NHK連続テレビ小説(朝ドラ)では現在、有村架純さん(24)がヒロインの『ひよっこ』が放送されており、10月2日からは葵わかなさん(18)がヒロインの『わろてんか』、来年4月2日からは『半分、青い。』の放送が決定しているのですが、『半分、青い。』のヒロイン役を女優・モデルの永野芽郁さん(ながの・めい 17歳)が演じることが明らかになりました。
これは20日に行われた会見で発表されたもので、永野芽郁さんは初めて参加したNHK朝ドラのオーディションで応募者2366人の中から勝ち抜き、見事朝ドラのヒロイン役に抜擢されたといいます。
永野芽郁さんがヒロインを演じる『半分、青い。』は、『あすなろ白書』や『ロングバケーション』(フジテレビ系)、『ビューティフルライフ』、『愛していると言ってくれ』、『オレンジデイズ』(TBS系)など、数多くのヒットドラマを手掛けた北川悦吏子さん(55)が脚本を担当するオリジナル作品で、高度経済成長期の終わり頃から現代までの東京と岐阜が舞台になっています。
永野芽郁さんは1971年生まれのヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)役を演じ、鈴愛は幼少期に病気で左耳の聴力を失うものの、ユニークな発想力を活かして、一大発明を成し遂げるまでの姿を描いており、今年秋にクランクイン予定になっています。
永野芽郁さんをヒロインに起用した理由について、NHKの勝田夏子チーフプロデューサーは「役にピッタリのキャラクター。失敗を繰り返しても、へこたれない女性。岐阜言葉で“やってまった”と言う天真爛漫さ、度胸と愛嬌を持ち合わせている」と絶賛。
また、カメラテストの映像で審査したという北川悦吏子さんは、「最終オーディションに残ったみなさんの様子を、穴の開くほど、見つめました。そして、スズメを見つけました。他にも、素敵な人はいたけれど、スズメという名前をつけた以上、遠くまで飛ぶ人が、いいと思いました。ここから、ずっとずっと遠くまで飛べる人。永野さんだと思いました」というコメントを寄せています。
ヒロインに抜擢された永野芽郁さんは、小学校3年生の時にスカウトで芸能界入りし、2009年公開の水野美紀さん主演映画『ハードリベンジ・ミリー』で子役デビュー。
2010年からは小学生向けファッション誌『ニコ☆プチ』のレギュラーモデル、2013年~2016年にかけては姉妹誌『nicola』のモデルとして活動しており、現在は『Seventeen』のモデルを務めています。
<↓の画像は、『ニコ☆プチ』モデル時代の永野芽郁さんの写真>
その一方で様々なドラマや映画、CMにも出演し活躍しており、2013年放送のNHK大河ドラマ『八重の桜』、2016年の『真田丸』、昨年1月期放送の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)、同7月期放送の『こえ恋』、2015年公開の実写映画『俺物語!!』ではヒロインを演じ、今年公開の『ひるなかの流星』、『PARKS パークス』、『帝一の國』、『ピーチガール』、『ミックス。』などに出演し、「UQモバイル」のCMでは深田恭子さんや多部未華子さんと共演しています。
<↓の画像は、「UQモバイル」CMに出演中の永野芽郁さん、深田恭子さん、多部未華子さんの写真>
そんな永野芽郁さんが、来年春放送の『半分、青い。』のヒロインに抜擢されネット上では、
- 応募者2366人によるオーデション 出来レースだろう
- ここ数年はオーディションという名の出来レース。すでに売れている女優ばっかじゃないか。
- えー、ゴリ押しタレントじゃん。最近このパターンが多くてガッカリ。
- もうオーディションだなんだ嘘つかなくていいよ。出来レース茶番なんだから。有村架純もひよっこの島崎遥香も今回のも。島崎なんて実力と勘違いしてるツイートしてたからなw 公共放送のNHKがこれじゃ駄目だわ。
- 永野さんどうこうでは無く、まっさらの女優さんを見てみたいなぁ。既に活躍中なので、フレッシュさは無いよね。
- 最近はワザと?って思うくらいに芸能事務所のゴリ押し感が半端ない
- 朝ドラは事務所の大きさ次第なんだろうな?俳優業は事務所次第だな。
- ほんとにオーディションで決めたのなら今人気がある人にやらせるか?あれだけの人数がいてこの人が選ばれるとはよっぽどすごい演技じゃないと…
などの否定的なコメントが多く寄せられています。
朝ドラはかつて、スターへの登竜門と言われていたドラマ枠で、新人女優たちがヒロインを演じ注目されるというパターンになっていたのですが、いつからかすでに活躍している女優がヒロインを務めることが増えています。
『半分、青い。』のヒロインに起用された永野芽郁さんについても、まだ17歳ではあるものの、数年前から様々な作品に出演してすでに活躍しているため、ネット上では「出来レース」「事務所のゴリ押し」などといった批判の声が多く見受けられ、オーディションに対しても疑問の声が上がっています。
しかし、作品の内容や演技さえ良ければそれは大した問題では無いと思いますので、とにかく多くの視聴者が満足するような作品になっていることに期待したいですね。