俳優・桐谷健太さん(42)と東出昌大さん(34)がW主演で、2020年1月期放送の連続ドラマ『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』(テレビ朝日系)の続編制作が決定し、今年4月期に木曜ドラマ枠(木曜21時)で放送することが内定したものの、東出さんは降板となり、別の俳優が枠を埋めることになったと『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
東出昌大さんは、ちょうど2年前の2020年1月23日発売の週刊誌『週刊文春』によって、2018年9月公開の映画『寝ても覚めても』で恋人役を演じた女優・唐田えりかさん(25)との不倫スキャンダルをスクープされ、この報道前に女優・杏さん(36)に不倫がバレて別居し、離婚危機を迎えていることが明らかにされました。
この報道によって東出昌大さんは複数のCMを降板、当時スタートしたばかりだった主演ドラマ『ケイジとケンジ』からの降板は回避しましたが、イメージの悪化によって第2話以降は視聴率が急落し、初回の平均世帯視聴率は12.0%とまずまずの数字を獲得していたものの、第2話は9.7%と2ケタを割り、その後もほぼ1ケタで推移して全9話の平均視聴率は9.9%となっていました。
<↓の画像は、ドラマ『ケイジとケンジ』で共演した桐谷健太さん、東出昌大さんの写真>
テレビ朝日は人気刑事ドラマ『相棒』のように、『ケイジとケンジ』のシリーズ化を見込んでいたものの、東出昌大さんの不倫スキャンダルによってその計画も白紙になったとも一部で報じられていました。
しかし、週刊文春や東スポは『ケイジとケンジ』の続編化が決定したことを伝えており、続編に東出昌大さんは出演しないとしています。
週刊文春の取材によると、不倫発覚から早3年が経ったものの、スポンサーの意向が強いテレビドラマへの出演は難しく、『ケイジとケンジ』の続編は桐谷健太さんの単独主演で、バディものではない作りに変更されるとしています。
東スポも『ケイジとケンジ』の続編に東出昌大さんは出演しないとし、続編の仮タイトルは『ケイジとケンジ、時々ハンジ』で、「東出さんに代わる検察官役の俳優と『ハンジ』=判事、つまり裁判官役の俳優を主要キャストに迎え入れます。東出さんの“色”を薄めて制作する」
と、テレビ朝日関係者が明かしたと伝えています。
東出昌大さんの降板理由についても、「不倫騒動や恋人同伴といった女性問題のイメージがいまだに残ります。そうなると、『ケイジとケンジ』の続編に出演しても視聴者はそのイメージで見てしまう。スポンサーからの心証も芳しくない。だから、局としては是が非でも起用しようとはならなかったようです」
と、女性スキャンダルによるイメージ悪化が原因としています。
これに対して業界関係者からは同情の声も上がっているといい、東スポの取材に映画関係者は、「3年経った今も連ドラから干されているのは、気の毒といえば気の毒。映画と舞台で活動していくしかない状態です」
と語っています。
東出昌大さんと唐田えりかさんは不倫スキャンダルで大炎上し、唐田さんは不倫報道をもって芸能活動を休止した一方、東出さんは不倫に加えて報道から半年後に、杏さんとの離婚が成立したことで世間から猛バッシングを浴びながらも仕事を続け、舞台や映画などに出演していました。
現在も複数の仕事を抱えており、年明けには主演映画『とべない風船』の公開がスタートし、映画の舞台あいさつに出席した際には、一連のスキャンダルの影響について、「私生活というのは、みんな紆余曲折があると思う。僕らの仕事、報道の余波を受ける仕事って、僕の生活の本質からズレている。ウソだったり、『みんな、何でそんなこと騒いでるの?』っていうこともある。役者の仕事って、私生活の波長の影響を受けているんだろうけど、ことさらにプライベートが報道されてるからこの作品に支障をきたすとか、逆に好影響を持ってくるってこともない」
などと語る場面がありました。
このような開き直り発言に対しても批判が殺到し、再びネット上では炎上騒動に発展していましたが、東出昌大さんは恐らく『ケイジとケンジ』の続編から外されたことに対しても納得していないでしょうね。
プライベートの問題が仕事に影響を与えることに対して様々な意見がありますが、テレビ番組の制作もスポンサーが必要不可欠で、各スポンサーに与える影響等を考慮すると、イメージが悪い人物を排除するという対応は当然です。
東出昌大さんは特に演技力に対する評価が決して高くはないので、『ケイジとケンジ』では主演を務めていたものの外されても仕方がないと思います。
現時点では、『ケイジとケンジ』の続編で東出昌大さんに代わり誰が加入するのかは明らかになっておらず、今後の正式発表が楽しみなところですね。