先日最終回を迎えた月9ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)で主演を務めた女優の杏さん(28)は、2014年4月期に放送された『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)でも主演を務め高い評価を得ていましたが、7月期に続編がスタートすることが明らかとなりました。
同ドラマは、『半沢直樹』等の作品で知られる小説家・池井戸潤さんが2004年に発表した小説『不祥事』が原作となっており、杏さんはこの作品で正義感溢れ弱者のために奮闘する銀行員の花咲舞役を演じ、反論する時に発する「お言葉を返すようですが」という決め台詞は話題となり、最高視聴率18.3%を記録しました。
ちなみに、昨年放送された同ドラマの初回視聴率は17.2%、第2話は14.7%、第3話は15.4%、第4話は16.3%、第5話は13.8%、第6話は16.0%、第7話も16.0%、第8話は15.8%、第9話は16.1%、最終回の第10話は18.3%で、全10話の平均視聴率は16%、これは昨年放送された民放連続ドラマの中で3位となる数字で、最終回終了後には、視聴者から続編を期待する声が多く寄せられていました。
杏さんも1作目の後に周囲から「花咲舞よかったよね! またやらないの?」と聞かれていたそうで、今回の続編決定に「いろんな人の心に風通しのよい爽快感をお伝えできたのかなと思っていて、またそれを届けられることをうれしく思っています」と語っていました。
続編でも、レギュラーキャストは変わらず、相馬役の上川隆也さんをはじめ、塚地武雅さん、榎木孝明さん、甲本雅裕さん、大杉漣さん、生瀬勝久さんらが再び出演するようです。
これにネットでは、
- 今度はどんな銀行でのトラブルとその解決の裏技が見れるか今から楽しみ
- 続編はスポンサーも集めやすいし、企画も通しやすいのは分かる。でもパート2は結構コケてるよね。沢尻エリカのドラマもフジテレビが調子に乗って大コケしてるし。
- 池井戸の他の銀行作品を応用するようだけど、あとどれくらいネタが残ってるんだ?原作が無いオリジナルストーリーはやめてくれよ
- 朝ドラ後の売り出し方がうまい。朝ドラは長丁場だから休暇を取ることが多いのに立て続けにドラマに出て、しかも東出昌大と結婚までして、本当に忙しいけど仕事とプライベート共に充実してるな
- これは楽しみ。話が都合良すぎて突っ込みどころも多いけど、花咲舞の活躍は見ていて痛快。
などのコメントがありました。
『花咲舞が黙ってない』の続編が今年7月期に放送されると一部で報じられていましたが、今回正式に発表となりこれからの放送が待ち遠しいですね。
続編に関しても高視聴率を獲得出来るかどうかに注目したいところなのですが、ここ最近杏さんの人気が低迷しているのではないかと指摘する声もあります。
それは、今年1月期に放送された『デート~恋とはどんなものかしら~』が初回こそ14.8%を獲得したものの、その後それ以上の数字を記録することはなく、全10話の平均視聴率は12.5%という結果となったことや、2月に放送された2時間スペシャルドラマ『クロハ ~機捜の女性捜査官~』(テレビ朝日系)も平均視聴率は11.4%とそこそこの数字だったことからで、杏さんのブームも潮時なのではないかと囁かれています。
また、ネット上の反応を見てみると、続編はコケる可能性が高いと見ている方がチラホラと見受けらました。
ですが、日本テレビ系の水曜日22時のドラマ枠で4月からは、俳優の堺雅人さんが主演の『Dr.倫太郎』がスタートし、高視聴率を獲得することが予想されており、その後7月期にスタートする『花咲舞が黙ってない』の続編も、その流れで高視聴率を獲得する可能性は高いのではないでしょうか。
とりあえず、初回でどれほどの視聴率を記録するのか注目したいですね。