森七菜の母親が現場介入、新型コロナ感染対策無視の情報流れ波紋も仕事増加か。朝ドラ・ちむどんどん出演の噂も

15日スタートの成田凌さん主演ドラマ『逃亡医F』（日本テレビ系 土曜22時）のヒロインに抜擢され、事務所独立から1年経って初の連ドラ出演を果たしている女優・歌手の森七菜さん（もり・なな 20歳）が、ドラマの撮影現場で“マスク着用拒否”との情報をニュースサイト『サイゾーウーマン』や『日刊ゲンダイ』が伝え、ネット上で物議を醸しています。

サイゾーウーマンによれば、森七菜さんは昨年1月に所属事務所との間でギャラなどを巡って揉めて独立し、『ソニー・ミュージックアーティスツ（SMA）』と業務提携、一連の騒動によってイメージが悪化してしまったことにより、今年1月期放送の堤真一さん主演ドラマ『妻、小学生になる。』（TBS系）の出演内定が取り消しとなり、成田凌さんの「バーター」（抱き合わせ）で『逃亡医F』のヒロインに抜擢されたとしています。

そうした中で森七菜さんがドラマの撮影現場で「問題児扱いされている」との情報があるとし、スポーツ紙の記者が、「コロナ禍の撮影現場では、感染対策が徹底されていて、出演者やスタッフも協力し合っていますが、森はマスクやフェイスシールドの着用を拒否しており、『やはり問題児だ』と周囲を困らせているとか。実は、『恋あた』の現場でも同じような態度を見せていたそう。スタッフは当時の所属事務所・アーブルに『注意できないものか』と相談するも改善されず、それどころか、森の母親がアポなしで現場に押しかけるなど、やりたい放題だったようです」と証言しています。

この報道を日刊ゲンダイも取り上げており、ベテラン芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、「森さんのような若手女優がこれだけコロナ感染者が急増している状況下で、スタッフにお願いされているにも関わらず、マスクの着用を拒否しているという報道が事実だとしたら、驚くしかありません。にわかに信じがたいというのが率直な感想です」と語っています。

制作会社関係者も、「これまで森さんの母親がアポなしで撮影現場に現れたと報じられたことがありましたが、森さん本人が問題行動を起こしたという話は耳にしたことがありません。そこまでスタッフを困らせるような女優だったら、NHKも是枝監督も森さんをそこまで重宝しないのでは」と語っています。

どうやらマスク着用拒否については“ガセネタ”の可能性が高いとみられているようですが、これらの報道に対してネット上では、

• メイク終わって直ぐの屋外撮影とかなら、周りに人も居ないし…という状況も有るのかも知れない。
  まだ20歳で、誰もが認める実績が有る訳でも無い。それでマスクをしない！とか言ってるなら直ぐ干されるだろ。
• もぅそんな天狗になってるん？本当なの？嘘なら営業妨害でしか無いし
• 少し前だけど、ライアーライアーのメイキングではフェイススシールドはつけていたけどね。
  女優さんって、直前のリハではマスクはあまりしないんじゃないの？他のドラマのメイキングとか見てても。そのたびに口元の化粧直し必要になるから、してもフェイスシールドとかな気がする。
• 移籍騒動もあって森七菜はあまり好きじゃないけど、これは酷いね。彼女なら叩いても良いという風潮が根底にはある気がする。
• 同世代の女優で異様なまでに持ち上げられる人もいれば、下げられる人もいる。そういうのを見ていると意図を感じてしまう。

などの声が上がっています。

森七菜さんのマスク着用拒否に関してはかなり怪しい情報で、感染力が強い新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により芸能界でも感染者が相次ぎ、佐々木希さんが主演しているテレビ東京のドラマ撮影現場ではクラスターも発生、他のドラマ出演者の中からも感染者が出ている状況から、感染対策はさらに厳しくなっているとみられます。

そうした状況の中で、現場のルールに従わずにマスク着用を拒否したら業界内でのイメージもより悪化し、仕事に影響が及ぶ可能性が高いでしょう。

サイゾーウーマンの報道などを受けて、森七菜さんは本当に撮影現場でマスクやフェイス・マウスシールドなどを着用していないのか確認したところ、『逃亡医F』の撮影現場ではマスクを着用していました。

＜↓の画像は、『逃亡医F』の撮影現場でマスクを着用している森七菜さんの写真＞

また、2020年10月期放送の主演ドラマ『この恋あたためますか』（TBS系）や昨年公開の映画『ライアー×ライアー』の撮影現場では、フェイス・マウスシールドを着用していたので、マスクなどの着用を拒否しているというのはガセネタで間違いないと言えます。

＜↓の画像は、撮影現場でフェイス・マウスシールドを着用の森七菜さんと共演者の写真＞

森七菜さんは昨年の独立を巡る騒動がきっかけで“ネガキャン”かのような報道が相次いでおり、それによって『逃亡医F』への出演を巡っても否定的な反応が少なくありませんでしたが、SMAとの業務提携により順調に新たな仕事を獲得できている様子です。

現時点では『逃亡医F』の他に、『Netflix』で今年配信予定のドラマ『舞妓さんちのまかないさん』で、同い年で女優・モデルの出口夏希さん(20)とW主演することが発表されており、同名漫画が原作のこのドラマでは、映画『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』『万引き家族』などの作品で知られる是枝裕和監督がメガホンをとり、脚本・演出も手掛けることで注目を集めています。

また、黒島結菜さんが主演で4月11日スタート予定のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）『ちむどんどん』に、森七菜さんが出演するとの噂もあると日刊ゲンダイは伝えています。

黒島結菜さんがSMA所属ということから、これもまたバーター出演の可能性がありますが、どのような形でも今後の出演作品で結果を残して、仕事の幅を広げていってほしいですね。