累計発行部数250万部超えの人気漫画『極主夫道(ごくしゅふどう)』が俳優・玉木宏さん(たまき・ひろし 40歳)主演で実写ドラマ化が決定し、7日に出演者のビジュアルが初公開され反響を呼んでいます。
『極主夫道』は、漫画家・おおのこうすけさんが完全無料のWEBコミックサイト『くらげバンチ』で2018年2月から連載中の漫画で、現在までに出版のコミックスは累計発行部数が250万部を超えており、様々な漫画賞の上位にランクインしている人気作品です。
<↓の画像は、漫画『極主夫道』の写真>
※<『極主夫道』の第1話 (くらげバンチ)>
ストーリーは、「不死身の龍」の異名で恐れられていた裏社会最凶のヤクザ・龍(たつ)が、家事が全くできないデザイナーのキャリアウーマン・美久との結婚を機に、ヤクザを辞めて専業主夫となり、日常生活で巻き起こる様々なことをコミカルに描いたハートフル任侠コメディとなっています。
そんな人気漫画が、日本テレビ系の日曜ドラマ枠(日曜22時30分)で実写ドラマ化され、主人公の龍役を玉木宏さん、ヒロインの美久役を川口春奈さん、龍の元舎弟・雅(まさ)役を志尊淳さんが演じ、7日に3人のビジュアルが初公開されました。
<↓の画像が、メインキャスト3人のビジュアル写真>
なお、『極主夫道』のドラマ版では、原作では描かれていない龍と雅が所属していた暴力団のことや、極道内でのやり取り、龍と美久の馴れ初めエピソードなどが描かれるほか、夫婦の間には向日葵(ひまわり)という娘がいる設定が加えられているそうです。
主演を務める玉木宏さんは自身が演じる役について、「ここまで変身する役は、少なくとも現代劇ではなかったと思います。ただ、インパクトの強いアイテムがたくさんあるおかげで役に入りやすいですし、自然と作品の世界観に引き込んでもらえる気がします。こんな外見の龍ですが、内面は真っすぐでバカ正直。どんな行動も美久や家族のためなんです。そこは龍を演じる上で一番、大事にしたいところでもあります。」
とコメントしています。
<↓の画像が、『極主夫道』で龍役を演じる玉木宏さんの写真>
ドラマの内容については、「この作品で描かれているのはひと言で言うと家族の日常になるのですが、それでいて非常におかしく、見たことがないコメディになるのではと感じています。(中略)原作にはないオリジナルの要素、例えば龍と美久のなれそめエピソードも描かれてきます」
と明かしています。
また、「僕自身、できる限り家事をやるようにしているので、改めて何かを練習するということはなかったです。イタリアンに和食と料理もいろいろ作りますし、魚をさばくこともできます。掃除に関しては苦手なので、ちゃんとできたらいいなと思っています(笑)」
と、自身のプライベートの様子も語っています。
また、ヒロインを演じる川口春奈さんは、「美久は何事も一生懸命でかわいい人ですね。家事や料理が苦手だったり、周囲とズレたところもあるんですが、そこがチャーミングなんです。ドラマ版では向日葵という娘がいるんですが、きっと美久みたいに子供がいてもバリバリ働いている女性はたくさんいるでしょうし、龍さんと比べればだいぶ現実味があるキャラクターだと思います(笑)。(中略)原作よりもさらにパワーアップさせたドラマをお届けしたいと思います。」
と意気込んでいます。
<↓の画像が、『極主夫道』で美久役を演じる川口春奈さんの写真>
そして、『極主夫道』出演者のビジュアル公開、実写ドラマ化などに対してネット上では、
- 津田健次郎さんがめちゃめちゃかっこよかったけど、玉木さんもめっちゃカッコいい…楽しみ!!
- 玉木さんのビジュアルが原作に近く面白そう。22時30分からかー、飯テロ映像でちょっと辛くなりそうだけど、玉木さんのコメディ好きなので楽しみにしてます
- 玉木さんは『のだめカンタービレ』でも完璧に役に成りきっていたので、今回もやってくれるでしょう。しかし娘がいる設定が今一つしっくりこない。
- 原作の美久は26歳なので妥当なのかな。雅はもう少しいかつくても良かったけど。
酉井の姐さんは誰になるんだか。41話の鍋の話と42話の風邪の話はやってほしい。 - 美久はもう少し歳上の女優さんでも良かったと思いますが、三人共イメージに近い。すごく楽しみです。
- 原作のマンガが面白かったから楽しみー!すごく怖い?強かった極道なハズなんだけど、主婦にはあるあるーって共感できるところあったり、なんか主人公が強面なのに可愛く見えてくるんだなぁ。
- 原作改変で子供居る設定を見て期待度下がった。たぶん、ポリキュア関連を子供にさせて美久は家事が下手というか大雑把設定だけになりそう
テレビの嫌なところは売れてる漫画をドラマ化とかするけど、推したい子役とかの為に原作改変することかな - 玉木さんが想像以上の仕上がりで、今から「あのシーンをやってくれるかな」とワクワクしています。
家事が苦手な私にとって、龍さんは神様のような存在。見た目は怖くても温かみやユーモアがあり、中身はとことん癒し系です。
ストーリーの主軸は、ほっこりとしたホットミルクやほうじ茶のような優しいテイスト。
家事の完璧な龍さんと、豪快な奥さんの美久さん、抜けてるけど憎めない舎弟の雅くん他、魅力的なキャラクターがおりなすコメディで、「極道の作品はちょっと…」と言う方にも安心して見ていただきたい作品 - 美久さんのイメージは川口春菜じゃないなぁ、雅ももっとダメそうな感じだし、原作好きなだけにこれは残念だ
何気に玉木のヴィジュアルがイメージに近くていいな。実写PVの出来が完璧だったからアレを越えられるかどうか
などの声が上がっています。
『極主夫道』は昨年12月に実写版プロモーションビデオを制作し、その映像作品では俳優・声優の“ツダケン”こと津田健次郎さん(49)が龍役を演じていたのですが、ビジュアルなどに対して原作ファンからも絶賛の声が上がっていました。
そのため、『極主夫道』の実写ドラマ化が発表された際には、玉木宏さんが主演に起用されたことに対して否定的な声も多く上がっていたのですが、今回公開されたビジュアルを見て、期待できそうとの声が上がり始めています。
ただ、実写版では一部設定が原作と異なることに対しては否定的な声があり、川口春奈さんがヒロインを演じることに対しても賛否両論となってはいますが、ドラマスタート後にどういった反応が上がるのかに注目したいですね。