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フジテレビドラマ『営業部長 吉良奈津子』初回視聴率は10.2%発進! 脚本に批判の声多数も大コケは避けられるか?

松嶋菜々子が主演『営業部長 吉良奈津子』第1話視聴率はギリ2ケタ超! 内容に不満の声多く賛否両論も、まずまずの結果?

女優・松嶋菜々子さん(42)が主演のドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系 木曜22時)が21日よりスタートし、初回平均視聴率が10.2%(関東地区)だったことが明らかとなりました。

松嶋さんが連ドラの主演を務めるのは、2013年7月期放送の『救命病棟24時 第5シリーズ』(フジテレビ系)以来3年ぶりとなっており、最終回で平均視聴率40.0%を記録した大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)、34.2%を記録した『やまとなでしこ』(フジテレビ系)で主演を務めるなど、これまでに高視聴率を獲得してきたことから、久しぶりの新作となる今作には注目が集まっていました。

松嶋さんが演じる主人公・吉良奈津子は、業界大手の広告代理店「株式会社東邦広告」に勤務する敏腕CMディレクターだったものの、結婚と出産を経て3年ぶりに職場復帰を果たすと、会社の業績悪化や人の入れ替わりで状況が一変しており、以前所属していたクリエイティブ局ではなく、営業部に配属されて営業開発部部長という予想外の役職に就任。

また、奈津子のことを全く信頼していない曲者の部下たちに囲まれ、家庭では口うるさい姑の手は借りたくないとしてベビーシッターを頼むものの、その女性の存在が家庭を壊していくきっかけになるなど、次から次へと勃発する問題に正面から向き合っていき、仕事と家庭を両立させるために奮闘していくという「働く女の戦いと再生」を描いたドラマとなっています。

<仕事と家庭を両立する女性を演じている松嶋菜々子さん>

脚本は、上戸彩さんが主演を務めた2014年7月期放送の不倫ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)、松嶋さんが主演を務めた1996年度上半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひまわり』など、これまでに多数の作品を手掛けている脚本家・井上由美子さんが担当。

松嶋さんの他には、奈津子の元アシスタントで現在はクリエイティブディレクターとして活躍する高木啓介役を松田龍平さん、奈津子の夫・小山浩太郎役をネプチューンの原田泰造さん、姑の周子役を松原智恵子さん、ベビーシッターの坂部深雪役を伊藤歩さん、常務の斎藤良一役を石丸幹二さん、営業開発部の副部長・米田利雄役を板尾創路さん、営業開発部の一条達哉役をDAIGOさんが演じ、岡田義徳さん、中村アンさん、足立梨花さん、白洲迅さんさん、高木渉さん等も出演しています。

<『営業部長 吉良奈津子』の出演者>

(上段左から伊藤歩さん、板尾創路さん、石丸幹二さん、下段左から松原智恵子さん、足立梨花さん、岡田義徳さん、中村アンさん、白洲迅さん、高木渉さん)

第1話では、敏腕クリエイティブディレクターだった奈津子が結婚と出産を経て、3年ぶりに職場復帰を果たしたのですが、ブランクを理由に営業部へ配属されて営業開発部部長に就任。

その営業部には一癖も二癖もありそうな面々が揃っており、さらには半期でノルマの1割にも達していない業績不振の部署で…という展開となっていました。

そして、このドラマに対する反応をネットで見てみると、

などのコメントが寄せられています。

第1話終了時点ですでに賛否両論となっており、脚本に対して時代錯誤などといった批判的な声も多く寄せられているのですが、そこまで低い評価はされておらず、レビューサイトでの評価は現時点で5点満点中約3.4点ほど。

松嶋さんの演技などに対する批判は少ないことから、今後の脚本次第では視聴者の満足度も上がりそうな感じなので、これからの展開次第では数字も上がっていくかもしれません。

なお、今期スタートしたドラマの中では、初回10.2%という数字はそこまで低いものではなく、波瑠さんが主演の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系 火曜22時)、武井咲さん主演の『せいせいするほど、愛してる』(テレビ朝日系 火曜22時)などよりも高いため、今後どのように推移していくのか引き続き注目していきたいですね。

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