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木村花選手が亡くなった原因はフジテレビと番組制作側にあった? コスチューム事件の真相、裏側が判明で新たな騒動に発展か

木村花選手の母親がテラスハウスのヤラセ問題を告発。急死前に番組の指示を告白、友人とのLINE内容も週刊文春が公開。

リアリティ番組『テラスハウス』(Netflix・フジテレビ系)に出演していた女子プロレスラー・木村花選手(きむら・はな 享年22)が、自宅で急死してから早1ヶ月以上が経ち、元女子プロレスラーの母親・木村響子さん(43)が週刊誌『週刊文春』の取材に応じ、番組でヤラセがあったことを告発しており、それを裏付けるLINEの写真も公開しています。

木村花選手は昨年秋から『テラスハウス TOKYO 2019-2020』に出演し、今年3月末にNetflixで配信された第38話の中で、「命よりも大事」というプロレス用のコスチュームを洗濯機に入れたまま外出、それに気付かずに出演者の小林快さんが自分の洗濯物と一緒に洗い、乾燥させたことによってコスチュームは縮み、変色し、着用できなくなるという“コスチューム事件”が発生しました。

これに対して木村花選手は大激怒し、「一緒に住むんだったら人のこともっと考えて暮らせよ!限界だよもう!京都の時からさ、自分のことしか考えて行動してないじゃん!!」などといった言葉を小林快さんに浴びせました。

小林快さんは「ゴメン」などと謝罪しましたが、その後も怒りが収まらない木村花選手は、「触んなよ!フザけた帽子かぶってんじゃねーよ」と言って、かぶっていた帽子を取って床に投げ捨てるというシーンがありました。

<↓の画像は、コスチューム事件のワンシーン>

この一連の行動に視聴者からは批判の声が噴出し、木村花選手のSNSは大炎上騒動に発展、罵詈雑言の嵐に木村選手は心に深い傷を負い、SNS上に意味深なメッセージやリストカットの写真を投稿するなどし、5月23日未明に自宅で亡くなりました。

この事件よってフジテレビは『TERRACE HOUSE TOKYO: 2019-2020』の放送中止を発表し、フジテレビの遠藤龍之介社長は「十分な検証を行っていく」と説明しています。

そうした中で、木村花選手の母・木村響子さんは週刊文春の取材に応じ、問題となった“コスチューム事件”はヤラセだったと告発しています。

<↓の画像は、木村花選手と母・木村響子さんの写真>

今になって明かすことを決意した理由については、「このままだと花の死が『暴力的な女子が男性に乱暴を働き、SNSの批判を苦にして自殺した』というストーリーで片付けられてしまう。真相は全然違うんです。彼女はスタッフの指示通り、ヒール役に徹しただけ。私も娘から話を聞いていたし、彼女の携帯電話に証拠は全部残っています。大人たちにウソをつかれ、丸め込まれて最後は逃げ場がなかった。亡くなった今、せめて花の名誉を回復してあげたい。応援してくれた方々にも真実を知ってほしいと思ったからこそ、取材を受けました。」と説明しています。

木村花選手は亡くなる8日前の5月15日に、木村響子さんと祖母の誕生日会を開き、その帰り道に涙を堪えながら、「テラハに出た当初からプロレスラーらしく振舞えって……。1のことを100にして盛り上げて欲しいって言われて。コスチュームの件はスタッフにめっちゃ煽られた。『いいじゃん、あんな奴、ビンタぐらいしたらいいじゃん』って。盛り上げなきゃと思ったけど、プロレスラーとしてビンタはさすがにできないから、苦しまぎれで帽子をはたいたの。スタッフは信用できないよ」と告白したといいます。

木村花選手は友人にもLINEで、「自分の仕事道具壊されて、スタッフにカメラの前でキレろって言われて」「これで炎上して話題になって製作陣は満足かな」などと送っていました。

<↓の画像が、木村花選手が友人に送ったLINEトークの写真>

その友人は週刊文春の取材に対して、木村花選手から『テラスハウス』のヤラセ問題に関する相談を何度も受けていたと認め、コスチューム事件で木村選手に激怒された小林快さんも、木村選手からヤラセに関する電話があったと認めたとのことです。

こうした証言を得た週刊文春の取材班が、フジテレビにヤラセについて質問したところ、「検証作業を進めている最中ですが、ご質問にあるような事実はございません」と否定したとしています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

『女性セブン』が5月に報じた記事でも、『テラスハウス』の元スタッフが「確かに台本はありません。でも、ストーリーはこちらで作っていました」と証言し、出演者たちは共同生活を送っているという体で放送しているものの、実際には週に2、3日集まって撮影をするだけで、共同生活をしているとは言えない状態だったと明かしています。

週刊文春が以前報じた記事でも、出演者たちが集められて全体の流れ、方向性に関する説明をスタッフから受けていたとし、全体的な流れはスタッフが誘導していたといい、指示通りに撮れなかった時には何度も撮り直しも行われたとのことです。

こうしたヤラセ行為については、番組制作サイドや一部出演者たちが否定をしているのですが、少なくとも問題となったコスチューム事件についてはLINEなどを見る限り、スタッフが木村花選手に様々な指示を出していた可能性が高そうで、SNS上での誹謗中傷コメントだけでなく、制作サイドにも大きな問題があったと言えます。

番組サイドはコスチューム事件後の5月に、YouTubeで未公開シーンの動画も公開しており、木村花選手の印象がさらに悪くなるように仕向け、番組レギュラーの南海キャンディーズ・山里亮太さんも制作サイドの指示なのかは不明ながら、木村花選手の言動に対して皮肉たっぷりなコメントをしていました。

こうした煽りによって視聴者は木村花選手のSNSに誹謗中傷コメントを寄せ、フジテレビ側もそれを把握しながら放置していたことをスポーツ紙の取材に認めているのですが、木村響子さんの告発を受けて、今後どのような対応を取るのか見ものですね。

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