フジテレビの看板ドラマ枠「月9」(月曜21時)の視聴率が低迷しており、1ケタ台の視聴率を連発してワースト記録を更新し続けていることから、月9ドラマ枠が廃止されるという噂も囁かれています。
また、週刊誌『週刊女性』によれば、現在月9で放送中の嵐・相葉雅紀さん(34)主演『貴族探偵』については、第2話以降の視聴率が8~9%台で推移していることから、今後の視聴率次第で打ち切りという噂も出ているといいます。
さらに、10月期に元SMAP・木村拓哉さん(44)主演の作品が放送予定という噂も出ていましたが、フジテレビの亀山千広社長(60)が退任することが決定し、社長の交代によってこの話は白紙に戻ったとも言われているそうです。
そうした中で、10月期のドラマで主演として浮上しているのが女優・篠原涼子さん(43)だと『週刊女性』は報じています。
篠原涼子さんはこれまでに、『アンフェア』、『ラスト シンデレラ』、『オトナ女子』などのフジテレビドラマで主演を務め、『アンフェア』は全11話の期間平均視聴率が15.4%、『ラスト シンデレラ』は15.2%を記録するなど好視聴率を獲得していることから、篠原さんを主演に起用し視聴率を盛り返していきたいと意気込んでいるといいます。
篠原涼子さんの相手役として名前が挙がっているのは、放送中のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演している俳優・高橋一生さん(36)だといい、高橋さんのスケジュールは3年先まで埋まっていると言われるほどの人気ぶりではあるものの、大河ドラマの撮影は夏頃には終了予定であるため、10月期の月9ドラマ出演は可能とのこと。
<↓の画像が、高橋一生さんの写真>
テレビ局スタッフによると、篠原涼子さんの相手役というだけでなく、W主演級で高橋一生さんに出演オファーをしているという話もあるそうです。
ちなみに、高橋一生さんは10月2日から放送がスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』(主演:葵わかなさん)に出演しており、5月にクランクイン予定となっています。
そして、この噂に対してネット上では、
- どうせ失敗するんだから、素敵な俳優陣の汚点になるような仕事をさせないで
- 誰がやっても大して変わらないような気が…。脚本次第ですかねー
- 福山雅治みたいに俳優ありきの二の舞ドラマになりませんように
- 決まれば、嬉しいけど…けど朝ドラあるし、脚本でコケても役者のせいにされるし、微妙。。。。
- 脚本がよければ、相葉でも観てたよ。実際、初回少し観てみたからな。何故にあんな脚本でアニバーサリーを飾ろうとしたのか。相葉も他のキャストも気の毒だ。見る側としたら、誰が主役であろうと脚本次第だよ。
- キャスティングよりも脚本。キャスティングに合わせて脚本を無理やり作るから、つまらないドラマになることにいつになったら気がつくんだろ。
などのコメントが寄せられています。
篠原涼子さんが主演を務めた作品で好視聴率を獲得しているものは多くあるのですが、2015年10月期に木曜22時枠で放送の『オトナ女子』については、初回平均視聴率9.9%、その後も7~9%台で推移し、全10話の期間平均視聴率は8.7%と微妙な結果に終わっています。
かつては数字を持っている役者が出演すれば、中身は微妙でもある程度の数字が見込めましたが、現在は脚本・演出が良くないと数字を取るのは難しい時代です。
特に、フジテレビが制作するドラマの質は以前に比べて低下しているため、篠原涼子さんと高橋一生さんが共演するからといって期待することは出来ないですね。
月9で7月期放送の“山P”こと山下智久さん(32)主演の『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― 3rd season』は、前作から約7年ぶりの復活である程度の数字を取れるとみられており、10月期でその数字を落とさずに月9の視聴率を回復させていければいいのですが、果たしてどうなるでしょうか。
ネット上でも期待する声は皆無となっているのですが、視聴率回復に向けてどのような作品を放送するのか注目したいところです。