2013年上半期に放送されたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』への出演によって大ブレークし、ドラマや映画、CMに引っ張りだこ状態の女優・有村架純さん(22)は、来年公開される映画『アイアムアヒーロー』(佐藤信介監督)でヒロインを演じているのですが、ドタキャン騒動が物議を醸しているとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
『アイアムアヒーロー』は、漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の花沢健吾さんによる同名ホラー漫画が原作で、有村さんの他には大泉洋さん、長澤まさみさん等が出演しているのですが、有村さんのドタキャン騒動によって大泉さんと長澤さんは多大な迷惑を被り、スタッフのピリピリムードもピークに達しているといいます。
<↓の画像左から長澤まさみさん、大泉洋さん、有村架純さん>
製作会社スタッフによると、映画の本編は来年公開予定となっているものの、平行してスピンオフ作品の制作が行われていたそうで、このスピンオフ作品は7月にクランクイン(撮影開始)する予定だったそうです。
しかし、有村さんのスケジュールの都合によりクランクインが延期となり、さらには撮影開始ができるとなったところで、有村さん側から出演辞退を申し込んできたとのこと。
これに対して関係者は怒り心頭で、本編との整合性のために別のキャストを用意することもできず、脚本を大幅に変更し、長澤さんのシーンを増やすなどの苦肉のテコ入れを行っているといいます。
今回こうしたドタキャン騒動を起こしてしまった有村さんは、『あまちゃん』でブレークした後に仕事を選ばずに数々の仕事をこなしており、業界では「仕事を選ばない優等生」として業界内での評価は上がっていたそうで、映画のヒロインを選定する際にまず名前が挙がるのが有村さんだったそうです。
しかし、ここにきて仕事を選ぶようになってしまったそうで、テレビ局のプロデューサーが「あの子は最近調子に乗っている」とぼやいているといいます。
有村さんは『アイアムアヒーロー』だけでなく、来年公開予定の『僕だけがいない街』に出演しており、さらに10日からスタートした連続ドラマ『海に降る』(WOWOW)で主演を務め、その他にも数多くの仕事をこなしている人気女優であることから、全ての仕事を受けるのは難しく、優先順位の高い仕事からこなしていっているのではないでしょうか。
また、スケジュール管理に関しては有村さんがやることではなく、マネージャー等がやることなので、これは有村さんのことだけを責めるのはおかしいのではないかと思いますが、有村さん自身が仕事を選びドタキャンしたのだとすると問題があり、これが続くようだと評判が徐々に下がり、それに伴って仕事も減っていってしまうかもしれませんね…。