林家三平が12月26日に笑点卒業決定、原因は実力不足で後任起用へ。番組出演終了にネットで様々な声

落語家・タレントの2代目・林家三平さん（前名＝林家いっ平 本名＝海老名泰助 51歳）が来週の26日をもって、『笑点』（日本テレビ系 日曜17時30分）の大喜利メンバーから降板することを発表しました。

林家三平さんの降板は19日の番組最後に発表され、三平さんは神妙な面持ちで、「2代三平は、今年をもって一旦、『笑点』から離れることを決意しました」と、大喜利メンバーからの卒業を発表しました。

卒業の理由については、「この5年半、一度も座布団10枚を取ったことがありません。ですから、表に出て自分のスキルを上げて、また座布団10枚を獲得するためにも勉強し直して参ります。体を鍛え、心を鍛え、芸の幅を広げていろんな経験をして戻って参ります。本当にありがとうございました」と説明しています。

また、林家三平さんは番組終了後に自身のツイッターを更新し、「笑点を離れる事になりました。若手として元気に頑張ったのですが、実力不足と理解しております。番組の最後に、『また戻ってきます』とは言ったものの、そんなに簡単な事ではないのも承知しています。落語に限らず様々な経験を積み、勉強し直したいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します。」と、『笑点』からの降板を報告しています。

＜↓の画像は、林家三平さんの『笑点』降板報告ツイート写真＞

林家三平さんは2016年5月に、5代目大喜利司会を務めた桂歌丸さんの勇退により、大喜利メンバーだった春風亭昇太さんが6代目司会に就任したことで新メンバーとして加入しました。

林家三平さんは大喜利メンバーの中では最年少で、新メンバー加入は10年ぶりとなっており、大喜利メンバーの高齢化が進むなか、新風を巻き起こす存在として期待されていたものの、一度も座布団の獲得枚数が10枚に達することなく、5年7ヶ月で番組を去ることになりました。

そして、林家三平さんの『笑点』降板発表を受けてネット上では、

• 他の人たちと差があり過ぎたんじゃない？面白いと思えることがほとんど無かった
• 他の熟練メンバーの中で力量不足が目立った。当初から人選ミスだったと言わざるを得ない
• 確かに面白くはなかったけど、そこそこ頑張ってはいたので気の毒な気がする。
• 初めから無理な人選だった。ウケすぎなくて本人も辛かったろう。次は本当に実力での選抜を期待します。
• 加入してから終始一貫・つまならなく他メンバーとの差は5年半で埋まるどころか、更に大きくなるばかり。
  演芸番組である以上は、笑いを取ってナンボの世界。それが出来なきゃ自ら退くのは、当たり前のこと。
• 笑点メンバーにこの人が選ばれたとき、笑点ファンの大半が「何でこの人なの？」って思ったじゃないかな
  コネだのおもしろくないだのいろいろ言われて、心折れちゃったのかな。明らかに一人浮いてた感じだし、次はもう少しふさわしい人を選んでほしい
• 三平さん降板かあ、、 なんかすんごい痩せたね、、
• これはしょうがないけど、心配になるほど痩せ方が酷い感じで心配
• 見た目、痩せてるなぁ～と思いながら観ていたら、最後に「卒業」の挨拶。もしかしたら病気療養なのかなと思った
• 正直、木久扇さんの引退かと思ったけど三平さんか。いろいろ言われて気にしていたのかな。来週のラスト楽しみにしています。
• ほぼ予想通り、いや期待通りでしたね。好楽師匠も一旦卒業して再び復帰したので、また腕を上げて復帰されたら良いかと思います。5年半、お疲れ様でした。
• 新陳代謝も大事よ。やはり好きな笑いを届けてくれる人を応援したい。大御所で力のある方、若くて瞬発力とボキャブラリーのある方。
  まだまだ笑点を続けるのなら、ここで新しい人を入れるのは大いに歓迎

などの声が上がっています。

林家三平さんの加入が発表された当初から、落語家としてもっと実力のある人を起用してほしかったなどの不満の声も多く上がり、大喜利メンバー就任後も面白い回答が他のメンバーと比べて少なく、早々から番組降板を求める声が多く上がっていたほか、三平さん自身も番組内で「俺は二流だ」と自虐的な発言をしたり、「先ほどプロデューサーに呼ばれまして、『三平君！君は卒業…じゃなくて留年おめでとう』と言われました。ホッとした三平です」と挨拶することもありました。

12日放送回では、番組最後に春風亭昇太さんが「来週の放送で『笑点』から重要なお知らせがあります。お見逃しなく！」と予告し、番組視聴者の間では発表内容を巡って様々な憶測が飛び交い、「三平の卒業だったらうれしい」との声もありました。

そうした中でついに林家三平さんの番組降板が発表され、喜びの声が上がっているほか、林家三平さんの“激ヤセ”ぶりを心配する声も多く、レギュラー就任から5年7ヶ月で突如降板が発表されたことから、本当は病気を理由とした降板なのではとの憶測も飛び交っています。

確かに、以前に比べると林家三平さんは顔がシャープになっており、もしかしたら…と思ってしまいます。

＜↓の画像が、1年前と現在の林家三平さんの顔比較写真＞

ただ、林家三平さんは昨年からダイエットを行っており、今年5月時点では体重が70kg台前半だったのが7月には60kg台後半となり、目標体重は65kgと掲げていたことから、痩せた理由はダイエットによるものなのかもしれません。

そんな林家三平さんは『笑点』降板にあたってインタビュー取材を受けており、番組の視聴者から厳しい声が多く上がっていたほか、座布団10枚を獲得できない状況が続いたことから、自ら番組制作サイドに「1回（番組を）出させてください」と、番組降板を申し入れたことを明かしています。

また、番組卒業に対して大喜利メンバーの三遊亭好楽さんから引き留められたこと、以前から三遊亭小遊三さん等から激励されていたことを明かした上で、「『三平はつまらない』という意見もありました。その中でもやっぱり自分は、子供のためにも家族のためにも、そして僕を支えてくれた皆さん、僕のファンの方にも、頑張らなきゃいけない。我を張ってはいけないわけですけども、精進しなきゃいけないっていう気持ち、改めてこの年末思いました。」としています。

続けて、「それはテレビの前の視聴者の皆さんとお客様の声だと思います。『三平いらないよ』と言われたらそのままです。『やっぱり三平戻ってきてほしいね』と言われたら、戻らせていただける機会があるのかもしれません。全ては自分の努力次第というふうに思っています。」と語っています。

散々指摘されているように林家三平さんの実力不足は否めず、5年以上経っても結果を残せなかったことから、人気番組である『笑点』からの降板は仕方がないと思いますが、いつかまた『笑点』に出演できるように、これからさらに芸を磨いていってほしいです。

そして、現時点では林家三平さんの後任は誰が務めるのかは明らかになっておらず、今後の発表に注目したいですね。