人のバトル話が出ている一方で、「仲が悪い?それは120%違いますよ。互いにプロ意識の塊なので、ライバル視しているだけの話でしょう」
と2人を知るスタッフは不仲説を否定しています。
『日刊ゲンダイ』は他に、2人のどちらかに今年の『NHK紅白歌合戦』の紅組司会オファーが来る可能性があるとしており、「2人ともいまから大みそかのスケジュールは空けているようで、ヤル気満々なんです。いずれにせよ、内心は火花バチバチでしょう」
とドラマ関係者は語っているのですが、この報道に対してネット上では、
- 恋のライバルなら、役作りじゃないの?
- ドラマの為には、とても良い事。
- これで良い作品ができるのならそれでいい。逆に仲良しすぎて緩むよりかはいい。
- ドラマや映画で敵とかライバル同士な役柄だと、撮影中は意図的に馴れ合わないようにしてるって話は、いろいろな役者さんがよく話しているから珍しい話でもないと思うけどなぁ。
- 沢尻エリカは門脇麦よりはるかに格上の女優だ。門脇が謝罪すれば沢尻エリカは許すだろう。
門脇はとんがっている場合ではない。まだまだヒヨコなのだから謙虚にならなければならない。門脇にとって、沢尻エリカは雲の上の存在だ。 - 『なつぞら』の清原伽耶さんも長年会ったことがない兄弟だからと、なるべく現場でも岡田将生さんや、広瀬すずさんと鉢合わせしないようにしてたと言ってた。
この2人はライバルの役らしいから仲良くしないようにしてるのでは?? - 紅白の司会ってのが気になる どっちもイヤだ~
- さすがに、この二人に紅白司会は無いだろ
- 沢尻さんと門脇さんの役が光秀をめぐる恋のライバルなんて設定は聞いたことないんですが…。
そもそも光秀は木村文乃さんが演じる煕子という正妻がいてこちらと生涯円満な夫婦という設定ですし。
などのコメントが寄せられています。
ドラマや映画などの中で対峙する設定になっている場合には、撮影以外でもなるべく会話をせず、目も合わせないようにし、役に入り込むというエピソードは様々な役者が後日談として明かしており、沢尻エリカさんと門脇麦さんに関しても、あえて現場では周囲から見えれば不仲に見える態度を取っている可能性があります。
門脇麦さんは自身のスタイルについて、役に入り込む憑依型では無く、「完全に自分ですね。いつも、どんな役をやっていても。『役になりきる』と感じたことは、まだ一度もないんですよね。役を引きずる、みたいなことは多分ないんじゃないかな。」とインタビューで明かしています。
一方の沢尻エリカさんは憑依型だと明かしており、演じた役を引きずってしまうため日常生活にも様々な影響が出るとし、作品と作品の間には体から役柄を追い出す“役落とし”の期間が必要だと語っています。
沢尻エリカさんはこのようなタイプなので、門脇麦さんからの挨拶を無視するなどし、一方の門脇さんはそうした沢尻さんのスタイルに合わせている可能性があるとみられ、2人の関係については特に気にする必要はないのかもしれません。
『日刊ゲンダイ』はさらに、2人のどちらかに今年の紅白の紅組司会オファーが来る可能性があると伝えていますが、共に司会者向きでは無いと感じるので、出来れば安定感のあるNHKのアナウンサーにお願いしたいものです。