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沢尻エリカ合成麻薬所持でCM契約打ち切り、大河ドラマ出演中止で莫大な違約金発生へ? 薬物事件の裏側、MDMA以外の薬物疑惑も

沢尻エリカ薬物事件で麒麟がくる降板濃厚、損害賠償は5億円以上? 親友・片瀬那奈が心境語り涙。彼氏も捜査対象に?

合成麻薬「MDMA」を所持していたとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者(33)が、取り調べに対して「以前からMDMAを使った経験がある。他の違法薬物も使ったことがある」という趣旨の供述をしていることが明らかになりました。

沢尻エリカ容疑者は10月上旬ごろから、薬物の疑いで警視庁組織犯罪対策5課(略称:組対5課)のマークを受けており、そうした情報を得ていたTBSなどは逮捕前日の15日夜に、東京都目黒区碑文谷4丁目にある自宅マンションへ帰宅した沢尻容疑者が、渋谷区道玄坂にあるクラブ『WOMB(ウーム)』へ向かう姿をキャッチしていました。

それから10時間後の16日朝に組対5課による家宅捜索を受け、午前8時45分頃に自宅マンションでMDMAの粉末0.09グラムが入ったカプセルを所持したとして、麻薬取締法違反容疑で緊急逮捕されました。

クラブから帰宅中の沢尻エリカ容疑者に自宅前で職務質問し、所持品検査を行いましたが薬物を所持しておらず、母親と同居する自宅を家宅捜索したところ、手のひらサイズのアクセサリーケースの中敷きの下に隠された状態のカプセル2錠を発見し、うち1錠を鑑定したところMDMAだと確認したといいます。

組対5課は現在、押収した残る1錠のカプセルや尿鑑定、携帯電話を解析してMDMAの入手経路、使用の実態などについて解明を進めていくとしています。

組対5課が沢尻エリカ容疑者のマークを始めたきっかけは、「クラブで違法薬物を入手して使っている」といった情報提供だったといい、10月から内偵捜査を続けていたそうなのですが、情報提供で得ていたのはMDMAとは別の違法薬物に関する情報だったそうです。

そして、沢尻エリカ容疑者の逮捕を受けて、親友でタレント・女優の片瀬那奈さんは17日に生放送された情報・ニュース番組『シューイチ』(日本テレビ系)で、「妹のような存在」「もう悲しくて、ショックで、何で?という驚きが巻いていて…。これだけ近くにいて何も知らなかったのは本当に悲しいし、裏切られたような気持ち。近かったからこそ言ってほしかったし、私は怒りたかったし…」と目に涙を浮かべながら語りました。

<↓の画像は、沢尻エリカ容疑者と片瀬那奈さんの写真>

また、「この世界は特にいろんな人が関わって、いろんな人が助けてくれて、いろんな人が動いてくれる世界。大河だったり、大切な仕事がたくさんあるなかで、その人たちを裏切ること悲しませる、迷惑をかけることは本当にあってはならないことなので本当にガッカリしています」と憤りをあらわにし、沢尻エリカ容疑者は何か悩み事は抱えていなかったか聞かれると、「仕事は順調だったと思うけど、自分(沢尻)の中で葛藤はあったので、今度ゆっくり話そうと話していたその矢先だった。私も知らないことがいっぱいあったのかな、もっと察してあげれば良かったのかなと、私も後悔しています」と心境を明かしていました。

他に、「彼女はずっとその役柄のままでプライベートでもいてしまう部分があって、私でも介入できない部分もある。没頭してしまうところはある」とも語っていました。

片瀬那奈さんはこのように語っていましたが、2009年時点で大麻使用が明らかになっていたことを週刊誌『週刊文春』が2012年にスクープしており、大麻問題が原因で芸能事務所『スターダストプロモーション』から契約解除されたとも報じられています。

また、片瀬那奈さんは沢尻エリカ容疑者と共にクラブへも訪れており、その時の映像が最近YouTubeへ投稿(現在は非公開状態)されていました。

<↓の画像は、クラブで遊ぶ沢尻エリカ容疑者、片瀬那奈さんの写真>

『週刊文春』のウェブ版は16日夜配信の記事で、沢尻エリカ容疑者の違法薬物使用に関する情報を夏時点で入手していたとし、逮捕前日に沢尻容疑者が訪れたクラブで取材を行い、そこで今年9月に破局が報じられたファッションデザイナー・N氏と合流していたことを伝えています。

さらに、クラブでは紙巻タバコを深く吸い込んで恍惚の表情を浮かべていたとし、組対5課は沢尻エリカ容疑者だけでなく、交際相手についても取り調べる方針としています。

このように周囲の人物も今後捜査を受けるようで、もしかすると親しい関係にあった片瀬那奈さんも今後捜査対象となるかもしれません。

そして、この事件によって沢尻エリカ容疑者は莫大な損害賠償を請求されるのではないかと予想されており、すでに15日からスタートしたばかりの『Indeed』の新CM動画は削除され、『サントリー ほろよい』や『P&G レノアハピネス』なども同様の対応が取られています。

特に大きなダメージを受けているのが来年1月5日スタート予定のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、沢尻エリカ容疑者は織田信長の正妻・帰蝶(濃姫)を演じ、初回から登場予定だったものの降板が濃厚となっています。

<↓の画像は、『麒麟がくる』出演者の写真>

『麒麟がくる』は6月3日から撮影がスタートしており、『サンケイスポーツ』などの報道によると、すでに全体の5分の1程度の10話前後まで収録済みだったといい、もし代役を立てて撮り直しするとなれば、一度ばらしたセットを建て直す必要があり、これだけでも億単位の損害となるといいます。

他にも、現在公開中の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』にも出演し、NHKの有料動画サービス『NHKオンデマンド』では、沢尻エリカ容疑者が2年間司会を務めていたドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(NHK BSプレミアム)の10作品が新規販売停止となっています。

そのため広告業界関係者は、「損害賠償金はCMなど3本だけでも2億5000万円ほどになる。映画はDVDとパッケージで契約する場合が多く、大河は撮影に入っているので、億単位になる可能性がある。合わせて少なくとも5億円以上になる」と推測しています。

ちなみに、沢尻エリカ容疑者は正月特番『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)に出演予定で、17日に行われた収録に参加する予定でしたが、薬物事件を受けて急遽、有名女優が代わりに出演することが決まったそうです。

このように突然の逮捕によって様々な方面に非常に大きな影響を与えており、芸能界や世間からは残念という声のほか、怒りの声が噴出している状況です。

かなり前から『週刊文春』などによって大麻使用について報じられながらも、なぜ薬物をやめることが出来なかったのかと思うのですが、沢尻エリカ容疑者は周囲から「大麻を止められないのか、このままではマズイ」と言われながらも、「止められない。これが私のライフスタイル」などと答えていたと『週刊文春』に報じられています。

そして、女優として再評価され始め、複数の仕事を抱えている中でMDMA所持によって逮捕される最悪の展開を迎え、これは自業自得だとは思いますが、周囲にどれほどの迷惑をかけるかをよく考えてほしかったですね…。

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