俳優・松坂桃李さんが女優・戸田恵梨香さんと結婚後、初めて公開される主演映画『あの頃。』が2月19日から公開され、興行成績が大コケしているとニュースサイト『日刊大衆』が報じています。
松坂桃李さんが主演の『あの頃。』(今泉力哉監督)は、エッセイスト・犬山紙子さんの夫で、ミュージシャン・漫画家の劔樹人さん(つるぎ・みきと 41歳)によるエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』を原作とした作品です。
『あの頃。男子かしまし物語』は劔樹人さんの自伝的コミックエッセイで、『ハロー!プロジェクト』(略称:ハロプロ)などのアイドルに夢中となり、仲間たちと青春を謳歌しつつも、様々な困難に直面しながら少しずつ大人になっていく姿を描いた内容となっています。
主演の松坂桃李さんは劔樹人さん役を演じ、その他に仲野太賀さん、山中崇さん、若葉竜也さん、芹澤興人さん、ロッチ・コカドケンタロウさん、大下ヒロトさん等が出演し、2月19日から全国162スクリーンで公開がスタートしました。
そして、初週末の土日2日間(2月20・21日)の国内映画ランキングでは、1位が4週連続で菅田将暉さん&有村架純さん共演の『花束みたいな恋をした』、続いてSixTONES・松村北斗さん&森七菜さん共演の『ライアー×ライアー』が初登場2位、3位は『鬼滅の刃 無限列車編』がランクインし、『あの頃。』は11位で初週からTOP10圏外となっていました。
なお、同週4位の『名探偵コナン 緋色の不在証明』は興行収入が1.1億円で、『あの頃。』はかなり厳しいスタートになっていました。
これについて『日刊大衆』の記事では女性誌記者が、「公開翌日に松坂らキャスト陣が登壇した舞台挨拶と、その模様を全国の劇場で中継するライブビューイングを実施したのですが、動員につながらなかったようです。確かに一般受けしづらい題材かもしれませんが、昨年、日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を獲得し、俳優として“箔”がついてから初めての主演公開作であることを考えると、少々さみしい結果と言わざるをえません。小規模配給会社でありながら口コミでじわじわと集客を伸ばし、記録的ヒットとなっている『花束みたいな恋をした』と比べてしまうと、余計にコケ具合が目立ってしまう感がありますね」
としています。
また、興行成績が伸び悩んでいる原因について、「戸田恵梨香との結婚は、やはり松坂にとって諸刃の剣だったのかもしれません。お互いに好感度の高い俳優同士、SNSなどでも祝福の声が中心だったのですが、やはり若いファンは結婚を機に熱量が下がってしまうことも少なくない。現に、事務所の先輩でいまだ独身の中村倫也にツイッターフォロワー数で抜かれてしまっていますし、テレビで応援するお茶の間ファンだけが残り、映画館まで足を運んでくれるような熱心なファンが減ってきている可能性はあります。また、最近バラエティ番組などでプライベートを匂わせることも増えてきており、それを受け入れられない一部ファンもいるようです」
と、戸田恵梨香さんとの結婚によるファン離れも一因としています。
<↓の画像は、昨年12月に結婚した松坂桃李さん&戸田恵梨香さんの写真>
『あの頃。』のレビューを各映画情報サイトなどで見てみると、レビューの平均点数は【3.3~3.7点/5点満点】とそれほど悪くはなく、全体のストーリー等に対して厳しいコメントも少なくありませんが、アイドルオタクではなくとも青春物語として楽しめるなどのコメントも寄せられており、特に主演の松坂桃李さんの演技が良いと好評価されています。
ただ、この映画は女性ウケしない内容であるため、松坂桃李さん好きの女性ファンも敬遠し、映画館に足を運ばなかったとも考えられます。
そのため、『その頃。』の興行収入が大コケしているのは、戸田恵梨香さんとの結婚によるファン離れが原因とも言い切れないと思いますが、もし本当に結婚でファンが減っているようであれば、今後の出演作品も大コケが懸念されますね。
松坂桃李さんは今年『あの頃。』のほか、映画『空白』と『いのちの停車場』に出演し、さらに4月期放送のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK 土曜21時)、『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系 金曜23時15分)で主演することが発表されています。
松坂桃李さんが連ドラで主演するのは、2019年4月期放送の『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)以来2年ぶりで、2本の連ドラを掛け持ちで主演するのですが、果たして主演ドラマでは良い数字を取ることができるでしょうか…。
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