大喜利番組『笑点』(日本テレビ系 日曜17時30分)のメンバーで、昨年芸能生活60周年を迎えた人気落語家・林家木久扇さん(はやしや・きくおう 旧名=林家木久蔵 本名=豊田洋 83歳)が、自宅で転倒して「大腿骨骨折」の大ケガを負い、入院することが明らかになりました。
各報道によると、林家木久扇さんは24日の夕方に、自宅の仕事場でつまずき転倒し、病院で診察を受けたところ「大腿骨骨折」との診断を受け、全治は未定で3週間程度の入院を予定しているとのことです。
このケガによって、5月29日に出演予定だった『第2回さっぽろ落語まつり』を欠席するといいます。
林家木久扇さんは「リハビリを頑張って、早く笑点の舞台に復帰したい」とのコメントを発表しています。
『笑点』の出演については、すでに1ヶ月後の6月27日放送分まで収録済みといい、現時点で放送に影響は無いものの、それ以降の番組出演や復帰時期は回復具合を見て検討していくとのことです。
林家木久扇さんが骨折した大腿骨は、足の付根から膝までの太ももの骨で、人間の骨格の中では最も長く、体重を支えているほか、歩行時に重要な役割を果たしています。
この年齢で骨折すると回復が遅いことに加えて、しばらく歩行できない状態が続くことで筋力、体力が急激に落ちてしまい、骨折から回復後も歩行困難な状態になってしまう恐れもあります。
それだけに大腿骨骨折で3週間程度入院治療を受けるというのは心配で、大腿骨骨折の場合はギブスで患部を固定することができず、手術無しで回復を待つ場合には1ヶ月以上は寝たきり状態が続くことから、早期に手術を行ってリハビリ治療を開始することが少なくないようです。
現時点では、林家木久扇さんが手術を受けるとの情報はありませんが、なるべく早くリハビリを開始して無事にケガから回復し、また『笑点』などで元気な姿を見せてくれることを祈るばかりです。