15本のレギュラー番組を持っている人気お笑い芸人・有吉弘行さん(42)の番組が、来年春までに半分以上打ち切り、もしくはリニューアルされるという情報がテレビ業界で駆け巡り、ポスト有吉に注目が集まっていると『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
毒舌芸人として再ブレークして以降、レギュラー番組を年々増やしていき、テレビ東京以外の民放キー局でレギュラー番組を持っており、今年からは新たに『有吉ベース』(フジテレビONE)、『究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?』(日本テレビ系)、『クイズ☆スター名鑑』(TBS系)にレギュラー出演し、有吉さんをテレビで見ない日は無いと言っても過言ではない状況にあります。
有吉さんは毒舌であるものの、的を射た毒舌や人柄から世間からの支持は高く、ツイッターのフォロワー数は17日時点で620万人を突破し、これは国内のツイッターフォロワー数トップで、フォロー数が458万人で2位のきゃりーぱみゅぱみゅさんに160万以上の差を付けてダントツのトップとなっています。
そんな有吉さんは複数のCMにも出演しており、年収5億円超えとも言われているのですが、今年8月に『日刊スポーツ』によって、今年3月まで『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で共演していたフリーアナウンサー・夏目三久さん(32)との真剣交際を報じられ、これがきっかけで大きな騒動に発展。
<↓の画像は、『日刊スポーツ』が一面で報じた有吉さんと夏目さんの熱愛記事>
夏目さんは、タモリさん(71)、堺雅人さん(43)、RIP SLYMEらが所属する大手芸能事務所『田辺エージェンシー』に所属しており、同事務所の田邊昭知社長(78)は、“芸能界のドン”と呼ばれるほど芸能界で力を持っている人物だと言われており、夏目さんを寵愛している田邊社長がこの報道に対して激怒し、田邊社長はテレビ局に対して報道規制を行ったとされています。
そのため、大きな芸能ニュースにも関わらず、テレビのワイドショー・情報番組などで一切報じないという異常な事態となっていました。
今回東スポが報じている記事によると、有吉さんと夏目さんとの熱愛報道後、民放各局の垣根を越えて行われたディレクターの集まりで、一発屋ならぬ“2発屋”の烙印を押されてしまったといい、有吉さんが「天狗になっている」という意見が圧倒的で、テレビ関係者は「今に始まったことではないんですが、結果的にテレビマンはドンの怒りをくんだ形。この会議でダメ出しされたタレントは必ずと言っていいほど、消えていくんです。来年3月末の改編に向け、いくつかの局が有吉を降ろすかリニューアルする方向で動きだしてますよ」と語っています。
もし本当にそうなるとすると、有吉さんが抜けた穴を誰が埋めるかという話になってくるわけですが、“ポスト有吉”として現在名前が挙がっているのが、有吉さんとも番組で共演しているピン芸人・バカリズムさん(本名=升野英知 40歳)だといいます。
<↓の画像が、“ポスト有吉”として名前が挙がっているというバカリズムさんの写真>
前出のテレビ関係者は「芸のない有吉と違って、俳優としても脚本家としても評価されているので最適という声が多い」と語っているのですが、これに対してネット上では、
- 熱愛が事実だったとして、なぜ有吉が悪者になる?
- 天狗ってかああいう性格ってのはみんなわかってると思うけどね。逆に裏ではちゃんとスタッフとかに気を使っている気がする。
- この人が出た番組でつまらないと思った事ないんだけどな…
- どちらも好きだが、バカリズムさんと有吉さんでは全然違う。どこかのお偉いさんの意見で決められるの?更にテレビつまらなくなっていく…
- 怒り新党での発言を聞く限りは、天狗とは程遠い感じだけど…
- 有吉の需要はまだまだあるでしょ。悪意溢れる記事だな。
- 芸能界って、ジャニーズもそうだけどドンと呼ばれる方に嫌われると生きて行けないなんてつまらない世界ですね。お気に入りの人が徐々にテレビで見なくなっていくって残念
などのコメントが寄せられています。
東スポと同様の内容の記事を週刊誌『週刊実話』も報じており、やはり仕事を干される原因は、夏目さんとの交際によって田邊社長を激怒させてしまったことにあるとし、それに加えて最近では芸人仲間らかもバッシングされているといい、制作会社のディレクターは「いまや目上の先輩芸人と共演しても、自ら挨拶にいくことは絶対にしない。面倒だからという理由です。」と明かし、有吉さんが「天狗になった」という声が一番多く上がっているとのことでした。
これはあくまでも、ゴシップ記事を多く掲載している東スポと週刊実話が報じているということから真偽のほどは定かではなく、人気タレントの有吉さんの番組が半分以上も打ち切り、もしくはリニューアルされるというのはにわかに信じ難い話です。
しかし、田邊社長が本当に激怒しているとすると、各テレビ局に圧力をかけて徐々に仕事を減らしていく可能性はあるかと思います。
また、有吉さんの人気も徐々に落ち着き、以前ほどの勢いが無くなっているのは確かで、今年10月にゴールデン昇格となった『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系 火曜22時)は、ゴールデン昇格後1発目の1時間半スペシャルの平均視聴率が7.8%。
2回目の放送は4.4%、3回目は4.6%、4回目は5.1%、16日放送の5回目は4.7%と、ゴールデンとは思えない低視聴率を連発しています。
これは有吉さんだけに原因があるわけではないのですが、数年前から毒舌にもキレが無くなっていることを指摘されており、他の番組についても数字が伸びないようだと打ち切りやリニューアルということもあるかもしれないですね…。