今勢いに乗っている若手俳優の1人・横浜流星さん(よこはま・りゅうせい 23歳)が、7月期放送の夏ドラマ『私たちはどうかしている(仮タイトル)』(日本テレビ系 水曜22時)の主演に決定したと『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
東スポによれば、テレビ各局は現在、横浜流星さんのドラマ出演を巡って激しい争奪戦を繰り広げているそうなのですが、今年1月期放送の『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』に続き、日本テレビがドラマ起用にこぎ着けたとの情報があるといいます。
横浜流星さんは小学校6年生のときに、大手芸能事務所『スターダストプロモーション』にスカウトされて芸能界入りし、女子小中学生向けのファッション雑誌『ニコプチ』や『nicola(ニコラ)』のメンズモデルを経て、2011年に福士蒼汰さん主演の『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で俳優デビューを果たしました。
<↓の画像は、『仮面ライダーフォーゼ』で共演の吉沢亮さんと横浜流星さん(右)の写真>
2014年には、『烈車戦隊トッキュウジャー』(同)でトッキュウ4号(スーツカラー・グリーン)/ヒカリ役を演じ、2017年には映画『キセキ-あの日のソビト-』に出演し、菅田将暉さん、成田凌さん、杉野遥亮さんと共に『グリーンボーイズ』名義でCDデビュー、『ミュージックステーション』(同)にも出演しパフォーマンスを披露しました。
2018年にはソロ歌手デビューし、2019年に深田恭子さん主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)に出演し注目を集め、同年にはこの他に『あなたの番です』(日本テレビ系)、『4分間のマリーゴールド』(TBS系)、映画『愛唄-約束のナクヒト-』、『LDK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』、『チア男子!!』、『いなくなれ、群青』などに出演しました。
こうした活躍によって、『Yahoo!検索大賞2019』では「今年の顔」に選ばれ、オリコンの『2019年ブレイク俳優ランキング』で1位に選ばれるなどしており、今年に入ってからも様々なドラマや映画、CMに出演し活躍を続けています。
そんな横浜流星さんについて日本テレビ関係者は、「いま最もスケジュールを押さえるのが難しい俳優と言われている。フジの月9(月曜21時のドラマ枠)も主演候補として狙っていました」
と語りつつ、“あな番”こと『あなたの番です』の制作陣が、横浜さんの獲得に成功したとしています。
同関係者はさらに、「『あなたの番です』の女性プロデューサーAさんは、『横浜をブレークさせた!』と自負しており、フジの月9の話を白紙にさせてしまったとか…。横浜本人にはラブレターのような手紙を書いて、口説き落としたそうです。まあ、あまりの熱の入れように『独身であるAプロデューサーは本当に横浜に“ホ”の字なのでは?』なんて冗談まで局内に飛び交っていたそうです(笑い)」
という裏話も明かしています。
横浜流星さんを主演に起用した新ドラマ『私たちはどうかしている』は、『キッチンのお姫さま』『ARISA』などの作品で知られる漫画家・安藤なつみさんが、2016年から女性向け漫画雑誌『BE・LOVE』で連載している同名漫画の実写化とのことです。
<↓の画像は、漫画『私たちはどうかしている』の写真>
『私たちはどうかしている』のあらすじ、ストーリー内容は、主人公・花岡七桜(なお)は幼少期に、母親が住み込みで働いていた老舗和菓子屋「光月庵」で店の跡取り息子・高月椿と出会うのですが、椿の証言によって母親が殺人事件の容疑者として逮捕され、この濡れ衣によって七桜も店から追い出されてしまいます。
こうして七桜と椿は離れ離れとなるのですが、15年後にそれぞれ和菓子職人となってある大会で2人は再会、椿は七桜がかつての幼馴染だと気付かずに惹かれ、結婚を申し込みます。
一方の七桜は自分の人生を狂わせた椿に憎しみを抱きつつも、母親に容疑がかけられた殺人事件の真相を探るために、椿のプロポーズを受けるのだが…というストーリー展開となっており、ミステリー要素も含む作品となっています。
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東スポによれば、横浜流星さんの相手役となる七桜役には、女優の二階堂ふみさん、浜辺美波さんの名前が挙がっているそうです。
<↓の画像左が二階堂ふみさん、右が浜辺美波さん>
芸能プロダクション関係者は、「他にも見どころはあり、その1つが和菓子店に毎回、客としてやって来るスペシャルゲストです。現在、名前が出ているのが田中圭、秋元康氏など。まさに『あな番』のキャストが勢揃いすると言っても過言ではありません」
と語っています。
そして、この報道に対してネット上では、
- 相手役が二階堂ふみはないわぁ…
- 7月後半から9月初めまで流星くん舞台控えてるのに、連ドラなんて撮影できるの??
- これ本当なのか怪しい。巌流島の舞台と丸かぶりで無理なんじゃ?
もう日テレで連続して出てるし、しばらく遠慮して欲しいな。
個人的にはドラマならNHK朝ドラ、大河、TBSの日曜、フジの月9とかで見たいし、映画にも沢山出て欲しい。 - 今年の夏ドラマは、春ドラマを7月中旬までし、秋ドラマはオリンピック終わった時期からの放送という形にしている。
横浜流星さんは舞台の出演もあるし、主演となると難しいのでは? - でもどうせ最後はHuluに誘導するんでしょ。これされると日テレのドラマを見る気が失せます。流星くんは好きですが、なんだかなー。
- 横浜流星くんブレイクさせたの、TBSでしょ。なんで、日テレは自分の所がブレイクさせたみたいに毎回言うんだろ。
見る側としても、女性がこうゆうの好きでしょ?みたいな前提の感じの演出させるのとかやめて欲しいし、ストーリーとかもっとドラマとして、ちゃんとしたもとやってほしい。
てか、そろそろ他の局で違う姿見たい。日テレじゃなくていい。
などのコメントが寄せられています。
横浜流星さんは7月~9月に上演の舞台『巌流島』で主演し、宮本武蔵役を演じる(佐々木小次郎役は伊藤健太郎さん)ことが発表されており、ドラマ撮影とかぶることから日本テレビのドラマ起用に対して疑問の声が上がっています。
また、東スポは横浜流星さんを月9に起用しようとしていたとしているものの、月9では上野樹里さん主演『監察医 朝顔』の続編を夏から秋にかけて2クール(6ヶ月)放送することを決定しており、横浜さんの起用に名乗りをあげていたという話も怪しいと指摘されています。
ちなみに、ヒロイン役で名前が挙げられている二階堂ふみさんは、3月30日スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『エール』に出演し、主演の窪田正孝さんの相手役を演じることが決まっています。
あくまでも東スポのみが報じていることなので、よくある飛ばし記事の可能性は十分ありますが、横浜流星さんは若手俳優の中で今トップクラスの人気があり、出演した各作品の反響もかなり大きいことから、今年春以降も様々なドラマや映画に出演するのは間違いないでしょうね。
2年ほど前から数多くの作品に出演しているため、ファンからは身体を心配する声も相次いでおり、様々な人と接触することによって新型コロナウイルスへの感染リスクも高まるので心配ではありますが、引き続き様々な作品で俳優として活躍する姿を見せてほしいです。