ダウンタウンがフジテレビの番組出演拒否の恐れも…松本人志がワイドナショー出演終了の理由、トラブルに発展の恐れも

ダウンタウン・松本人志さん(59)が、情報ワイドショー番組『ワイドナショー』（フジテレビ系 日曜午前10時）を3月で降板することが先日報じられ、フジテレビは24日の定例会見で松本さんの降板について、「今ここでお答えするものがございません。ご容赦ください」として明言を避けました。

しかし、25日になって複数のスポーツ紙も松本人志さんの『ワイドナショー』降板を伝えており、『スポーツニッポン』（スポニチ）の取材に関係者は降板理由について、「収録スケジュールの都合もあり、新番組『まつもtoなかい』（フジテレビ系）に集中するためにも今回の判断に至ったようです」と語っています。

『ワイドナショー』の今後については、「東野幸治さんが引き続き司会を務め、コメンテーターはロンブー淳さんを中心に放送していくようです」と明かしています。

さらに、松本人志さんは3月をもって降板するものの、「元日スペシャルなど、特別な放送回の時には再び出演いただくこともあるかもしれません」としています。

＜↓の画像は、『ワイドナショー』レギュラー出演の東野幸治さん、松本人志さんの写真＞

スポニチはこのように伝えているのですが、ニュースサイト『サイゾーウーマン』は松本人志さんの番組降板を巡っては不穏な情報もあり、フジテレビとの関係悪化が懸念されているとしています。

記事ではスポーツ紙記者が、「番組は、過去に何度も打ち切りやレギュラー陣の降板話が浮上しています。というのも、番組内での扱いに各出演者から不満が出たり、収録した内容が事前にメディアに報じられてしまうという情報管理の甘さが露呈するなど、一時期はタレント側からゲスト出演を敬遠されていたほど、制作側に多くの問題点があったんです。また松本は以前から、ネットニュース媒体に対し、『キリトリ記事禁止』というプレートを掲げ、牽制を行っていましたが、フジサイドは『対策を取っている』とはいうものの、実際には放置していました」「松本とフジテレビの関係悪化を加速させる一因となっていた」と語っています。

この記者によれば、ダウンタウン・浜田雅功さん(59)もかねてから業界内でフジテレビとの確執が囁かれているといい、「『フジの番組への出演を拒否している』という説が浮上したことも」と明かしています。

一方の松本人志さんはフジテレビと良好な関係を保ち、現在は『ワイドナショー』と『人志松本の酒のツマミになる話』にレギュラー出演、他にも特番『人志松本のすべらない話』『IPPONグランプリ』『まっちゃんねる』『まつもtoなかい～マッチングな夜～』『FNSラフ＆ミュージック～歌と笑いの祭典～』などに出演しています。

そんな松本人志さんはかねてから番組に対する不満を漏らし、『ワイドナショー』からの降板を匂わせていましたが、実際には番組に手応えとやりがいを感じていたため、昨年4月から隔週出演になったものの、「自らの意思で降板するつもりは毛頭なかった」とのことです。

それにも関わらず降板が決定した理由について、「フジの“肝いり案件”である『まつもtoなかい』の収録スケジュールの兼ね合いと聞いています。フジとしては『ワイドナは降板でいいからこっちを頼む』ということだそうです」と、テレビ局関係者が語っています。

続けて、「フジが『ワイドナショー』を軽視したのは間違いない。この措置には松本だけでなく、同番組に度々ゲスト出演してきた中居まで呆れているそう。さらには正式発表よりも先に、またしてもメディアにすっぱ抜かれてしまったとあって、番組関係者も松本の逆鱗に触れていないかと心中穏やかではないでしょう」と語り、こうした経緯から両者の関係悪化が懸念されているとしています。

松本人志さんが『ワイドナショー』を降板する要因になったという『まつもtoなかい』のレギュラー化はまだ正式には発表されておらず、放送時間も明らかになっていませんが、週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によると、激戦区の「日曜21時枠」で放送されるといいます。

また、同枠で現在放送中のアンガールズ・田中卓志さんMCの『呼び出し先生タナカ』は「月曜20時枠」へ移動し、これによりウッチャンナンチャン・内村光良さんMCの『あしたの内村！！』は3月で終了するとも囁かれています。

日曜21時台には、日本テレビ系で『行列のできる相談所』、TBS系で連続ドラマ、テレビ朝日系で『サンデーステーション』といった人気番組が放送されており、現在フジテレビで放送の『呼び出し先生タナカ』は視聴率獲得に苦戦し、放送開始当初から世帯平均視聴率が5％を下回り、早期打ち切り終了説が浮上していました。

そんな枠で新たにスタートするという『まつもtoなかい』は、バラエティ畑出身の港浩一社長の肝いり番組とされ、『行列のできる相談所』の視聴者を引き込むことを狙っているとフライデーは報じていました。

ちなみに、『まつもtoなかい』はレギュラー化にあたって番組内容を変更し、「“トーク×音楽”のような番組」になるとも囁かれています。

激戦区で数字を獲得するために、松本人志さんを『ワイドナショー』から降板させ、それによってフジテレビとの間にわだかまりが生じ、加えて『まつもtoなかい』の視聴率も取れなかった場合、今後フジテレビの番組は出ないといった最悪の展開も考えられますが、果たして今後どうなるでしょうかね。