松嶋菜々子の主演ドラマ『女の勲章』視聴率が大コケ…爆死の原因は既視感とセリフの違和感? フジテレビ作品爆死連発で…
女優・松嶋菜々子さん(43)が主演のスペシャルドラマ『山崎豊子ドラマスペシャル「女の勲章」』(フジテレビ系)が、15・16日の21時から2夜連続で放送され、第1夜の平均視聴率が8.1%、第2夜が6.2%という低視聴率だったことが判明し、大きな衝撃を与えています。
『女の勲章』は、『花のれん』、『白い巨塔』、『華麗なる一族』、『不毛地帯』、『沈まぬ太陽』などの作品で知られる小説家・山崎豊子さんの同名小説が原作。
<15・16日に2夜連続で放送の『山崎豊子ドラマスペシャル「女の勲章」』>
松嶋菜々子さん演じる主人公・大庭式子は、大阪・船場の問屋の家で生まれ育ち、戦後に洋裁教室をスタートさせて服飾学校を設立。
そこから式子がデザイナーとして世界へと羽ばたくというストーリーで、女性たちの欲望うずまくドロドロとした愛憎劇が描かれていました。
<ドラマ『女の勲章』ワンシーン>
松嶋さんの他には、浅野ゆう子さん、玉木宏さん、長塚京三さん、江波杏子さん、ミムラさん、木南晴夏さん、相武紗季さん、駿河太郎さん、小澤征悦さんらが出演。
<『女の勲章』の出演者>
松嶋さんが主演ということもあり、そこそこ注目されていたスペシャルドラマでしたが、2夜とも視聴率は10%に届かないという結果。
15日の同時間帯に放送された番組は、『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系 土曜22時)が12.0%、『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系 土曜22時)は14.4%。
16日は、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系 日曜21時)が13.8%、『小さな巨人』(TBS系 日曜21時)第1話が13.7%となっており、同時間帯に放送されていた番組に惨敗していました。
この原因についてニュースサイト『日刊サイゾー』は、近年人気が低迷しているフジテレビのドラマということのほか、過去に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カーネーション』(尾野真千子さん主演)、2015年にNHKで放送のスペインドラマ『情熱のシーラ』を彷彿とさせる内容だったことから、既視感を訴える視聴者が続出していたとしています。
その他にも、大阪が舞台となっていることから、出演者たち全員が関西弁を話している中で、なぜか主人公の松嶋さんだけが標準語の設定となっており、劇中ではその理由は「土地の言葉を捨てて、新しい時代の人間になると決めた」と説明があるものの、違和感を抱いた視聴者が多かったようです。
松嶋さんは2015年からドラマへの出演が再び増え始め、昨年7月期には3年ぶりに連続ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)で主演し話題に。
しかし、第1話の平均視聴率は10.2%、第2話は7.7%、第3話は6.8%、第4話は6.4%、第5話は5.2%、第6話は6.7%、第7話は5.9%、第8話は7.1%、第9話は7.2%、第10話は6.4%、全10話の期間平均視聴率は7.1%となっていました。
かつて松嶋さんが主演を務めたドラマは大ヒットを記録していたものの、近年は微妙な数字になっているものが多く、2015年8月に2夜連続で放送された終戦70年スペシャルドラマ『レッドクロス~女たちの赤紙~』(TBS系)は、第1夜が8.2%、第2夜が10.7%。
昨年10月期放送の菅野美穂さん主演ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)では、準主役を演じていましたが、半分以上は8~9%台で推移し、全10話の期間平均視聴率は10.2%でした。
視聴率がイマイチ伸びない原因は脚本や演出などにもあるかと思いますが、松嶋さんの人気が以前に比べて落ちていることも影響しているとみられ、出演している作品が続けて微妙な結果になっていることから、今後の仕事に影響を与えることになるかもしれませんね。
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発端はドーベルマン3匹があのサノケンの仲間の奥さんに噛みついたのが人気下落の原因
女の勲章は原作がいまいちだから、ぎゃくにこれだけとれたのはキャスト豪華にしたからよ。
今ドラマで見たい原作でも、女優さんでも無い。気がつかず制作する局の問題。
内容はともかく衣装もキャストも素敵でしたよ
視聴率がバーコードに入力してある価格データみたいなものだからね。
視聴者と製作(編成?)の温度差がありすぎ。
昔みたいにキャストで引っ張るようなものは受けない。
ドラマもそう。
ドキュメントやサスペンスのほうが受ける時代です。