ダウンタウン・松本人志さんが6日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、アンジャッシュ・渡部建さんの謝罪会見について言及しました。
松本人志さんは3日、アンジャッシュ渡部建さんが会見を行う約1時間前に自身のツイッターを更新し、「オレと渡部の共演は当分無いと思うよ~」と意味深な言葉をつぶやいていました。
<↓の画像は、3日に謝罪会見をしたアンジャッシュ渡部建さんの写真>
そして、今回番組では「言いたいことは山程あるが、言えることはちょっとしかない」とした上で、「今年の年末の『笑ってはいけない』は、お子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまでお年寄りまで楽しめる番組に仕上がってると思うので是非ご覧ください。完結編ということになるかも。是非それをご覧くださいとしか言いようがない」
と語りました。
松本人志さんは先週放送の『ワイドナショー』で、アンジャッシュ渡部建さんが大晦日放送の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』で仕事復帰するとの一部報道に対して、「収録前に知りたくなかった。これはルール違反も甚だしい」「彼が帰った後に『ネットで知ってたわ!』って言ってもうた」などと語り、渡部さんが出演することを半ば認める発言をしていました。
しかし、今日の発言からアンジャッシュ渡部建さんの出演は白紙になった可能性が高いとみられます。
松本人志さんはさらに、アンジャッシュ児嶋一哉さんが自身のYouTubeに投稿した陣内智則さんとの対談動画を視聴したとし、「陣内をゲストに呼んで、渡部をどうやったら復活させられるかっていうのを(やっていた)。『こいつ、アンジャッシュの解散は1ミリも考えてないんやな』と思ったら、なんか児嶋がいじらしくなっちゃって。やっぱり今一番助けてくれるのは相方なんじゃないかなと思うんですよ。だから、番組がどう、テレビ局がどうこうじゃなくて、相方と1回向き合うっていうことが一番大事なんじゃないのかなって老婆心ながら思う」
と語りました。
謝罪会見についても、「児嶋に1回相談したら(よかった)。してないと思うんです。相談してたら、児嶋はやめとけって言ってたと思うんですよ。今は彼らは、(コントだけでなく)プライベートがすれ違いになっちゃってる。ちゃんと向き合った方がいい。僕くらいの芸歴になると相方の大事さっていうものが身にしみて感じる」
としていました。
そして、松本人志さんの発言を受けてネット上では、
- 実質カット確定やね
- 出演は無いということだろうな。あれだけ騒がれたのだから、仕方が無いだろうな。
渡部とダウンタウンの共演自体がイメージ湧かなかったけれどね - 何も言えないなら最初からリークの件スルーしておけばよかったのにね。あれで信憑性の高い噂から確定事項に変わったんだから。
- 騒動後に相方に一回しか会っていないってのがね。この際だから仲が良い悪いは関係なしで、何度でも会って今までの反省や今後についていろいろ話をするべきだったのに。
相方はドラマ出演等で忙しかっただろうが、児嶋ならば時間を割いて会ってくれただろうに。 - 「ガキ使は出ない」ということか。そもそもルール違反って言ってたし。
渡部が色んな覚悟が出来てないまま、あの会見をせざるを得なかったのは、オファーした日テレと、それを受けた所属事務所のせい。視聴者をなめ過ぎたということ。
相方とちゃんと向き合えてない時点で、渡部はまだ本当の意味で、これまでの自分の行いとも向き合えていないと思う。児島の存在をなめてる。 - 今更コンビで向き合っても、児嶋さんの負担が大き過ぎて気の毒というか、確かにコンビ芸から始まった2人ではあるけど、今はピンでそれぞれの持ち味生かしてやってきたわけだからね。
この半年、もう十分に児嶋さんは渡部の尻拭いして来たと思うし。 - 宮迫もそうだけど、テレビ復帰の為に相方を利用しようとしてる様にしか見えないんだけど
宮迫も闇営業の後、蛍ちゃんと有ったのは宮迫の事務所で一回だけ、頻繁に連絡を取り合ってる訳でも無いって言ってたけど、渡部も同じ感じ
一緒に頑張って来たのに散々迷惑をかけて、それでも解散を口に出さずに居てくれる相方に「一緒にやりたい」と言うけど、その為の行動が伴っていない
宮迫、渡部に共通するのはコンビ内で自分が上だという安っぽいプライドは未だに見えるけど反省は見えない
などの声が上がっています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)が4日に報じた記事によれば、児嶋一哉さんは周囲に「バッシングをされたとしても、俺の方も大丈夫だ」と話し、コンビ継続の姿勢を見せているといいます。
また、謝罪会見終了後に報道陣の取材に応じた所属事務所『プロダクション人力舎』の佐藤憲専務は、コンビ活動継続について聞かれると、「もちろん、そうですね。いずれ2人でやってほしい」との思いを明かしていましたが、今後どうなるかは本人たち次第としています。
最初からコンビでの活動で仕事復帰を果たしていれば、アンジャッシュ渡部建さんはここまで世間から批判を浴びることはなかったとみられ、テレビ復帰を急いだことが大きな間違いだったと言えますが、テレビ復帰から会見という流れを作った日本テレビも非難されています。
『日刊スポーツ』が4日に報じた記事によれば、アンジャッシュ渡部建さんは『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』の放送前に、6日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系 日曜21時)でテレビ復帰するプランもあったといい、生謝罪を差し込む形での地上波復帰を計画していたようです。
これについてニュースサイト『日刊サイゾー』の記事ではテレビ関係者が、「今になって突如会見が開かれたのは、大みそかの『笑ってはいけない』が収録済みだと漏れたことが原因ですから、日テレの意向が働いたのは間違いない。その証拠に当初、会見は日テレ仕切りによる『復帰会見』となるはずだった。しかも、『笑ってはいけない』と総合演出が同じである『行列のできる法律相談所』の12月6日放送回に出演させるプランもあったといいます。ところが直前に、ダウンタウン・松本人志がツイッターで『オレと渡部の共演は当分無いと思うよ~』と投稿。大御所に放送NGを突き付けられたことで、日テレも会見の仕切りを放り投げるしかなかった」
と証言しています。
そして、謝罪会見後に日本テレビは「今後も出演は見合わせます」とコメントしており、アンジャッシュ渡部建さんはハシゴを外された形となっています。
他局もアンジャッシュ渡部建さんの番組起用に対しては慎重な姿勢を崩さず、民放各局は番組復帰について「未定」としており、現時点でテレビ復帰は絶望的な状況にあります。
そこでキーマンとなるのが児嶋一哉さんの存在で、松本人志さんが言うように2人で今後について話し合い、どのような形で仕事復帰したらいいのかを考えていくことが必要でしょうが、果たして今後どうなるでしょうかね…。