元タレントの“ユッキーナ”こと木下優樹菜さん(本名=藤本優樹菜 33歳)らが化粧品会社『ロハス製薬』と関連会社『アイア』から、約3億円の損害賠償を求める訴訟を起こされていたことが発覚し話題になっており、裁判沙汰になった裏側を週刊誌『週刊文春』の元記者・中村竜太郎さんが明かしています。
木下優樹菜さんは昨年7月に芸能界引退を発表する前まで、『ロハス製薬』の主力商品であるフェイスマスクブランド『ALFACE+(オルフェス)』のイメージキャラクターを務めていましたが、起用から間もなく“タピオカ騒動”が勃発し、芸能活動を自粛することになりました。
<↓の画像は、『ALFACE+(オルフェス)』のイメージモデルを務めていた木下優樹菜さんの写真>
この騒動によってブランドのイメージが傷付けられたとして、『ロハス製薬』と広告契約に携わった関連会社『アイア』は、木下優樹菜さんをはじめ、仲介役を担った広告代理店業などを営む『『株式会社Birdman』、木下さんの元所属事務所『プラチナムプロダクション』を相手取り、約3億円の損害賠償を求める巨額訴訟を東京地方裁判所(東京地裁)に提起しました。
<↓の画像は、木下優樹菜さん等を巡る巨額訴訟の構図>
この裁判について、『週刊文春』の元記者でジャーナリストの中村竜太郎さんは、5月31日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、「タレントがスキャンダルを起こした場合、一般的には広告代理店と所属事務所との話し合いによって、どこかで補填をしたりする。こういうケースは異例中の異例。特にタレント本人をメーカー側が訴えるというのは前代未聞です」
と指摘しました。
中村竜太郎さんが取材したところによれば、異例の裁判沙汰に発展した原因は「タピオカ騒動以降の木下さんの言動ですよね。」とし、「いったん引退宣言をしました、ところが復活して実質的には芸能活動をしていることについて、スポンサー側は相当腹に据えかねているというか、怒っていると聞きますね」
との情報を明かしています。
中村竜太郎さんはさらに、木下優樹菜さんの現在の収入について、「収入源はインスタグラムの投稿によって得られるということなので。概算なのですが年収で恐らく数千万円は稼げるポテンシャルはあるのではないか。生活に関してですが、いったん芸能活動を辞めたがそれまで相当稼いでいたと聞いています。あとは元夫からの養育費もあるので、生活には困らないと。損害賠償請求をされたとしても、払えるだけの余裕はあるのではないかと言われています」
と語っていました。
『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材に対しても、『ロハス製薬』側の代理人弁護士は「話し合いをしてきたが折り合いが付かなかった」と明かし、広告関係者は「本人と事務所に対して、賠償を求めたいという特別な不満や思いがあったのでは」と語っています。
『バイキングMORE』ではこの他に、モデル・タレントのアンミカさんが裁判について、「めったに表に出したらアカンやつが出てきてるのは末期で、よっぽど感情も含め、色々こじれた結果、2年も経って露呈しているのかなと感じますね。この手の話題は本当は私たちも出したくないですもん。よっぽどどこかが不誠実だったり、どこかがケジメがついていない。例えばクライアントさんは元々、タレントの契約金以上にポップ広告を差し替えるとかお金がかかる。そういう所に誠意がなかったりすると、余計に金額を積みたくなる。3億円で3者(に請求)というのを見た時に、どこか誰かが誠意のない行動を起こしたのかなと想像していました」
とコメントしていました。
そして、木下優樹菜さんの裁判トラブルに対してネット上では、
- 大人になれなかったまま年だけ取った結果がこれ
- 要は「復帰する気ならまず落とし前つけろよ」って話だわな。そこら辺をことごとく知らんぷりしてるから、誰からも擁護されない。
- そりゃそうでしょう。離婚が偽装かはともかく、引退に関しては完全に偽装だもんね。真っ黒。
- 責任を逃れるために芸能界を引退して、素人として稼ぎますっていうのは余りにもワガママ
- 普通にイメージモデルをして、アパレルブランドとコラボ商品を出して…これが引退なんてまかり通るわけがない。
- 引退して静かにしてるかと思いきやインスタ再開で、コロナの中で仲間とバーベキューとか、引退したようには見えないほどの露出。
ひょっとしたら、芸能界引退は事務所総出の案だったのかもね - スポンサーの言い分は当然至極。でも、そんな常識はこのヒトには全く通じないだろうし、敗訴してもなぜ敗訴したか理解できないと思う
- 恫喝まがいのことをして散々迷惑や損失を与え、引退したとみせかけながら、裏で芸能活動すれば誰だって怒る。
- タピオカ店に反社まがいの恫喝と挑発をするような人に需要がある…というのに驚き
- 引退宣言後も、実際はタレント活動を続けているとなったら、スポンサーとしてはちゃんと違約金払えよってなるわな。行動があさはかなんだよ。
- そりゃそうだろうな。商品がイメージダウンしてそれに対しての対応も不誠実、終いには引退してバックレた。仕方ないと諦めていたら、シレッと復帰し始めた。
本人は一般としてと言ってるかもしれないけど、お金もらってる以上はプロとして仕事してる。そら怒るよ
などの声が上がっています。
木下優樹菜さんは2019年10月にブログやインスタグラムで、2番目の姉が働いていたタピオカドリンク店のオーナー側と給料等を巡りトラブルになっていることを明かし、530万人以上いたフォロワーに向けて、店には行かなくていいと呼び掛けました。
その裏ではタピオカドリンクドリンク店の店長に、「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるから、これからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね。」「週刊誌に姉がこういう目にあったって言えるからさ、ほんと、そろそろちゃんとしないと立場なくなるよー もーさ、やめなぁ?覚悟決めて認めなちゃい おばたん」
などと、SNSから恫喝まがいのダイレクトメッセージ(DM)を送っており、これがネット上に流出して大炎上騒動に発展したほか、タピオカドリンク店からも訴訟を起こされています。
この“タピオカ騒動”が原因で木下優樹菜さんは芸能活動を自粛、昨年7月には芸能界引退を発表しましたが、引退発表からわずか2ヶ月後には、新たなインスタグラムアカウントを開設し、「There is no correct answer in life(人生に正解はない)」をモットーに、モデル活動や様々な商品のPRを行っています。
そうした活動を見聞きし、『ロハス製薬』側が怒りをあらわにするのも当然かと思いますし、木下優樹菜さんのタピオカ騒動が原因でブランドが損害を被ったのは事実なので、東京地裁の判決次第となりますが、木下さんには誠実な対応をしてほしいものですね。