俳優・横浜流星さん(26)が、『日本ボクシングコミッション(JBC)』のプロテストを受け、C級ライセンスを取得したことが明らかになりました。
横浜流星さんは、佐藤浩市さんとのW主演映画『春に散る』(瀬々敬久監督 8月25日公開予定)でボクサー役を演じており、撮影時点でプロ並みの基本的な技術は備わっていたものの、映画の宣伝活動が始まる前にプロボクサー資格を取得する必要があるとの思いが強く、プロテストを受けてC級ライセンスに合格したとのことです。
<↓の画像が、プロボクシング・C級ライセンス取得の横浜流星さんの写真>
横浜流星さんはC級ライセンスの取得について、「去年4月から役作りでボクシングを始め、そこからボクシングをずっと続けていました。K’sBOXの会長、松浦さん、川並さん、その他の方々のサポートが無ければ、結果は出せませんでした。本当に感謝の気持ちで一杯です。当日は空手をやっていた当時の気持ちを思い出し、久々に心が燃えました。あの時の気持ちをまたこうして味わえて、自分は本当に格闘技が好きなんだと再確認できましたし、反省点もありますが、やって来たものを全て出しきれたので今はホッとしてます」
と語っています。
今後については、「(映画で演じた)翔吾の台詞に『今しかねぇ。』という台詞があります。本当にその通りなんです。人生一度きりで後悔を残したくないし、今を大切に生きたいと心に強く刻み自分も生きています。今回挑戦したことは、芝居でもこれから生きていくうえでも、必ず活きると信じています。魂を込めて創り上げた映画『春に散る』が1人でも多くの方の心に届き、自分の大好きなボクシングや格闘技がこれからもっともっと盛り上がることを心より願っています!」
としています。
そして、横浜流星さんが映画のために、ボクシングのプロライセンスも取得したことが判明しネット上では、
- 格闘技を題材にした映画で身体を作る人はいるけど、プロテストを通ってしまうのはさすが
- えー!!スゴいなぁ!俳優さんでここまでやる人も、少ないよね、これから胸を張って宣伝出来ますね、楽しみです。
- イケメンだけどチャラチャラしてなくて、しっかりドラマや映画に向き合ってて好感が持てる。
空手で実績もあるし、正面から真剣に取り組む姿勢でこれからも成長して楽しませて欲しい。期待してます。 - さすがにすごい。若くて綺麗なだけじゃない芯の強い心、信念と身体を兼ね備えて。
トッキュウジャーの頃から見ていたけどこんなに凄い子だと思わなかった。これからも応援します! - だんだんキラキラしたものが取れてとてもいい顔になった。役者としてまだまだ伸びしろがあるし、30代、40代とどんな役者になっていくか楽しみ。
などの声が上がっています。
横浜流星さんが今回取得したプロボクシングのC級ライセンスは、4ラウンド(4回戦)制の試合に出場できる資格となっており、1つ上のB級ライセンスは4ラウンドの試合で4勝が昇級条件で、A級ライセンスは6ラウンド制の試合で2勝することが必要で、このライセンスは16~36歳までという年齢制限があり、37歳になると失効します。
過去には、お笑いトリオ『ロバート』のツッコミ・山本博さんが『Qさま!!』(テレビ朝日系)の企画でC級ライセンスを取得し、失効直前に行われたデビュー戦を勝利で飾り、山本さんはボクシングトレーナーのライセンスも取得していました。
『南海キャンディーズ』の“しずちゃん”こと山崎静代さんも2009年にC級ライセンスを取得し、2015年に引退するまでボクサーとしても活動していました。
芸能人でもプロボクシングのライセンスを取得している方は少なくないですが、映画の宣伝などのためにわざわざプロテストを受け、ライセンスを取得したというのもすごいですね。
そんな横浜流星さんは2020年公開の吉高由里子さんとのW主演映画『きみの瞳が問いかけている』でも、キックボクサー役を演じるために役作りで2ヶ月間、プロから特訓を受けて筋肉量を増やし撮影に臨んだと明かしています。
横浜流星さんは中学3年時に、初段の腕前を持つ極真空手の世界大会(13・14歳男子55kgの部)で優勝した経歴を持ち、それが様々な作品でのアクション演技に活かされていて、他のイケメン俳優たちとは一線を画す存在となっていますが、新たにボクシングのプロライセンスまで取得し、この経験は今後の作品にも活かされていくかもしれませんね。
横浜流星さんは2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(脚本・森下佳子さん)で主演するなど、この先出演予定の作品が複数発表されていますが、これからも様々な経験を積んで役者としてさらに成長した姿を是非見せてほしいです。