9月に還暦を迎えたダウンタウン・松本人志さん(60)が、複数の女性に対する性加害疑惑を週刊誌『週刊文春』に報じられ、所属事務所『吉本興業』は即座に報道内容は事実無根との声明を発表しましたが、早くもレギュラー番組でスポンサー離れが始まっているようだと『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が伝えています。
第一報が出てから3日後の29日放送の『人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャル in福岡』(フジテレビ系)についてSmartFLASHは、「早速スポンサー離れも始まったのか、同番組の前半では、提供欄に2社の名前があるのみ。後半と合わせても、たったの6社という少なさだった。普段の放送では、計10社以上がスポンサーに名を連ねていただけに、やはり“性加害疑惑”を受け、各社が対応を取ったと考えられる。また、番組の途中には企業CMの自粛などの際に使われる、ACジャパンのメッセージも流れていた。」
と報じています。
続けて、「年明けにも『ドリーム東西ネタ合戦2024』(TBS系)や『酒のツマミ』、『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビほか)など、松本が出演する番組の放送が多数控えている。“疑惑”について本人からの説明がなければ、無傷では済まないかもしれない。」
としています。
ちなみに、松本人志さんは29日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』の中で、妻に仕事のスケジュールは伝える?というトークテーマ時に、「あんまりそこまでスケジュールを管理されたくないというか。俺、だからあれ、すごく嫌なのよ。」「『この収録は〇月〇日に収録したものです』って。あれ、いらんで! こっちのプライバシーの侵害。いつ収録してたとか、こっちはちょっと嘘ついてる時あるし」
と告白。
また、妻に点数をつけるとしたら?と聞かれると、「時価ですね、時価。これ、あんまり良くないのかなー? すごく愛おしい時はありますよ。でも、やっぱり『なんやねん!』っていう時もやっぱりあるから、言い方悪いかもしれないですけど時価ですね」
などと語っていました。
このように語っていた松本人志さんに性加害疑惑が浮上し、早くもスポンサー離れが始まっているとの報道を受けてネット上では、
- 被害者とされる女性の告発内容の描写が具体的だから、ほぼ真実だろうという判断だろうな
- 年明けにさらに加速するだろこの企業の動き
- 松本はこの件で説明責任あるよね 早く記者会見しろよ
- もう吉本は怖くてCM起用できんね
- おい松本 そのXツイートは何のためにあるんだい? きちんと説明しろや
- この状況になってもいまだに提供に名を連ねている企業はどうかと思うよ コンプラが機能していないのかリスク管理が甘いのか
- 対応間違えると、他の事務所のタレントにも波及しそうだね。海外でも報道されてるのだから、スポンサーを納得できる説明をしなきゃダメでしょ
- 浜田の時はくら寿司のCM止まらなかったけど、コンビでこういうことやってたらもう無理だな
- 「酒のツマミ」固定スポンサー 小林製薬 レイク SUNTORY P&G アコム 宝酒造 SMBC モビット 積水ハウス アイフル ニトリ 再春館製薬所(PT扱い)PROMISE(隔週パターン1)SMBC 三井住友銀行(隔週パターン2)
- ダウンタウンは万博アンバサダーだから、性加害疑惑報道を理由に参加予定国が辞退したりすると大変だな・・
などの声が上がっています。
過去には、吉本興業の芸人等の闇営業問題が『フライデー』等に報じられて大騒動になった際に、元雨上がり決死隊・宮迫博之さん等はその後も活動を継続していたものの、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の一部スポンサーは広告出稿を停止し、ACジャパンのCMが流れていました。
スキャンダルが原因でスポンサーが広告出稿を停止することは珍しくありませんが、松本人志さんサイドが性加害疑惑を否定している中で、早くもCM放送を止める企業が出始めているというのは少し驚きました。
これも今年大きな波紋を拡げたジャニー喜多川さんの性加害問題の影響もあるのかどうかは定かではありませんが、現時点で広告を出している企業も追随する可能性はかなり高く、そして広告出稿を停止するだけでなく、番組のスポンサーから完全撤退となれば打ち切りも時間の問題で、松本人志さんが今後テレビから姿を消す可能性も出てきますが、果たして来年どういった展開を迎えるでしょうかね…。