松本人志さん(60)が性加害疑惑問題で芸能活動を休止し、ダウンタウンとほぼ同期のウッチャンナンチャンを再評価する声が高まり、特に好感度が高い内村光良さん(59)の株が“爆騰”し、4月からさらにレギュラー番組が増えるとの情報を週刊誌『週刊文春』などが伝えています。
内村光良さんは現在、『世界の果てまでイッテQ!』『THE突破ファイル』『スクール革命!』(日本テレビ系)や『チャンハウス』(フジテレビ系)など、松本人志さんと同じく現在7本のレギュラー番組を持っているのですが、4月から新たにテレビ東京の水曜21時枠で『何を隠そう…ソレが!』がレギュラー放送されるそうです。
『何を隠そう…ソレが!』は、各界の語り手が「何を隠そう…ソレが」をキーワードに、偉人や芸能人、モノにまつわる逸話を披露する雑学バラエティ番組で、昨年9月と12月に特番が放送され、総合MCを内村光良さん、MCをさまぁ~ず・大竹一樹さんと千原兄弟・千原ジュニアさんが務めていました。
<↓の画像が、『何を隠そう…ソレが!』出演の大竹一樹さん、内村光良さん、千原ジュニアさんの写真>
週刊文春によれば、2度の特番放送を経て4月からレギュラー化されることが決定したといい、記事では民放社員が、「テレビ業界が“松本人志ショック”に揺れる中、スキャンダルとは無縁の安心ブランドで、ウッチャンの株は爆騰しています」「裏番組が明石家さんまの『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)、くりぃむしちゅー・上田晋也の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ)ら大物とぶつかる枠。内村さんの番組でテレ東も真正面から勝負に出る格好です」
と語っています。
<↓の画像は、2021年放送『FNSラフ&ミュージック』で共演時の松本人志さん、内村光良さんの写真>
内村光良さんが業界内でも高い評価を得ている理由は、スキャンダルとは無縁で抜群の好感度を誇るだけでなく“前に出ない性格”にもあるといい、「内村さんは物を書いたり、作ったり、演者よりも放送作家寄りの気質の人。バラエティでも台本までは深く作り込みに関わりますが、収録では逆に何もしないのが、どんな番組にもはまる強みになっています」
としています。
ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』も、『何を隠そう…ソレが!』が4月からレギュラー化されるとの情報を伝えており、「特番からレギュラー化に向けて調整が進められているようで、候補の放送枠は水曜21時。現在はウエンツ瑛士さんがMCを務める『日経スペシャル 60秒で学べるNews』が放送されている枠になるのではないかと言われています」
と、制作会社関係者が明かしています。
内村光良さんが現在レギュラーを持っているのは、民放キー局では日本テレビ、テレビ東京、フジテレビなのですが、TBSとテレビ朝日からも「内村さんと仕事をしたい」との声が上がっているといい、すでにTBSのバラエティ上層部が関係構築に向けて動いているとの情報もあるとのことです。
こうした報道を受けてネット上では、
- ウッチャンのテレビ番組は安心して見てられる
- 是非内Pの復活を
- これからは毒のある笑いは淘汰されていくのでしょうね
- いい人ですごく好きなんだけど、爆発的な笑いは作れない。和の中にある笑いで人を傷つけないのはすごくいいと思う
- また気分は上々みたいな番組やってくれよ
- キングオブコントの審査員も恐らくウッチャンなのかな
- 人が良さそうってだけで芸人としては微塵も面白くないけど、今のテレビはこういう人が重宝されるんだろうな
- 内村さんって、面白いことできるの?好感のもてる人だけど、松本人志さんに取って代わるのは無理
- 人の嫁さんに手を出して手に入れた人ですよね 数年前だから騒がれず叩かれて無いだけで、今の時代ならどうなんだろうか?
- ウッチャンは人を傷つけないのがステキだと思う。ずっと見ていたいんだよね、出ている番組を。
対して松っちゃんはどうにも人につっこんで笑いをってのが納得できない。 - スキャンダルの無さそうな安心感のあるタレントを起用したいんだろう あの世代のタレントなら当然の流れかな
ゴールデンのバラエティにグレーのタレントは起用できないだろうからな しかし松本はこのまま本当に消えていくのかな
などの声が上がっています。
スキャンダルとは無縁の“好感度芸人”と言われる内村光良さんも過去には、妻で元テレビ朝日の徳永有美アナウンサー(とくなが・ゆみ 48歳)との不倫スキャンダルをスクープされており、2人が共演し交際のきっかけとなった冠番組『内村プロデュース(内P)』は報道から2年後に終了しました。
<↓の画像は、内村光良さんと妻・徳永有美アナの写真>
こうしたスキャンダルで一時は好感度が落ちましたが、内Pが終了後すぐにスタートしたイッテQが大人気番組となり、それと共に内村光良さんの人気・好感度も再び上昇し、人を傷つけない笑いも再評価されてレギュラー番組が増加、2010年代半ばのピーク時には10本近いレギュラーを持っていました。
テレビ出演量の増加と共に視聴者からは食傷気味との声も多く上がり、視聴率が伸び悩んで1年も持たずに終了した番組も少なくありません。
しかし、根強い人気でレギュラー番組を7本にまで増やし、4月からはさらに1本増えて8本となり、さらにTBSやテレビ朝日でも新番組がスタートする可能性も囁かれ、その背景について週刊文春は前に出ない性格も挙げていますが、今後新たにスタートする番組ではMCというポジションだけでなく、内村さんがコント等で積極的にお笑いをやっている姿も見たいものです。