1966年5月よりスタートし、50周年を迎えた長寿番組『笑点』(日本テレビ系)に初回から出演し、2006年から司会を務めていた落語家の桂歌丸さん(79)が22日、同日に生放送された『歌丸ラスト大喜利スペシャル』をもって司会を勇退し、後任の第6代目司会をレギュラーメンバーで落語家の春風亭昇太さん(本名=田ノ下雄二 56歳)が務める事が発表されました。
歌丸さんの後任については、落語関係者から「笑点の内部昇格の可能性が高く、中でも円楽さんが現実味がある」と、歌丸さんとの掛け合いで知られる三遊亭円楽さん(66)が最有力候補として挙げられており、その他に「立川梅春」として高座に上がっているビートたけしさん等もサプライズ候補の1人として名前が挙げられていました。
<↓の画像は、笑点メンバーの写真>
(前列左から、林家木久扇さん、桂歌丸さん、三遊亭好楽さん、後列左から、林家たい平さん、三遊亭円楽さん、三遊亭小遊三さん、春風亭昇太さん、山田隆夫さん)
生放送された大喜利終了後に歌丸さんは、「あたくし最後の大喜利の時間でした。皆さん、本当にありがとうございました」と挨拶し、新司会者については、「春風亭昇太さんにお願いしたいと思います」と発表。
これに会場からは驚きの声や拍手が上がり、恐縮した表情を浮かべる昇太さんに円楽さんは「おまえ、いくら使った」とツッコミ。
後任に抜擢された昇太さんは、「客席から『え~』という声が。司会の話を聞いた時?『え~』と思いました。プレッシャーはありますが、考えてもしようがないので、一生懸命やりたいと思います」と意気込みを語り、これに対しても円楽さんは「世間は俺だろ」「ワンポイントだ」と笑顔でツッコミを入れていましたが、歌丸さんは「昇太さんなりのいいところがある。今日までのことは忘れて、これからは昇太さんなりの司会をやってもらいたい」と激励していました。
そして、新司会者が春風亭昇太さんに決定したことに対してネット上では、
- 意外だけど、まだ若いし将来が楽しみだ
- 歌さんお疲れでした。昇太さん意外だったけど頑張って
- 意外だったけど、まぁ適任かもな。この先長く司会を固定するなら若い方がいい
- びっくり!でも思いのほか良いかもしれない。これからの昇太さんに期待。
- 新鮮でいいかも。重圧半端ないと思うが頑張って。歌丸さんお疲れ様でした!色んな思い出ありがとう。
- 実力もあるし、まだまだ若い。長期政権になりそう。
- 圓楽さん有力だったけど、年齢的な部分もあったかな?司会者も慣れている昇太さんなら納得
- メンバーから選ぶならそうかなとは思った。円楽は回答者が合ってる
- 意外と良いかもしれない。毒や癖が少ない分、メンバーの腕次第ですね。
などのコメントが寄せられています。
円楽さんが最有力候補だと各メディアが報じていたこともあり、レギュラーメンバーの中では、林家たい平さんに次いで2番目に若い昇太さんが新司会に抜擢された事には少々驚きましたが、笑点メンバーも高齢化が進んでいることから、今後のことを考えると昇太さんは適任かもしれないですね。
これまで笑点の司会は、初代が落語家の立川談志さん、2代目がタレントの前田武彦さん、3代目がタレント・俳優の初代・三波伸介さん、4代目が5代目三遊亭円楽さん、5代目が桂歌丸さんと、そうそうたる方々が司会を務めてきたことから、プレッシャーなどがあるかと思いますが、気後れなどすることなく司会を頑張ってほしいと思います。
そして、昇太さんが司会に昇格したことで、レギュラーメンバーが新たに加わることになりますが、果たして誰が新メンバーとして加わるのか引き続き注目したいですね。