国民的長寿番組『笑点』(日本テレビ系 日曜17時30分~)の大喜利に、今年5月末から新メンバーとして加わった落語家・タレントの林家三平さん(本名=海老名泰助 45歳)が3日、東京・麹町の日本テレビ南館で記者会見を行い、妻で女優の国分佐智子さん(39)が12月8日に第1子の出産予定を迎えるにあたり、『笑点』で子供の名前を公募することを発表しました。
性別については男の子と判明しているそうで、三平さんは「本当にピンとくるいい名前があればすぐにつけたい。もしなければ佐智子と相談して参考にさせていただきます。将来、息子に『笑点でつけていただいた』と言えるように父として努力してまいりたい」と話しています。
子供の名前を公募するに至った経緯については、10月末に行われた『笑点』の収録にて「三平の子どもの名前」がお題として挙がり、その時に大喜利メンバーとの雑談で司会を務めている春風亭昇太さん(56)から「本当にどうなってるの?」と聞かれ、自身の三姉弟の本名に「泰」が入っているため、この漢字を入れた名前を考えたものの、字画が悪く幸せな名前にならななかったそうで、その後も良い名前が何も浮かばなかったといいます。
そのため、三平さんと国分さんは子供の名前を悩みに悩んでいたそうなのですが、それに対して昇太さんから「公募してみては?」と提案されたのを受けて、「『皆さんのお力を借りたいのでぜひともお願いします』とその場で申し上げました」と説明しています。
また、今回の会見で三平さんは国分さんが綴った手紙を代読し、「今、お腹にいる子も、笑点50年とともに生まれて参ります。つきましては全国の皆さまのお力を借りて、いつまでもこの子の成長を見守っていただけるよう、皆さまに愛され続けられるよう、後々『全国の皆さまが考えて下さったんだよ』と伝えられる素敵な名前をよろしくお願い致します」としています。
この会見には林家一門の林家木久扇さん(79)も出席しており、三平さんが子供の名前を公募するということに対して、過去に自身の名前が「林家木久蔵」から変わる際に『笑点』で募集したことを振り返り、「面白がって応募した人が多かったんです。林家ラーメンとか林家きくらげとか…いっとき聞くと面白いけど芸名だとダメ。だから僕は中国算命学と“音”の先生にお願いして発声したときにいい音を聞いた。ただ面白がるのではなくちゃんと調べたほうがいいんじゃないですか」とアドバイス。
<会見を行った林家木久扇さんと林家三平さん>
さらに、「応募できたお名前をご家族や『笑点』メンバーに相談しないほうがいい。あなたがパッと決めたほうがいい。娯楽の中心にするのではなく名付けられたお子さんにとっては一生のことなんだから」とも語っていたのですが、三平さんは「一生ものですから、宝にしてその理由をちゃんと語れるように、『笑点』で決まったと語れるように…」と語っていました。
そして、これに対してネット上では、
- 公募ってなんだ?ふざけるな。芸もダメだが、父としてもダメなのか?
- やっぱりコイツ駄目だ。
- 話題作りなんだろうけど、全然おもしろくない
- 意味が分からない。しかも全然面白くない。子供がかわいそう。
- いくら実力不足で馴染めないからって、番組を私物化しないでほしい
- 自分の子の名前もつけれない。親になる責任があるのか?
- 何か奥さんかわいそう…。ご自分で決めたいでしょうに…。
- 募集しても結局、香葉子が決める。
など、子供の名前を公募するという事に対して批判的な声が多く上がっています。
ちなみに、三平さんの家族はこれに対して誰も反対していないそうで、三平さんの母親である香葉子さん(83)は、「私が名前を付けた子供は出世しないから」といい、孫の名前を決めることを辞退しているとのこと。
家族からの反対も無く、夫婦揃って『笑点』で名前を公募することを望んでいるとのことですが、改名しない限り子供はその名前を一生背負っていくわけで、いくら良い名前だったとしても、見ず知らずの他人が付けた名前だと知ったらかなりショックを受けるのではないでしょうか。
子供の名前について、他人がとやかく言うことでもないと思いますが、木久扇さんが言うように番組で公募するのではなく、夫婦で決めるか身内で決めるかした方がいいのではないかと思いますね。