小説家・森博嗣さん(56)の人気推理小説『すべてがFになる』から始まるシリーズ「S&Mシリーズ」が実写ドラマ化され、『すべてがFになる』のタイトルで10月からフジテレビ系でスタートすることが分かりました。
そして今作で主演を務めるのは、女優の武井咲さん(20)と俳優の綾野剛さん(32)となっており、綾野さんはこのドラマが初の連続ドラマ主演作となっています。
本作は武井さん演じる驚異的な計算能力を誇るセレブ理系女子大生・西之園萌絵(もえ)と、綾野さん演じる天才的な分析力と考察力を持つ建築学科准教授・犀川(さいかわ)創平の師弟コンビが、難事件を解決するサイエンスミステリーで、各エピソードを2話完結で描いているという。
2人は2010年の同局系「GOLD」で共演していましたが、当時はどちらもブレイク前。今作ではスターに成長したW主演ということで注目も集まっています。
これにネットでは、
- 映像化するのは無理だよ…キャストもイメージとかけ離れてるし…武井咲もビミョーだけど、綾野剛は完全に違うなぁ…ドラマにしないで欲しいなぁ…
- 原作の大ファンで、実写映像化全否定ってワケでもないんだけど、今の技術だと違和感のあるトリックや設定もあるし、キャストも犀川先生は豊川悦司か椎名桔平みたいなイメージだったからなぁ。ちょっと取り上げられるのが遅過ぎたわ。
- 15年以上も前にシリーズ完結してるような作品を引っ張り出して・・・ちゃんと90年代後半の話ですって前置きしないと、違和感バリバリになっちゃうと思うんですが。大学生がスマホどころか、携帯すら所持してるのが少数派の時代でっせ。大丈夫かいな
- イケメンと美女を使うミステリー作品ならもっと他にあったのでは?役者が嫌いというわけではありませんが、イメージと違いすぎて、原作ファンとして切ない。ここまで来たら思いきり違うものにして欲しい(すべてがFになるではない作品として)
- この作品の一番の魅力は、登場人物。別に誰がやってもいいけど、役者に寄せた作品では無く、役者を役に寄せて作って欲しい。「犀川におしゃれなスーツ」と書かれると、いきなり不安になる。
などのコメントがありました。
「S&Mシリーズ」は全10巻で累計350万部を売り上げている人気シリーズであることから、原作のファンからは今作の実写化に対する批判や、主演を務めるお2人が役柄のイメージと違うことから批判的な意見が多々寄せられています。
フジテレビのドラマ全体に言えることですが、キャスティングに関して芸能事務所の力が大きく影響していると言われており、今回武井さんがこのドラマの主演に抜擢されたのもそれによるものでしょうね。
武井さんはゴリ押し女優と呼ばれ、出演したドラマが低視聴率になる傾向にありますが、果たして今作はどのような結果となるでしょうか…。