ヒロミさんと『南海キャンディーズ』の“山ちゃん”こと山里亮太さんがMCのクイズバラエティ番組『東大王』(TBS系 水曜19時)が、9月をもって打ち切り終了するとニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』が報じています。
『東大王』は、現役東大生による東大王チームと芸能人チームがクイズで競い合う内容で、『クイズ☆スター名鑑』の後番組として2017年4月からレギュラー放送がスタートしました。
東大王チームでは現在もレギュラー出演中の伊沢拓司さんのほか、水上颯さんや鈴木光さん等が出演しブレイクしましたが、放送開始から7年で打ち切り終了が決まったそうで、「9月の改編期での終了で調整に入っています」と広告代理店関係者が明かしています。
<↓の画像は、『東大王』レギュラー出演者の写真>
打ち切りの原因として視聴率低迷を挙げ、番組もマンネリ化して目新しさがなくなり、視聴者からも厳しい声が寄せられているといい、そして今テレビ局が重要視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は2%以下で推移し、特番を放送してもコア視聴率が1%台と大コケ状態が続いていることから、4月以降は放送回数が減少し、9月をもって打ち切り終了となるそうです。
こうしてレギュラー番組を1本失う山里亮太さんは、いま大きな正念場を迎えているそうで、『スッキリ』(日本テレビ系)で長年にわたり“天の声”を担当し、昨年4月スタートの後番組『DayDay.』では、元NHKの武田真一アナウンサーと共にMCを務めていますが、この番組も視聴率が伸び悩んでいて逆風が吹きつつあるといいます。
<↓の画像は、『DayDay.』MCの武田真一アナ、黒田みゆアナ、山里亮太さんの写真写真>
DayDay.の直近の視聴率は、14日が平均世帯視聴率3.9%、平均個人視聴率2.1%、同時間帯トップを独走している『羽鳥慎一モーニングショー』は世帯9.5%、個人5.4%と、2.5倍ほどの大差を付けられています。
そのため、DayDay.も安泰とは言えない状況といい、『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)も2020年10月から土曜22時枠でレギュラー放送が始まるも、2022年4月には土曜24時枠に降格、昨年10月には2度目の降格で放送時間がさらに遅くなっていて、弘中綾香アナと田中みな実さんの番組降板により、かつての勢いを失っているとしています。
<↓の画像は、『あざとくて何が悪いの?』MCの山里亮太さんと元℃-ute・鈴木愛理さんの写真>
ピンズバNEWSはこのように報じているのですが、東大王に関しては東大王チームの水上颯さん、鈴木光さんといった人気メンバーたちが大学を卒業し、番組を降板して以降に数字が低迷し、2020年時点では3時間スペシャルの平均世帯視聴率は12%超えだったものの、2021年11月の3時間スペシャルは平均世帯視聴率が6.6%と半分近くまで落ち、コア視聴率も下がっていました。
出演者交代によるパワーダウン、さらに番組の肝であるクイズもネタ切れ感が否めず、マンネリ化も指摘されていて、視聴率もずっと低迷していたことから打ち切りは当然と言えます。
また、DayDay.は世帯・個人視聴率は低いもの、昨年度のコア視聴率は同時間帯トップとなっているので、実際にはそこまで危機的な状態というわけでもないとみられます。
ただ、山里亮太さんは2019年6月に女優・蒼井優さんと結婚、2022年8月に第1子が誕生し、そしてDayDay.の司会に就任して以降、トークのキレがなくなり、守りに入っていて面白くなくなったとの声が視聴者から上がり始めていて、業界内でも「つまらなくなった」との声が上がっていると『フライデー』が先月報じていました。
そして、DayDay.のMCも武田真一アナ1人で十分として、今後降板の可能性もあると囁かれていますが、果たして今後どうなるでしょうかね。