昨年2月に女優復帰した沢尻エリカさん(39)が、来年2月末公開予定の映画『#拡散』に出演するほか、配信ドラマで主演も決定していることを『東京スポーツ(東スポ)』が伝えています。
沢尻エリカさんは2019年に、自宅で合成麻薬・MDMAやLSDを所持していたことで逮捕され、2020年2月に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されました。
裁判では今後について「女優復帰は考えていません」と語っていましたが、その後も芸能事務所『エイベックス・マネジメント』に籍を残し、様々な噂や憶測などが飛び交う中で、執行猶予が明けた2023年に芸能界復帰を発表し、同12月にファッション誌『GINGER』の表紙を飾り、昨年2月上演の舞台『欲望という名の電車』で主演し女優復帰しました。
その後はカラーコンタクトブランド『Kaica(カイカ)』のイメージモデルに起用されたり、俳優・窪塚洋介さんと共に、日本発の新スポーツアパレルブランド『DIG(ディグ)』のスペシャルアンバサダーに起用されるなど新たな仕事を獲得しています。
20日には、成田凌さん主演映画『#拡散』に出演することが発表され、2019年以来7年ぶりに映画復帰することが分かりました。
東スポによると、『#拡散』は全国公開されるもののインディペンデント系配給会社が手掛ける作品で、『東宝』『東映』『松竹』といった大手配給会社の作品ではないことや、「ワクチン」を巡るトラブルを扱った内容であるため注目を集めています。
<↓の画像は、映画『#拡散』で共演の成田凌さん、沢尻エリカさん>
こうした作品に出演した背景について映画関係者は、「昨年12月に富山市、黒部市で撮影されました。ワクチンを巡るデモを再現するなど、社会派エンターテインメントに仕上がっています。沢尻さんにはこれまで映画出演のオファーがあったと思われますが、今回は大手配給会社の映画ではなく、あえてインディペンデント系配給会社の“意欲作”を選んだ」
と考えられるとしています。
沢尻エリカさんは5年前に違法薬物事件で有罪判決を受けたことによって、イメージが著しく悪化しましたが、昨年2月の主演舞台は全18公演のチケットが即ソールドアウトとなり、「ドラマや映画など業界関係者が沢尻の舞台を観覧に訪れ、演技力に衰えのないことを確認した。水面下では、すでに他の作品のオファーも殺到している」
とのことです。
映画関係者は、「来年には配信系の主演ドラマも決まっているようです。沢尻さんは復帰後、改めて“演じることの楽しさ”に目覚め、支えてくれた周囲に恩返しをする意味でも、今後出演作をヒットさせることを新たな夢の一つにしているとか」
と明かしています。
これらの報道を受けてネット上では、
- もう道を外す事なく、これからもがんばって
- もう反省したろうし、ばんばん露出して欲しい
- そんなに求められてないでしょ
- 薬はきれいに抜けたわけ?
- リスクあるだろうに映画会社もよく許したな。もし、何かあっても、映画には罪がないと上演するつもりかな。
- 演技力の高さと美貌よりも事件のイメージダウンが大き過ぎて全く好感を持てなくなっている。人間性も優れている俳優さんを応援したい
- 本人や事務所は金になるし復活したいさせたいのだろうが… 特にスポーツ紙系はオファー殺到とかやっぱメディアや事務所の何かしらの意図を感じざる得ないわ
- グレーだった片瀬那奈さんが芸能界を離れ、逮捕され有罪となった沢尻エリカが復帰できるのは変だね
- こんな人を使うと本人も世の中を甘く見るんだろうし、世間の人の薬物への考え方も軽くなると思う
などの声が上がっています。
執行猶予が明け、芸能活動を再開してから2年経った現在も、芸能界復帰に対しては否定的な声が少なくありません。
沢尻エリカさんは2019年に違法薬物事件で逮捕された当時、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影中だったほか、『indeed』や『P&G レノアハピネス ナチュラルフレグランス』などのCMにも出演していましたが即降板が決定しました。
沢尻エリカさんは2009年にも大麻使用疑惑が浮上し、当時所属していた『スターダストプロモーション』から契約を解消されて芸能活動を休止しており、週刊誌『週刊文春』の取材に元夫・高城剛さんは「エリカの薬物依存は周知の事実」「大麻だけでなくエクスタシー(MDMA)なども使用していた」などと暴露していました。
<↓の画像は、違法薬物を使用しクラブ遊びしていたころの沢尻エリカさん>
こうして仕事が激減するも、エイベックスの強力なバックアップによって再び大きな仕事を獲得していったわけですが、その裏では様々な違法薬物を使用していたことが明らかになっており、逮捕後の取り調べでは「10年以上前から大麻、LSD、コカインも使った」「これまでに有名人が薬物事件で逮捕される度に、私も危ないんじゃないかと注意していた」などと供述していました。
そのため、今後また同じ過ちを繰り返すことも懸念されますが、再び事務所や仕事関係者、ファンたちの期待を裏切ることなく、女優としての再起を図ってほしいですね。
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- https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/363914
- https://pinzuba.news/articles/-/12690