歌手の森進一さん(68)が今年限りで『NHK紅白歌合戦』を卒業する事を発表しました。
森さんは1968年に紅白に初出場し昨年まで47回連続出場、さらに今年の紅白への出場も先日発表され、史上最多の48回連続出場を決めたのですが、歌手生活50周年という節目で紅白から身を引く決断をしたといいます。
森さんはすでにファンクラブに向けてあいさつ状を送付し、紅白卒業を報告しているのですが、4日に公式HPを更新して「ファンの皆様へ」というタイトルで、「48回連続で紅白歌合戦に出場させていただいたことは歌手として大変名誉なことですが、何事にもけじめというものがあります。私も48年連続出場という長いお付き合いになった紅白歌合戦につきましても、どこかでけじめといいますか、引き際をどうするか、ここ数年考えてまいりました。」とし、「振り返りますと、私は18歳から歌手生活をスタートさせ、今年でちょうど歌手生活50周年になりました。そこでこの区切りの良い年を最後のステージとして、紅白歌合戦から身を引かせていただきたいと決意したところです。」と報告。
しかし、「歌手・森進一としては命ある限り精いっぱい唄い続けていく気持ちに変わりはないことを付け加えさせていただきます。皆さまどうぞご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。」と呼び掛けており、紅白から卒業後も歌手活動は今後も継続していくとのことです。
森さんは1966年に『女のためいき』でデビュー、2年後の1968年に紅白初出場を果たし、今年で史上最多となる48回連続出場をしているのですが、これまでに白組のトリを4回、大トリを5回務め、出場2回目から3年連続で白組のトリを務めるという快挙を成し遂げており、紅組のトリを務めていた昭和を代表する歌手・美空ひばりさんとの3年連続の対決は、大いに盛り上がったといいます。
紅白をこれまで長く支えた功績に対してNHKは、それにふさわしい花道を用意する方向で準備を進めているといい、森さんの紅白卒業は今年の紅白の1つの目玉となりそうです。
そして、森さんの紅白卒業に対してネット上では、
- これで今年の白組のトリ、と言うより、大トリが決定かな。最高のステージを用意すると言っているくらいですからね。
- こういう人は素直にお疲れ様でした。と言えますね。数回紅白に出て落選させられて卒業宣言するようなお方と違って。
- サブちゃんとか森進一みたいなのは卒業と言っていい。モモクロのは違うと思う
- 都合が悪くなると心が病んでいると言い訳する和田アキ子もいらない。さっさと卒業してくれ
- 森さんお疲れ様でした今後は息子さん達が頑張りますよね〜。それにしても和田アキ子さん森さんのことを見習ってください。和田さん見苦しいです。
- 大御所だとNHKでも落選させづらいのだろう。自らが身を引くというのは潔い決断だね。
- 演歌には厳しい時代だけどテレ東が頑張ってるし、演歌好きはそっち見るでしょうし森さんも出られるでしょ
- この方は、紅白出ている意味も資格もあった。全くそぐわない、和田の方が先に卒業しなさい。
などのコメントが寄せられていました。
今年の紅白で落選してしまったアイドルグループ・ももいろクローバーZも卒業を宣言し、ネット上では「卒業じゃなくて落選だろ」「浜崎あゆみの二番煎じかい」批判的なコメントが殺到する事態となりましたが、森さんは約50年出場してきた方であることから批判的な声は皆無で、労う声が多く上がっていますね。
また、森さんが卒業を宣言したことによって和田アキ子さんの卒業を求める声が噴出しているのですが、和田さんは1970年に初出場を果たし、1978年まで連続出場。
その後1986年に8年ぶりに紅白へ出場し、現在まで紅白に連続出場し続けているのですが、特にヒット曲もなく、自身の代表曲『あの鐘を鳴らすのはあなた』を1991年~2011年までに6回歌うなど、過去に歌唱した曲を繰り返し歌っており、今年もCDをリリースしたもののヒット曲が生まれていないため、卒業を望む声が多いのは当然でしょう。
<↓の画像は、和田アキ子さん>
現時点で和田さんは紅白からの卒業を宣言していませんが、森さんの卒業は影響を与える可能性もあることから、今後に注目していきたいですね。