複数の女優に性被害を告発された俳優・木下ほうかさん(本名=木下鳳華 58歳)が、所属事務所『cactus(カクタス)』から契約解除されるとの情報をニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。
木下ほうかさんは24日発売の週刊誌『週刊文春』によって、過去に2人の女優に対して性的な行為を強要していたことが報じられ、ネット上では大炎上状態になっていますが、今もなお事務所や本人は報道に対してコメントを出すことなく、黙殺を続けています。
『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』によれば、木下ほうかさんは4月5日スタートの山下智久さん主演ドラマ『正直不動産』(火曜22時 全10話)への出演が発表されているものの、NHKのホームページからコメントが削除されたほか、出演シーンを大幅にカットする方向で話を進めているといい、現時点で公開されている予告動画でも木下さんの姿はありません。
そして、日刊大衆の記事ではNHK関係者が、「どうやら事務所から早々に契約解除、事実上の“解雇”となることが決まっているそうです。早ければ本日、3月28日中にも契約解除が発表されるといいます」
と明かしています。
なお、現時点ではカクタスの公式サイトから木下ほうかさんのプロフィールページなどは削除されておらず、本当に契約解除となるのかどうかは不明です。
ただ、木下ほうかさんと同様に、複数の女優から性強要を告発された俳優・映画監督の榊英雄さん(さかき・ひでお 51歳)は、性的な行為を強要したことはないと否定していたものの、業務提携先の芸能事務所『Ruby・sue(ルビー・スー)』に26日付でマネージメント契約を解消されており、木下さんもこのまま事務所をクビになったとしても不思議ではないですね。
今回の騒動は事務所をクビになるだけでなく、芸能界追放の可能性もあるほど深刻な問題だと指摘されており、NHKは『正直不動産』の出演シーンを大幅カット対応するとのことですが、直近ではこの他に4月9日スタートの反町隆史さん主演『今どきの若いモンは』(WOWOW 土曜22時30分)にも出演しており、こちらも出演シーンがカットされるかもしれません。
沈黙を続ければ続けるほど状況が悪化してしまうだけに、すぐにでも会見をするなり、釈明コメントを出すなりした方がいいとの声が上がっていますが、事務所からの契約解除が発表されるタイミングでコメントを出すのか今後の対応は不明ながら、この件についてしっかりと説明を行ってほしいものです。