松嶋菜々子が『救命病棟24時』終了後初めてフジの連ドラ主演!『昼顔』の井上由美子と20年ぶりにタッグ

女優・松嶋菜々子さん(42)が、7月よりフジテレビ系の木曜22時枠で放送される連続ドラマ『営業部長 吉良奈津子』で主演を務めることが明らかとなりました。

松嶋さんが連ドラで主演を務めるのは、2013年7月期放送の『救命病棟24時 第5シリーズ』(フジテレビ系)以来、3年ぶりとなります。

このドラマの脚本は、2014年7月期に放送された不倫ドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』(フジテレビ系)、松嶋さんが主演を務めた1996年度上半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひまわり』など、これまでに多数の作品を手掛けている脚本家・井上由美子さん。

この作品は、産後復帰した女性が奮闘する姿を描いており、松嶋さんと言えば、2011年10月期に放送された大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で主演を務めたことでも知られていますが、この作品では、ベビーシッターにおとしめられていく展開も予定されているそうです。

今作で松嶋さんが演じるのは、広告代理店に勤務し売れっ子のクリエイティブディレクターだった主人公の吉良奈津子で、奈津子は40歳手前で結婚をして、出産と育児休暇を経て3年ぶりに職場復帰したという設定となっており、仕事への復帰をきっかけに、次から次へと勃発していく問題に正面から向き合い、仕事と家庭を両立していくために奮闘していく姿を描いているオリジナルストーリー。

奈津子はバリバリのキャリアウーマンだったものの、40歳手前で結婚と出産、育児休暇によって職場を離れ、3年が経って職場復帰を果たしたものの、会社の業績悪化や人の入れ替えなどによって状況は一変しており、奈津子が配属された部署も営業。

それに対してクリエイティブに戻りたいと要望を出すものの、常務には3年現場を離れた人間を受け入れる土壌は無いと返されてしまう。

しかし、頑張りによっては元の部署に戻す可能性もゼロではないという条件を受け入れ、しぶしぶ営業部に配属されることになるのですが、そこにいたのは奈津子の事を全く信頼していないくせ者ばかりの部下たち。

奈津子は仕事が忙しくなるほど家族への負担や不満が募ってしまい、家庭と仕事に挟まれて悩みがどんどん増えていき、口うるさい姑の手を借りたくないことからベビーシッターを依頼するものの、その女性の存在が家庭を崩壊していくきっかけに。

さらに会社では自信を打ち砕かれて挫折し、夫との間にも大きな溝ができ始めてしまい、家庭も崩壊危機に…というストーリー展開になっているとのことです。

撮影がスタートするのは6月上旬で、3年ぶりに連ドラで主演を務める松嶋さんは、「久しぶりにご一緒させていただく井上由美子先生とすてきな共演者の皆さまと、たくさんの方に共感していただけるような作品にしていきたいと思います」と意気込みを語っています。

そして、これに対してネット上では、

• 元広告代理店勤務とか、その設定がいまいち古臭いし共感を呼びにくい気がする。話も大体予測できる。
• 本当にドラマの内容が大事なのにキャスティング重視のフジテレビ。
• 内容が勝負だけど、フジテレビじゃなければ、視聴率が良いかも。日テレとかね。松嶋菜々子の壊れていく様が見てみたい。キャリアウーマンは飽きた。
• 今のフジでドラマ主演なんてもう罰ゲームでしょ。今期は火の粉が1番面白いと思ってるけどあれは東海テレビなんだよね。
• 今のフジテレビでは無理かもね。美女か野獣の再放送したら？
• 脚本、演出次第でしょうね。現時点であまり興味がそそられるような内容じゃないところが微妙…。
• いくら人気が高い松嶋菜々子でも今のフジには近寄らない方が良い。大やけどする可能性は十分ある
• 松嶋さんの旬は過ぎた感があるけど、内容如何で視聴率なんてどうにでもなる。井上先生なら面白いものに期待したいところ。
• ドラマの内容次第と思いますが、フジテレビのドラマはもうダメでしょう。それにテレビ離れが進んでるし、視聴率は回復しないだろうな。

などのコメントが寄せられています。

松嶋さんはフジテレビ系で放送された『GTO』、『やまとなでしこ』、『美女か野獣』、『ラッキーセブン』、『救命病棟24時』などに出演していて、いづれも視聴者からの評価は高く、連ドラで主演を務めるのは3年ぶりということから放送が楽しみですね。

しかし、フジテレビの木曜22時枠で今期放送されている松下奈緒さん主演の『早子先生、結婚するって本当ですか?』は、初回6.8％、第3話は4.9％と5％前後の数字で推移する大コケっぷりで、ニュースサイト『日刊ゲンダイ』などの報道によれば、1～2話分がカットされて打ち切られることが決定したという噂も出るほどの状態にあります。

近年フジテレビのドラマは数字獲得に苦戦し、平均視聴率が10％以下というのも特別珍しい事でもない状態にあるのですが、前期に大コケしている枠でどれほどの数字を獲得できるのかにも注目したいですね。