昨日15日に漫才師ナンバー1を決める大会『THE MANZAI2013』(フジテレビ系)の決定戦が行われ、吉本興業に所属するお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーが見事優勝しました。
『THE MANZAI』は、2011年より開催されているコンテストで今年で3回目となっており、2011年の第1回目はパンクブーブー、2012年の第2回目はハマカーンが優勝しています。
12組のお笑いコンビが選りすぐりの漫才を披露し、大好評のまま終わりましたが、東京ダイナマイトが披露したネタが話題になっています。
披露したネタは、みのもんたさんが司会を務めていた『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)の電話相談がモチーフ。
松田大輔さんがみのもんたならぬ「まつもんた」に扮して、ハチミツ二郎さんが演じる「DVに悩む奥さん」の悩みを聞くという設定でした。
ところが、漫才の中盤に松田さんが「1回CMはさみますから」と「DVに悩む奥さん」の相談を中断した後、「いやー、しかしDVって大変だね」と、隣の人物に話しかけ、お尻を触り、両手を揉むという「例の騒動」を彷彿とさせるジェスチャーを見せたことで、スタジオからは笑いとざわめきが起きました。
さらに、たたみかけるように「息子がグレまして。酔っぱらって寝てる人のカバンから財布抜いてATMにかけたんです」とさらにパロった。
この時、番組カメラが、たけしさんを映しましたが、さすがにこのネタには苦笑いしていました。
- 東京ダイナマイトが披露し話題になっているネタの動画(音声のみ)(YouTube)
これにネットでは、
「やっぱベテランは違うわ」
「これだから面白いのにテレビに出られないんだよな」
「このネタ観て久しぶりにテレビで笑った」
「ウーマンラッシュアワーなんかより全然面白いじゃん」
「これからも風刺ネタを入れていってもらいたいね」
などのコメントがありました。
この放送の後に東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんはTwitterにて、「せっかく生放送でやっとんじゃけえハラハラするような漫才やらにゃあ意味がなかろーが。」と語っています。
(↓の画像が、ハチミツ二郎さんの写真)
これがもし録画であった場合、このネタはカットされていたか、修正されていた可能性が高いですね。
これには批判の声もあるかと思いますが、笑えるネタだったので良かったと思います。
これがもし滑っていたらそれこそ最悪なことになっていたでしょうからね。
最近は規制が厳しくなっているせいか、このようなブラックジョークを交えたネタをテレビで披露するコンビが減っていて、とても退屈なものが多いですね。
テレビ出演は減るかもしれませんが、東京ダイナマイトにはこれからもこのスタイルを貫き通してもらいたいですね。