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水曜日のダウンタウン打ち切りへ? ナダル拉致事件に続き、クロちゃんのモンスターハウスでも警察出動

水曜日のダウンタウン・モンスターハウスが警察沙汰でTBS謝罪。クロちゃん一般公開でとしまえん大パニックに…

バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の人気企画『モンスターハウス』の最終回が26日に放送され、この企画に出演の安田大サーカス・クロちゃんを遊園地『としまえん』(東京・練馬区)内に設置された檻(おり)に閉じ込め、その姿を一般公開すると発表したのですが、人が殺到したことで現場は大パニック状態になり、警察も出動するほどの大騒動に発展してしまい、TBSが27日に謝罪コメントを発表しました。

『モンスターハウス』は、男女6人がシェアハウスで生活し、恋愛などを繰り広げるリアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)のパロディ企画で、クロちゃんを含めて6人の男女が恋愛する姿を追った内容となっており、クロちゃんのゲスな本性が垣間見れる企画として視聴者の間では大きな反響を呼んでいました。

『モンスターハウス』は10月3日放送回からスタートし、12月26日に最終回を迎えたのですが、最終回までにクロちゃんの二股などが発覚しており、番組最後にはそんなクロちゃんを「許せる・許せないか」の“国民投票”を生放送でテレビのdボタンを使って実施し、もし許せないの割合が51%だった場合、『としまえん』内の檻に12時間以上収監され、100%だった場合は24時間の収監という罰ゲームが設定されていました。

<↓の画像は、『モンスターハウス』出演者の写真>

国民投票の結果は、総投票数約280万票のうち95%が許せないだったため、27日22時38分まで『としまえん』の檻に収監する罰ゲーム企画「真・モンスターハウス」の実施が決定し、この企画ではクロちゃんを無料一般公開し、27日午前9時半まで&同19時半以降は入園料は無料で、日中のみ入園料が必要と発表されました。

<↓の画像が、26日放送『モンスターハウス』最終回の生放送シーン>

番組放送直後の深夜0時15分ごろから無料公開企画がスタートし、檻に収監されたクロちゃんを一目見ようと多くの人が『としまえん』に殺到した結果、現場は大パニック状態になり、周辺の道路が渋滞したり、『としまえん』内にある自動販売機の上に登ったり、柵が崩壊するなどの事態に発展していました。

<↓の画像は、『としまえん』に集まった人たちの写真>

そして、企画スタートから1時間後の深夜1時過ぎには、夜間の無料開放を一旦中止すると番組の公式ツイッターアカウントが発表し、さらに約1時間半後の深夜2時半過ぎにはイベント中止が発表されました。

<↓の画像は、『水曜日のダウンタウン』公式ツイッターのツイート写真>

27日午後12時前には、「昨日の放送終了後に都内の遊園地でイベントを行いましたが、予想を超える多くの方々が集まり混乱を招きました。そのため、イベントを急遽中止致しました。ご迷惑をおかけした近隣住民の皆様、関係者の皆様、イベントを楽しみにされていた皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪し、TBSも同内容の謝罪コメントを発表しています。

各報道によると、深夜0時20分ごろから現場周辺住民からの騒音被害や道が混雑しているなどの110番通報が相次ぎ、深夜1時過ぎには警察官約15人が現場に到着したそうです。

<↓の画像は、『としまえん』周辺で撮影の写真>

警察は現場や周辺の状態を見て危険だと判断し、TBS側に企画を中止するよう申し入れ、1時半ごろには企画の中止が決定、深夜4時前までに騒動は解消し、幸いにもケガ人はいなかったようです。

通報を受けた警視庁練馬署は現在、園内にいた番組関係者から話を聞き、詳しい経緯を調べているとのことなのですが、こうした騒動が発生しネット上では、

などのコメントが寄せられています。

テレビ局側の自主規制により攻めたバラエティ番組が年々減っている中、『水曜日のダウンタウン』は過激な企画にも果敢に挑戦していくスタイルを唯一貫き、それによって視聴者の支持を受けています。

その反面、今回のようなトラブルを頻繁に起こしていることで以前より物議を醸しており、2年半前の2016年6月にも、クロちゃんをあるマンションの一室に閉じ込めて、クロちゃんが一般のツイッターユーザーとやり取りをしながら救出してもらえるかどうか検証する企画が行われ、誤った情報がツイッターで拡散された結果、全く関係の無いマンションに一般人が押しかけたことでトラブルとなり、警察も出動する事態となったことで企画は途中で中止となりました。

今年5月22日には、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルさんをJR恵比寿駅前の路上で襲撃して拉致し、檻に監禁する企画を行ったところ、その様子を見ていた複数の通行人から「男の人が車に押し込まれて連れ去られた」という通報が相次ぎ、警視庁が連れ去り事件として現場周辺を捜査した結果、『水曜日のダウンタウン』の企画だったことが判明し、番組ディレクターは警察から厳重注意を受けるというトラブルが起きています。

この他にも何度か番組の企画が騒動に発展しているためネット上では、番組制作サイドに対して批判的な声が多く上がっている一方で、同番組の元プロデューサーで、現在は演出を手掛けているTBSの藤井健太郎プロデューサー(38)のツイッターには、今後も攻めた企画を続けていってほしいというコメントが多く寄せられています。

さすがにトラブルが多過ぎるため、今後もこれまでと変わらずにギリギリを攻めることは難しくなるとは思いますが、番組を楽しみにしている視聴者は多いので、もし今後も番組が続くのであれば、周囲を巻き込むようなトラブルが起きない企画で楽しませてほしいと思いますね。

ちなみに、26日放送の2時間スペシャルの平均視聴率は8.6%(関東地区)で、前週の6.3%から2%以上アップという結果でした。

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