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急性骨髄性白血病で亡くなった夏目雅子の映画『瀬戸内少年野球団』が武井咲が主演でテレビ朝日でスペシャルドラマ化

武井咲が夏目雅子の遺作『瀬戸内少年野球団』のドラマで主演に! 名作が復活もゴリ押し女優のリメイクに批判的な声

急性骨髄性白血病を発症し、1985年に27歳の若さで亡くなった女優・夏目雅子さんの遺作となった映画『瀬戸内少年野球団』が、女優の武井咲さん(22)が主演でテレビ朝日にてスペシャルドラマ化され、今年の秋に放送されることが明らかとなりました。

『瀬戸内少年野球団』は、1979年度下半期の直木賞候補作品にもなった作詞家・小説家の阿久悠さんによる自伝的小説を原作としており、1984年6月に夏目さん主演で映画化され、1993年10月には鈴木保奈美さん主演でフジテレビにてスペシャルドラマとして放送されており、映像化されるのは23年ぶり。

今回テレビ朝日でスペシャルドラマとして放送される同作は、原作をより忠実に再現する方針のもと、物語の舞台となる兵庫県淡路島で敗戦を迎えた少年少女たちの目を通し、絶望感、喪失感、無力感から野球をすることで生きる力を取り戻していく姿を生き生きと描いているとのことです。

<↓の画像左が映画版で主演を務めた夏目さん、右がスペシャルドラマで主演の武井さん>

武井さんが演じるのは、子供たちが憧れる江坂町国民学校初等科の美人教師・中井駒子で、明るくて楽天的な性格をしており、野球を通して子供たちに夢と希望を与えようと野球チーム「江坂タイガース」を結成、監督としてチームを率いて子供たちを勇気づけていきます。

主演を務める武井さんは、「演じるにあたり映画を拝見しましたが、今では難しいような衝撃的な表現があって、今回のドラマではどうなるのかな?と思ったのと、ただただ夏目さんが美しくて…。この方が演じられた役を私がやるという緊張感はものすごいものでした」とコメント。

また、「時代も言葉も違う役に不安を感じることもありましたが、子供たちの頑張りに引っ張られて最後までやり通すことができました。特に感動したのは子供たちが頑張って野球の試合をしている姿です。役を通り越して胸を打たれました。」「この作品は、子どもたちの大きなエネルギーと、みんなが前を向いて一生懸命生きようとする希望にあふれています」と語り、「最後は“ありがとう”という思いで、子供たち全員に手紙を書かせていただきました」と明かしています。

武井さん演じる駒子の教え子の1人で、少年たちのマドンナ的存在となる海軍提督の娘・波多野武女役を人気子役の本田望結さんが演じており、その他に、映画版で夏目さんと共演し、阿久さんの分身といえる少年・竜太を演じていた俳優・山内圭哉さんが旅役者の池田新太郎役で出演。

<↓の画像は、「江坂タイガース」のユニフォームを着た武井さんと本田さん>

その旅役者に入れあげる商魂たくましい島の名物“オバハン”穴吹トメ役をお笑い芸人の友近さん、駒子の夫の両親役を大杉漣さんと高橋恵子さん、さらに平泉成さん、えなりかずきさん、栗山航さん、坂田湧唯さんらが出演しています。

そして、この発表に対してネット上では、

などの批判的なコメントが多く寄せられています。

武井さんは、7月からTBS系でスタートする連続ドラマ『せいせいするほど、愛してる』で主演に起用されたことが先日発表されるなど、今年も多くのドラマに出演しているのですが、演技が特別上手いというわけでもないので、こうした声が多く上がってしまうのはしょうがないかもしれません。

『瀬戸内少年野球団』は夏目さんの遺作となった作品で、27歳という若さで亡くなってしまったものの、女優として高い評価を得ていた方が演じていた役を武井さんが演じるのは、少し荷が重いものがありますね。

秋に放送される前から心配な点が多くあり、コケる可能性も十分にありそうですが、果たして放送後にどのような反応が上がるのか、どれほどの数字を獲得できるかに注目です。

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